ひと・もの・こと
第20回ゲスト/羽山暁子さん
2023年10月のゲストは、株式会社Pallet 代表取締役・羽山暁子さんです。
羽山さんは、東京から仙台へIターン後、フリーランスを経て、企業の組織作りの支援や地域共創に関わる、株式会社Palletを創業しました。
そのかたわら、一般社団法人グラミン日本 仙台支部 支部長も務めています。
ザッソウラジオの収録には、職住一致を考えて建てたという羽山さんのおうちから参加。楽屋タイム(収録と収録の間の裏ザッソウ時間のこと)では、Zoomを通して、ルームツアーもありました。緑に囲まれた、すてきなおうちでしたよ。
収録後は、「これから東京へ出張です!」と元気に出かけていった羽山さん。とってもpowerfulです!
エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」
アメリカの経営学者、サラス・サラスバシー教授が発見・提唱した「エフェクチュエーション」。
彼女が行った意思決定実験によると、熟達した起業家たちの意思決定には、明確なパターンがあったそう。
この論理を5つの特徴的なヒューリスティクス(経験則)に落とし込み総体として名付けたのが「エフェクチュエーション」なのだそうです。
ちょっと難しそうですが、その原則は次のように名付け(訳されて)られています。
「手中の鳥」の原則
「許容可能な損失」の原則
「レモネード」の原則
「クレイジーキルト」の原則
「飛行機のパイロット」の原則
おもしろそうですよね!?
目次は、出版社のサイトからもご確認ください。
おまけのはなし。
実は、ザッソウラジオで「エフェクチュエーション」が初登場したのは、竹林一さんの回でした。ぜひ、聞き直してみてくださいね。
「熟達論―人はいつまでも学び、成長できる―」
基礎の習得から無我の境地まで、人間の成長には5つの段階がある。では、壁を越え、先に進むために必要なものは何か。自分をどう扱えばいいのか。「走る哲学者」が半生をかけて考え抜き、様々なジャンルの達人たちとの対話を重ねて辿り着いた方法論が一冊に。経験と考察が融合した現代の「五輪書」誕生!
https://www.shinchosha.co.jp/book/355231/
ザッソウラジオ9月のゲスト、編集者の岩佐文夫さんがプロデュースされた、為末大さんの書籍『熟達論』。
詳細は、どうぞザッソウラジオをお聞きいただきたいのですが、著者としてたくさんの書籍を出している為末さんが、はじめてご自身で企画し、ゼロから書き始めたという書籍です。
執筆のあいだ、岩佐さんはずっと為末さんの壁打ち相手となり、熟達論が形になっていく時間を過ごしたといいます。
岩佐さんのnoteも、ぜひお読みください▶為末大さんは『熟達論』をいかに書き上げたか
第19回ゲスト/岩佐文夫さん
フリーの編集者である、岩佐文夫さん。
このところ、倉貫さんとがくちょのトークテーマとなっている、為末大さんの「熟達論」をプロデュースされました。
岩佐さんは、出版社のダイヤモンド社から独立後、さまざまなコンテンツやメディア、書籍などのプロデューサー・編集者として活躍しています。また、学びの音声メディア「VOOX(ぶっくす)」の編集長も務めていらっしゃいます。
これまでに担当された書籍に、安宅 和人(あたか かずと)さんの『シン・ニホン』。岡田 武史(おかだ たけし)さんの『岡田メソッド』、暦本 純一(れきもと じゅんいち)さんの『妄想する頭 思考する手』があります。
倉貫さんとがくちょは、読者、著者とさまざまな立場に立って、岩佐さんと「本を作ること」についておしゃべりしました。
中の人(ザッソウラジオディレクター)としては、第3回のインタビュー3.0と仕事相手と同化の話が、とても印象的でした。普段、編集・ライターの仕事として、インタビューを担当することが多いのですが、相手にとっていい問いになっているといいな、と思いつつ、その問いのためには関係性も重要?とも考えました。
編集とは、紙の上で言葉を整えるだけでなく、思考や目に見えないものを編む仕事なのだなと感じました。
第18回ゲスト/山縣正幸さん
