ソーシャルチェンジのチーム体制にむけて

思考メモ

このサイト「ソーシャルチェンジ」は、これまで倉貫のブログとして書いてきました。

ブログを書く目的は、採用や問い合わせと思われがちですが、やってきた当人にとっては、あまり意識したことはありませんでした。

シンプルに自分たちの取り組みで気づいたこと、自分たちなりに大事だと思ったことを世の中の人に伝えたかったのです。

これは、エンジニアたちの間では知見をオープンにしてシェアするカルチャーがあって、かつて私もエンジニアだったことが影響しています。

ただし、アウトプットだけすれば良いという姿勢ではなく、常に読者のことを考え、自分よがりな内容にならないよう腐心してきました。

そうして、一つ一つの記事を丁寧に、コンスタントに書いていくことで、徐々に多くの方に読んでもらい、共感してもらうことができました。

その結果として、書籍執筆の機会を頂けたり、集客や採用への好影響はあったのかもしれませんが、意識してきたのは読者への貢献でした。

それは、ソニックガーデンとしての会社のあり方から影響があります。私たちソニックガーデンでは、一気に社員数を増やすことはしません。

急成長ではなく、少しずつオーガニックに社員数が増えていくことを望んでいます。しかし、そのペースでは社会への影響は限られてきます。

私たちが「納品のない受託開発」やリモートワークに取り組むのも、管理をなくしたことも、その方がうまくいくだろうと考えたからです。

そうして取り組んだことの知見をコンテンツとして共有できれば、ソニックガーデンが独占的に巨大な企業にならなくてもスケールできます。

だけど、より多くの人たちに、より多くのことを伝えていくためには、どれだけ私一人が書いても限界があります。そこで体制を変えます。

ソーシャルチェンジは、これからチームでアウトプットしていきます。

私たちが伝えたいことは、私たちの考えに近い人たちにとって肯定されるような、自分たちもできると思えるような、希望となるものです。

遊ぶように働く人たち、幸せに働く人たちが増えると社会が良くなると信じています。そうした社会の実現に貢献できたらと考えています。

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