ソニックガーデン代表 倉貫義人のブログ

アジャイル開発からティール組織への道

「アジャイル開発」が、もはやソフトウェア開発の当たり前の開発方法になって久しい。アジャイル開発とは、少しずつ改善しながら作っていくソフトウェア開発の手法だ。とくにウェブサービスを提供するような企業の多くで導入されている。 ・アジャイル開発の本質 〜 アジャイルとウォーターフォールの違いとは・アジャイル開発とは:「アジャイル開発」をエグゼクティブサマリにまとめてみた 私は、もともとプログラマであり、アジャイル開発を日本に広める活動にも長く取り組んできた。アジャイル開発はソフトウェア開発の手法ではあるが、そこからマネジメントの基礎を学んだし、私たちソニックガーデンの「管理ゼロ経営」の礎となっている […]

これからの時代を生き抜く3つの思考力の鍛え方 〜 プログラミング教育の必修化にむけて

2020年度には小学校でプログラミング教育が必修化されるようだ。その是非について多くの意見があるが、少なくとも早めに自分の素質の向き不向きがわかることは良いことではないか、と思っている。私がプログラミングを始めたのも小学生だった。 それに、プログラミングを学ぶことは、ただプログラムを書くことができるようになるだけでなく、きちんと修得のプロセスを踏みさえすれば、様々な思考法や考える力を身につけることができる。(暗記型の授業形式ではダメだが) プログラミング経験者として、プログラミングを通じて鍛えられたことで社会の様々な場面で役に立った力について、なるべく一般的な言葉を使って書いてみよう。 抽象化 […]

プログラミング経験がない経営者のためのソフトウェア開発 11の事実

今やどんなビジネスでもITが関係している。ITを支えているのはソフトウェアだ。あらゆるものがソフトウェアで実現される時代になった。そんな事業や生活に密接に関わるソフトウェアだが、その開発について知られていないことも多い。 とくに経営者がプログラミング経験がないことで、ソフトウェア開発のリーダーシップをとるときに的外れなマネジメントをしてしまうことがある。あまねく経営者がプログラミング経験があれば良いのかもしれないが、それは現実的ではない。 プログラミング経験がなくても、せめてソフトウェア開発の特性について知っておくと良さそうなこともあると思い、なるべく専門用語を使わずに本稿を書いた。 プログラ […]

ビジネスで大事なことはすべてアジャイル開発から学んだ 〜 今こそ経営者が知るべきアジャイル

なぜアジャイル開発が必要とされるのか アジャイル開発と呼ばれるソフトウェアの開発手法がある。少しずつ実際に動くプログラムで機能を作っていく手法だ。一度に作って終わりではなく、本当に必要な機能から作っていくために、小さく繰り返しながら開発しようというコンセプトだ。 アジャイル開発の登場以前のソフトウェア開発といったら、最初に作るべき機能の要件を全て決めて、一度に最終的に作るプログラムの設計をして、一斉にコンピュータにプログラムを打ち込んで、最終的に人海戦術で動作テストをする作り方だった。 ソフトウェアが、巨大で高価なコンピュータというハードウェアに付属する「おまけ」だった時代は、それでも良かった […]

新しい技術の採用をどうやって決めているのか(とりわけフラットな組織において)

先日、採用に関してメールで質問を頂いた。質問の内容は、新しい技術要素が出てきているが、ソニックガーデンが会社として技術の採用はどう考えているのか?という、技術的な切り口だったので、その回答を社内で意見を集めることにした。 技術的なトピックについて、このブログではあまり取り上げていないのだが、ソニックガーデンのメンバたちがどう考えているか生の声がわかると思うので、頂いた質問と私の回答を、本人の了承を得て、一部抜粋した形でこちらにも掲載しよう。 ホラクラシーのような指示命令や管理統制のない組織での技術戦略について興味のある方、ソニックガーデンに応募しようと考えている方にとって参考になれば幸いだ。 […]