企業行動論や企業発展論がご専門で、現在は近畿大学 経営学部 経営学科 教授として、経営やビジネスの研究をされている山縣さん。
大学では、「価値創造のデザイン:さまざまなステイクホルダーの期待を満たすために」というゼミを行っています。
サービスデザインや意味のイノベーションなどの「デザイン経営」のアプローチで、企業がさまざまなステイクホルダーに対し、どうやって価値を創り、提供していくかを考えていくゼミ。「学びも遊びもガチで」というミッションもあるそうです。
ザッソウラジオ、第1回と第2回では、専門の経営学のこと、そして学生たちとの関わり方を中心におしゃべりしました。
そして第3回は、山縣さんが大好きという能と、世阿弥について。
「キャッチコピーがうまい」といわれる世阿弥は、「初心忘るべからず」や「秘すれば花」など、聞いたことある!という言葉を数々残しています。
トークはそろそろ終わり…?と思いきや、能と世阿弥の話で再びグッと盛り上がるおしゃべりをお楽しみください。
GAFAも学ぶ!最先端のテック企業はいま何をしているのか
ザッソウラジオ、2023年6月のゲスト成嶋祐介さん初めての著書。
GAFAも学ぶ!最先端のテック企業はいま何をしているのか: 世界を変える「とがった会社」の常識外れな成長戦略
(東洋経済新報社/2023年5月31日販売)
【目次情報】
はじめに第1章 「便利」から「楽しい」に価値基準がシフトしている
EXを導入している世界最先端のテック企業①ピンドゥオドゥオ②シャオホンスー(小紅書)〈通称:レッド〉③チャンバ第2章 ユーザーと企業が「共犯関係」を築いている
Winの4乗ループを導入している世界最先端のテック企業①タオバオライブ(淘宝直播)②ソーヤング③ジーフー(知乎)第3章 「五感を刺激する」買い物体験購買意欲を加速させている
動画ファーストを導入している世界最先端のテック企業①TikTok〈中国名:ドウイン(抖音)〉②クアイショウ(快手)③シマラヤ(喜馬拉雅)第4章 24時間365日、需要と供給の出会いを生み出し続けている
「空白」をつくらないマッチングシステムを導入している世界最先端のテック企業①メイトゥアン(美団)②ウーラマ(Ele.me)③ラッキンコーヒー第5章 「信用の見える化」で共通の評価軸を立てている
信用スコアを導入している世界最先端のテックサービス セサミクレジット(芝麻信用)第6章 「オンライン」と「オフライン」の境界が取り払われている
スーパーOMOを導入している世界最先端のテック企業 アマゾン「Amazon Go」とウォルマート「インホーム・デリバリー」/テックサービス 中国の「自動棚」第7章 定価にこだわらず利益を最大化する値付けをしている
ユーザー起点型ダイナミック・プライシングを導入している世界最先端のテックサービス①ホテル予約サイト②スマート駐車場/テック企業 ディディ(滴滴出行)第8章 小さな課題や悩みが1か所に集まり、大きな価値が生まれている
スイミー戦略を導入している世界最先端のテックサービス①サイケイ(再恵)②アスクボット第9章 「PCレス戦略」で専門性が民主化されている
テクノロジーのフラット化を導入している世界最先端のテックサービス①タブレット型BtoBシステム②WeChat カスタマーサービス第10章 「ハード」ではなく「ソフト」で差別化が行われている
シン・ものづくりを導入している世界最先端のテック企業①セグウェイ‐ナインボット②アイフライテック(科大訊飛)おわりに
Amazon著作ページより
人形屋ホンポのオリジナルひな人形
ザッソウラジオ6月のゲスト、成嶋祐介さんが代表を務める株式会社成島では、ひな人形や五月人形といった節句人形の専門店「人形屋ホンポ」を運営しています。
人形屋ホンポのオンラインショップでひな人形を買うお客さまは、20代後半から30代前半の方が中心。ライフスタイルや嗜好の変化により、「今」らしさのある、ひな人形へのニーズがあります。
いっぽうで、人形をつくる職人の方の平均年齢は60代であり、なかなかお客さまの声を聞く機会がありません。
そこで成嶋さんは、お客さまアンケートや購入データを通して、「お客さまの好むスタイル」を調査しました。
それをもとに、デジタル技術(3Dプリンタ、3Dスキャン、UVインクジェットプリンターなど)で、人形のデザインをデータ化。データは、職人の方たちの人形作りの現場へ提供したり、自社オリジナルのデザインの参考に活用しています。
アナログな職人技と、デジタル技術をかけあわせて、ひな人形に新たな価値を生み出しているのです。
成嶋のオリジナルひな人形
正絹さくらシリーズ
職人による伝統的な人形づくりをベースに、顔の表情やお化粧、衣装にいたるまでデジタル技術を駆使し、今のお客様が好むデザインにアレンジしたひな人形。
ひなまりシリーズ
サイズ感や人形のかたち・表情など全体の設計を、今の嗜好や生活にフィットするように一から企画したひな人形。
さらに「ひなまりシリーズ」は、カスタムできるモデルも販売予定。
ひな祭りの時期を問わず、楽しめますね。
第17回ゲスト/成嶋祐介さん
起業家の成嶋祐介さん。
大学卒業後、ひな人形や五月人形などの節句人形を販売する家業を継いだ成嶋さん(四代目にあたるそう)。
業界で、いち早くEC(人形屋ホンポ)をスタートし、現在ではオリジナルのひな人形などもプロデュースしています。
また、2019年からは、深セン市越境EC協会日本支部の代表理事も務めることに。
デジタルガジェット好きの成嶋さんにとって、中国の最新テック事情は興味がつきない分野。ザッソウラジオ収録の日も、中国出張から帰ってきたばかり、とのことでした。
5月31日に出版した初の著書「GAFAも学ぶ!最先端のテック企業はいま何をしているのか―世界を変える「とがった会社」の常識外れな成長戦略」では、成嶋さん独自の視点で、中国で人気のサービスを紹介。
ザッソウラジオでは、書籍に取り上げられたエピソードの裏側についておしゃべりしました。
人が増えても速くならない~変化を抱擁せよ~
倉貫さんの新刊。2023年6月10日発売です。
(以下、プレスリリースより参考)
「軽微な修正をして欲しいだけなのに、思っていた以上に時間が掛かる」
「開発を速めたくてプログラマを増やしたのに、一向に速くならない」
「優秀なエンジニアを採用したのに、すぐやめてしまった」
開発の現場で起こるこれらの事象が、なぜ起こるのか。どうしていくべきなのか。
本書では、プログラマー歴12年・経営者歴12年の著者が、エンジニアのやる気を損なう原因や、変化に対応できないソフトウェアが生まれる原因を指摘し、マネージャーとしてどのように対処すべきかについて具体的なアドバイスを提供しています。
「エンジニアと仕事する上でうまくいかないことが多く、エンジニアの思考が知りたい」
「変化しやすいソフトウェアを作っていきたいが、どうしたらいいか分からない」
「自社のエンジニアが辞めていってしまう現状を、どうにかしたい」
そんな経営者・マネージャーの方にぜひ読んでいただきたい一冊です。
■目次
1章 「完成しての、終わりではない」
2章 「人を増やしても速く作れるわけではない」
3章 「たくさん作っても生産性が高いとは言えない」
4章 「人に依存せず同じ品質で作ることはできない」
5章 「プレッシャーをかけても生産性は上がらない」
6章 「見積もりは求めるほどに絶望感は増す」
7章 「一度に大きく作れば得に見えて損をする」
8章 「工程を分業しても、効率化につながらない」
第16回ゲスト/浅野かおりさん
2023年5月のゲストは、有限会社ズーティー取締役・副社長の浅野かおりさんです。
同社のEC事業「イーザッカマニアストアーズ」は、2002年に楽天市場店をオープン。浅野さんは、2004年に楽天大学の合宿でがくちょと知り合い、もう20年近い仲になります。
(楽天市場のサービスがスタートしたのは、1997年のこと。楽天市場の出店者がネットショップ運営のノウハウを学びあう『楽天大学』が開校したのは、2000年でした)
とはいえ、今回のザッソウラジオでは、浅野さんのお仕事の話はありません(ディレクターは聞きたかったんですが・笑)。またゲストにいらっしゃったときには、アパレルのお話も聞きたいです。
ズーティのコーポレートサイトメディア、とっても面白いので、ぜひお読みください。
「すべては1人から始まる」
「すべては1人から始まる」ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力