つまらないルーチンワークもクリエイティブな仕事に変えるワークシフトの実現

先日、業務改善とシステム開発を一緒にやってしまう「業務ハック」に関する勉強会が大阪で開催された。以前の東京での業務ハック勉強会の様子はこちら。 業務ハックの大きなポイントは、継続的なシステム改修がセットになっている点であり、一回ドカンと作って使わせるシステムと違って、現場の声を吸い上げて変えていくことができることだ。 業務とシステムの両方を同時に、そして継続的に改善をしていくことで、社内の関係性が対立から協調に変わり、それまでのルーチンワークの業務処理を、システム改修というクリエイティブな仕事に変えてしまうことが出来る。 今回の大阪での業務ハック勉強会では、一つの事例を掘り下げることで、その変 […]

プログラミングの初心者を抜け出すための習慣

約1年前に、プログラミング初心者に向けた、こんな記事を書いた。 これからプログラミングを学ぼうとする君へ 記事にある初学者はどうなったのか。ターミナルから学習と経験を始めて、プログラミングの基本を身に付けて、徐々にユーザインタフェースのリッチな環境に移行して、一人でウェブアプリやAndroidアプリをある程度まで作れるようになった。 短期間で即戦力になるような育て方をしていないので実力は足りないが、これから先も自分で考えてプログラミングを学んでいける土台は作れたのではないか、と思っている。それが証明されるのは、まだ先のことだが、継続すれば力になるだろう。 * * * 少しプログラミングが出来る […]

「業務ハック」で裏方の仕事がヒーローに変わる

先週の金曜日、「業務ハック」に関する初めての勉強会「業務ハック勉強会@東京」が開催された。エントリー自体は100名を軽く超えて、キャンセル待ちも多く発生するほどの規模となった。本当に多くのご参加ありがとうございました。 業務ハック勉強会に参加して感じたのは、これまで表舞台に出てこなかったような業務に携わっている人たちが登壇をして、そのノウハウを共有することが、いかに画期的なのか、ということだった。 こうして共有される機会が出来たことこそが「業務ハック」と名前を付けた意義だったのではないだろうか。この記事では、業務ハック勉強会での所感と、これまで私のブログに頂いた反応への回答を書いた。 セルフマ […]

業務改善とシステム化を一緒にやってしまう「業務ハッカー」という新しい職業

前々回の記事『理想の働き方改革より現場の業務改善を 〜 現実的で効果的な「業務ハック」のはじめ方』では、業務改善とシステム化を一緒にやってしまう「業務ハック」というコンセプトについて書いた。 そして、今週末には業務ハックの初の勉強会が開催される。おかげさまで好評なため、大阪でも開催することに。(業務ハック勉強会@東京、業務ハック勉強会@大阪) 今回の記事では、そんな「業務ハック」に取り組む職業「業務ハッカー」、すなわち業務改善とシステム化を一緒にやってしまう仕事について書いた。 業務改善とシステム化を兼業する「業務ハッカー」の土壌 「業務ハック」では、現行業務の分析と見える化を行い、ボトルネッ […]

理想の働き方改革より現場の業務改善を 〜 現実的で効果的な「業務ハック」のはじめ方

先日、サイボウズデイズという大きなイベントで登壇させて頂く機会があり、私たちがサイボウズ社のkintoneというクラウドサービスを活用して行なっている「業務ハック」という手法について紹介をしてきました。 大掛かりな経営改革や業務改善ではなく、今どきのクラウドサービスを活用することで、身近な出来ることから改善を始め、繰り返し型で業務改善していくための手法やノウハウをまとめて「業務ハック」と呼んでいます。 その際に使った資料を公開しています。そして、補足を兼ねて記事にしました。 業務改善がもたらした「定時は15時」「休み上限なし」 「働き方改革」、2017年のバズワードの一つと言っても良いだろう。 […]

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