(著 : トム・ニクソン 監訳 : 山田裕嗣、青野英明、嘉村賢州/英治出版)
第15回のゲスト、山田裕嗣さんが翻訳・出版に関わった書籍です。
倉貫さん&がくちょがいう「ソース原理の本」とは、この書籍のこと。
◆ソース原理とは
500人以上の起業家・経営者による研究からピーター・カーニックが見出した、
「人がビジョンを実現しようとするプロセス」を捉える原理原則。
「ソース」とは、「アイデアを実現するためにリスクを負って最初の一歩を踏み出した個人」であり、必ず1人しかいないとされる。
最初の一歩を踏み出した瞬間に「クリエイティブ・フィールド」(創造の場)が生まれ、
そこに惹きつけられた人々が集まり、さまざまな役割を担いながらビジョンの実現に向けて
共にイニシアチブ(創造活動)に取り組む。本書は、起業家のトム・ニクソンが自社やクライアント向けにソース原理を実践した経験から、
イニシアチブの立ち上げから、組織づくり、採用、事業承継、お金との向き合い方まで
具体的な実践方法を示した一冊。近年注目を集める『ティール組織』著者のフレデリック・ラルーが、
http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2332
「もし私が事前に知っていたら、必ず『ティール組織』で紹介していた」というほど
重要な概念として紹介されたため、世界中の次世代型リーダーが学び、実践しはじめている。
第15回ゲスト/山田裕嗣さん
2023年4月のゲストは、令三社の山田裕嗣さん。
倉貫さんとがくちょがハマっている、『すべては1人から始まる ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』の出版に関わったチームのおひとりです。
実は、倉貫さんもがくちょも、ザッソウラジオの収録前に、何度も山田さんとおしゃべりをしていたそうです。それでも、ソース原理の話題がつきることはありません。すごい沼です。
では、簡単にソース原理についてご紹介しましょう。
Source Principleとは、提唱者であるPeter Koenigが30年以上に渡って「人とお金との関係」について探求してきた中で見出した考え方です。
あらゆる組織・プロジェクトには、必ずSource(ソース)という特別な存在が1人いるとされています。
https://r3s.jp/initiative/tags/WWS
Sourceは、アイディア(idea)の中から、実現に向けた歩み(initiative)の最初の一歩をリスクを取って自ら踏み出す個人である。Sourceを引き受けた個人は、initiativeの持つビジョンを深く察知する特別な役割を担います。
くわしくは、令三社のサイトをぜひご覧ください。
こちらの記事も、参考にどうぞ。
変革はたった「ひとり」から始まる――「ソース原理」が後継者不足に悩む日本にもたらすものとは?
「1日1アイデア 1分で読めて、悩みの種が片付いていく」
3月のゲスト、高橋晋平さんの新刊です(KADOKAWA/2023年2月22日発売)。
1日1アイディア、365個のアイディアが1ページずつなので、「分厚い!」と驚く人も多いとか。
一気に読むも良し、1日1ページ順番に読むも良し。はたまた、好きなページを開いて偶然に任せるも良し。
読み方を考えるところから、いろんなアイディアが浮かんできますね。
アイデアとは、自分の心の中の願望が実現するきっかけです
本書では、世界中の事例や著者の経験から厳選した「人生を楽しくラクにするアイデア」が1日1つずつ、日付入りで365個紹介されています。すぐに試せるものから仕事のスキルを上げるものまで、それぞれ1ページにやり方と考え方を凝縮。読めば読むほど、1日ごとに発想力が豊かになっていく仕掛けのこれまでにない革新的発想本です。偶然開いたページから読めば、セレンディピティに満ちた本としてもお使いいただけます。
https://www.kadokawa.co.jp/product/322203001137/
第14回ゲスト/高橋晋平さん
梱包材のプチプチ、見つけると嬉しくなりませんか?
ひとつひとつを指で押す遊び、ハマりますよね!
3月のザッソウラジオのゲスト、おもちゃクリエイターの高橋晋平さんは、エンドレスでプチプチが遊べるおもちゃ「∞(むげん)プチプチ」の生みの親。
現在は、働いていたおもちゃメーカーから独立し、株式会社ウサギの代表として、おもちゃやゲーム、遊びの企画開発をしています。
どことなく、雰囲気が似ている倉貫&がくちょと高橋さんのおしゃべり、お楽しみください。
第13回ゲスト/栗栖義臣さん
はてなブログの運営やサーバ管理サービスMackerelなど、幅広い領域のインターネットサービスを展開する、株式会社はてなの代表取締役社長、栗栖さん。今回は、Ossan.fmのパーソナリティとして、ザッソウラジオへ遊びにいらっしゃいました。
いつも使っているというヘッドフォンを装着して収録に参加した栗栖さん、貫禄があって、かっこよかったです。ポッドキャストの先輩に対し、倉貫さんとがくちょが色々とザッソウ(雑な相談)をするという、面白い回になりました。ぜひ、第3回に驚いてくださいね。
第12回ゲスト/我堂佳世さん
トラリーマン対談をきっかけに知り合った、我堂さんとがくちょ。実は、倉貫さんも交えてじっくり話をする機会は、「ザッソウラジオがはじめて!」とのこと。とはいえ、トラリーマンな3人の呼吸はぴったり。2021年に長年勤めていた会社から独立し、自由な立場で働き始めた我堂さんの日々思うこと、気になることについておしゃべりしました。
収録のあと「ゲストに呼んでいただくタイミングが良かった」と我堂さん。そうお話するゲストの方が、けっこういらっしゃいます。ゲストのお願いは、倉貫さんとがくちょで「あの人に会いたいね〜おしゃべりしたいね〜」と完全にフィーリングで決めているのですが、そのゆるさが何かを引き寄せているのかも!?しれません。
第11回ゲスト/窪之内誠さん
北海道北見市で天然成分100%消臭剤「きえ〜る」などの開発や販売を手がける企業、環境大善(かんきょうだいぜん)の代表・窪之内誠さんこと、ぼっちさん。
環境大善は、環境に優しく、サステイナブルなビジネスを展開する企業として、2022年のForbes JAPANが主催する第6回「スモール・ジャイアンツ アワード」のファイナリスト選出、「ブランディング・CI/VI」部門で2022年度グッドデザイン賞を受賞するなど、注目を集めています。
ザッソウラジオの収録では、「発酵経営」を掲げる事業のこと、職場の皆さんのこと、そして事業の要である「菌」との関わりのことを、たくさんおしゃべりいただきました。まさしく、もやしもんの世界!
第10回ゲスト/稲垣栄洋さん
ザッソウラジオ、記念すべき10人目のゲストは、稲垣栄洋(いながきひでひろ)さんです。雑草生態学をご専門に、静岡大学の学術院で農学領域の教授をされています。
みなさんは、雑草についてどんなイメージをお持ちですか?「雑草魂」という言葉があるように、雑草は環境の変化にも耐えて、たくましく…という印象がありますよね。でも、本当の雑草は……
雑草の真実!?も学べる稲垣さんとのザッソウ、お楽しみください。
「ESG投資で激変!2030年 会社員の未来」
10月のゲスト、市川祐子さんの著書。
ESGとは、環境(E: Environment)、社会(S: Social)、ガバナンス(G: Governance)のこと。
本書では、なぜESGが注目されているのか?「働く」はどんなふうに変わっていくのか?について、わかりやすく語られています。
ESGの入門書におすすめです。
【目次】
Amazon販売ページより
第1章 なぜ、企業にESGが必要なのか?
ある日、ECサイトの社長に聞かれた。なぜ企業がESGをやらなくちゃいけないのか
第2章 「ステークホルダー資本主義」って何だろう?
株式会社とは?株主とは?上場準備中の社員に説明してみた
第3章 ESG投資は本当に儲かるのか?
すご腕ファンドマネジャーが「伸びる会社」を見分けるキーワード
第4章 ESG投資が、日本の会社員の働き方を変える
今どき東大生の就職先NO1はメガバンクでも官庁でもない
第5章 10年後に効く、「教養としてのコーポレートガバナンス」
ESGの「G(ガバナンス)」が会社員の「出世すごろく」も変える
第6章 あなたの北極星、「パーパス」に向け、道のない旅を
伝わる「パーパス(存在意義)」に人もお金も引き寄せられる
第9回ゲスト/市川祐子さん
長年にわたり、IRと呼ばれる投資家向け広報としてご活躍されているマーケットリバーの市川さん。
楽天には、同社で初めての専任IR責任者として入社し、12年の間、楽天グループのIRに関わっていらっしゃいました。現在は独立され、さまざまな企業の社外役員を務めています。倉貫とは、クラシコムの社外取締役同士という仲です。
9月に出版した「ESG投資で激変!2030年 会社員の未来」の執筆ウラ話を中心にザッソウしましたよ。
第8回ゲスト/竹林一さん
第8回のゲストは、しーさんこと竹林一(たけばやしはじめ)さんです。
1981年にオムロンへ入社され、新規事業の開発、事業構造改革の推進などを経て、現在はオムロンのイノベーション推進本部シニアアドバイザー、京都大学経営管理大学院の客員教授として、ご活躍されています。
3話じゃ足りない!?ノンストップのおしゃべり、お楽しみください。
しーさんと倉貫の出会いはこちらの動画から。
ゲスト/大島武宜(おおしま たけのり)さん
「ザザザ ザッソウ〜♪」でおなじみ、ザッソウラジオのテーマの生みの親。ふだんは、ザッソウラジオの編集を担当しています。その正体は、ギタリスト・歌うたい・コンポーザ・プログラマ・デザイナー。歩くEテレ。
ソフトウェアとハードウェアの狭間を際限なく行き来する自由工作員として奔走する傍ら、Senkawos/タとエ/大島武宜と働く機械などで演奏活動を行っています。好きな猛禽類はフクロウです。
Ossan.fm
京都在住のくりす(@chris4403)さんと、ながやま(@nagayama)さんが、日常の出来事や、おすすめしたい本、映画をゆるゆるとお届けする雑談系ポッドキャスト。くりすさんと友だちの倉貫さん。ゲストに呼ばれ、「テーマのないおしゃべりって楽しい…!」と実感。ザッソウラジオをはじめるきっかけになりました。倉貫さんゲスト回は、2022年1月7日(#170)と14日(#171)の配信分です。
行列のできるインタビュアーの聞く技術――相手の心をほぐすヒント88
第7回のゲスト、宮本恵理子さんの著作です。インタビュアーとして活動、育んできた「聞く技術」を大公開。
会話やコミュニケーションが苦手でも
Amazon著作ページより
一瞬で信頼される人になれる!
そのために必要なたった一つのスキル
それが「聞く技術」だ——
「話すなら、絶対、彼女に聞いてもらいたい」
有名経営者がこぞって指名する伝説のインタビュアー、宮本恵理子さん
インタビュー歴20年超、これまでに話を聞いた相手は2万5000人以上!
彼女が指名される最大の理由は「信頼される聞き方」を実践しているから
[取材][営業][1on1][会議][面接][コーチング][採用][雑談]
どんなシーンにも活用できる「相手の心をほぐすヒント88」を一挙公開!
グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル
安武さんオススメの、Netflixで配信中のドキュメンタリー。
2016年の米国大統領選挙をきっかけに明らかになったSNSの闇。その象徴ともいうべきデータ会社ケンブリッジ・アナリティカと一連の事件に関与した人々を追う。
https://www.netflix.com/jp/title/80117542
第6回ゲスト/安武弘晃さん
創業期の楽天に入社し、長らくエンジニアとしてご活躍されてきた安武さん。2016年に楽天を退職したあと、現在はご自身の会社を起業し、アメリカにお住まいです。3人でのおしゃべりは久しぶりのことでしたが、収録中ずっと温かい雰囲気がありました。オンラインで話をしているのに、温かさがあるって不思議ですね。
ザッソウラジオのテーマ
「ザ・ザ・ザ・ザッソウ〜♪」でおなじみ、ザッソウラジオのメインテーマ。「耳から離れない」「つい口ずさんでしまう」などのクレーム(?)が、おたよりで届いています。作詞・作曲・演奏・録音は、ザッソウラジオの編集担当・大島武宜さんです。
ザ・ザ・ザ・ザッソウ
雑談と相談で 点と点が線になる
線と線が面になって 颯爽と拡がるワールドザ・ザ・ザ・ザッソウ
雑談と相談で 点と点が線になる
線と線が面になって
雑談ではじまる 相談でつながる
ザッソウで拡がるワールド
登場回を聴く
園児が料理をし、お金も稼ぐ。想像の斜め上を行く子が育つ保育園
ザッソウラジオ第5回のゲスト、ふるかわりささんが運営する保育園では、食べることを通じて子ども達が自発的に活動しています。その内容を詳しくレポートした記事をご紹介。ザッソウラジオ内でも語られた、「子どもが包丁を使えるようになるプロセス」のエピソードも。どうぞ、お読みください。
第5回ゲスト/ふるかわりささん
お住まいの鹿児島から、ザッソウラジオに参加してくださったふるかわさん。
収録時、Zoomの背景には、錦江湾に浮かぶ雄大な桜島の姿がありました。この眺めは、ふるかわさんが代表理事を務めるNPO法人・薩摩リーダーシップフォーラムSELF運営のコワーキングスペースがある「かごゆいテラス」(鹿児島県庁18階)から見えるそうです。
ふるかわさんは、日本語教師として韓国や中国の大学などで働き、帰国後に出産祝い専門のウェブショップ「出産祝いのココレカ」をオープンしました。そのかたわら、出身地の霧島市と鹿児島市の繁華街・天文館で、食育を大切にした保育園を運営。鹿児島を拠点に、地方創生と食を軸にした活動を展開しています。
プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる
著:尾原和啓/幻冬舎
ザッソウラジオ第4回のゲスト、尾原和啓さんの著作です。
完成品ではなく「制作過程」を売る!
〝良いモノ〟だけでは稼げない時代の新常識インターネットによって完成品はすぐコピーできるようになった。だから完成品で差別化するのは難しい。
幻冬舎・書籍紹介ページより(https://www.gentosha.co.jp/book/b13836.html)
そんな時代にはプロセスにこそ価値が出る。なぜならその人だけのこだわりや哲学が反映されたプロセスは誰にもコピーできないからだ。
完成品ではなく制作過程そのものを売る。
プロセスエコノミーはこれからを生きる全ての人の武器になる。
第4回ゲスト/尾原和啓さん
IT評論家・専門家として活躍される尾原さんは、現在お住まいのシンガポールから、ザッソウラジオへ遊びにいらっしゃいました(ザッソウラジオはZoom収録です)。
尾原さんを「おばらっち」と呼ぶがくちょとのかけあいは、まるで学生たちの放課後のおしゃべりのような賑やかさを感じました。そして、『銀河英雄伝説』が大好きという尾原さん。同じく作品のファンであるという倉貫も一緒に、盛り上がります。第2回、第3回と進むごとに、「ウラ」の尾原さんが出てくる流れをお楽しみください。
アート思考ドリル
著:若宮和男/実業之日本社
ザッソウラジオ第3回のゲスト、若宮和男さんの著作です。
「アート」に対して苦手意識がある人でも、本書を読めば「アート」の面白さとその背景にある「美学藝術学」という学問の奥深さを体感でき、「考える」ことが楽しくなるはずです!
今の時代、私たちは仕事や日常生活のあらゆる場面で「正解のない」事態に度々直面します。そんな状況にどのようにして向き合い、乗り越えていけばいいのか、そのヒントをアートは示唆してくれます。
本書のドリルは、大人はもちろんですが子供でもできるものが用意されています。楽しみながら、アート思考の世界を体験してみてください。
実業之日本社「アート思考ドリル」紹介ページより
第3回ゲスト/若宮和男さん
株式会社uni’que代表の若宮さんは、アート思考キュレーター、新規事業開発や起業支援など幅広く活躍され、2022年の春から福岡女子大学客員教授に就任されました。
ザッソウラジオは「ナマニエの話」が大好物です。ナマニエの話とは「結論が出ていなくて、いろいろと思考をめぐらせ中の、まだ仕上がっていない料理のような内容」のこと(近しい意味では、モヤモヤです)。若宮さんの回では、さまざまな切り口を持ったナマニエの話が登場します。変わりゆく答えを探求し続ける奥深さを、ぜひ聞いてください。
第2回ゲスト/青木耕平さん
ECサイト「北欧、暮らしの道具店」を運営する、株式会社クラシコムの代表取締役社長。倉貫は、同社の社外取締役として関わっています。
とはいえザッソウラジオは、ゲストの鉄板ネタやビジネスから離れた楽屋裏トークがテーマ。青木さんとお父さんのお話や、注目を集めるクラシコムの経営について、ユーモアたっぷりにおしゃべりしました。
LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる
著:ケイト・マーフィ/監訳・その他:篠田 真貴子/翻訳:松丸 さとみ /日経BP社
ザッソウラジオ第1回ゲストの篠田真貴子さんが監訳された、「聞くこと」をテーマにした本。2021年8月に発売されてから、11刷72,000部(2022年5月末)と、多くの人に読まれています。
話を聞くということは、自分では考えつかない新しい知識を連れてきます。また、他人の考え方や見方を、丸ごと定着させもします。話をじっくり聞ける人間はもちろん信頼され、友情や愛情など、特別な関係を育みます。「自分の話をしっかり聞いてくれた」ら、自分の中でも思いもよらなかった考えが出てくるかもしれません。どんな会話も、我慢という技術は必要です。しかし、それを知っておくだけで、人生は驚くほど実り豊かになります。
日経BOOKPLUS書籍紹介ページ(https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/21/P89000/)
第1回ゲスト/篠田真貴子さん
エール株式会社 取締役。
倉貫とがくちょは「しのまきさん」と呼んでいます。
ザッソウラジオ、初めての収録は2021年の年末のことでした。話すテーマなし、打ち合わせなし、という「ふわふわ」な状態の中で始まりましたが、仲良し3人のおしゃべりは大盛り上がり。そして、なんとなくしゃべった内容が、番組の終わりですとんと着地する「らせん体験」が、篠田さんの回で生まれます。どうぞ、3回分通して聞いてみてくださいね。
アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方 ~カオスな環境に強い「頭の良さ」とは~
がくちょ(仲山進也)の新刊(2022年6月/小学館)。ラジオで登場する「アオアシ本」とは、この本のことです。
アオアシ(作:小林有吾/ビッグコミックスピリッツで連載中)は、プロサッカークラブの育成部門(ユース)を舞台に、主人公・青井葦人(あおいあしと)の成長を描くサッカー漫画です。アオアシ本では、原作のアオアシのストーリーを追いながら、「“自ら考えて動く”とはどういうことか?」を探求していきます。
パーソナリティ/がくちょ(仲山進也)
仲山考材株式会社・代表。楽天グループ株式会社 楽天大学学長。楽天で唯一のフェロー風正社員。おうちの庭に、たびたびリスがやってきます。(プロフィール写真撮影:守谷 美峰)