プログラミング経験がない経営者のためのソフトウェア開発 11の事実

今やどんなビジネスでもITが関係している。ITを支えているのはソフトウェアだ。あらゆるものがソフトウェアで実現される時代になった。そんな事業や生活に密接に関わるソフトウェアだが、その開発について知られていないことも多い。 とくに経営者がプログラミング経験がないことで、ソフトウェア開発のリーダーシップをとるときに的外れなマネジメントをしてしまうことがある。あまねく経営者がプログラミング経験があれば良いのかもしれないが、それは現実的ではない。 プログラミング経験がなくても、せめてソフトウェア開発の特性について知っておくと良さそうなこともあると思い、なるべく専門用語を使わずに本稿を書いた。 プログラ […]

「働きがい」と「働きやすさ」の違いと両立

先日ソニックガーデンが、「働きがいのある会社」ランキングで5位に入選しましたが、今度は、第3回ホワイト企業アワードにてイクボス部門を受賞しました。「働きがい」に続いて「働きやすさ」という面でも、対外的に認めて頂けたこと、素直に嬉しく思っています。 経営者である私自身が、私たちソニックガーデンの経営スタイルや、働き方について、このブログなどを通じて発信はしているものの、あくまでそれは自分で言っているだけともなってしまうので、きちんと第三者からも評価されて安心しました。 良い機会として本稿では、「働きがい」と「働きやすさ」について改めて考察してみました。 「働きがい」と「働きやすさ」の4象限 「働 […]

ビジネスで大事なことはすべてアジャイル開発から学んだ 〜 今こそ経営者が知るべきアジャイル

なぜアジャイル開発が必要とされるのか アジャイル開発と呼ばれるソフトウェアの開発手法がある。少しずつ実際に動くプログラムで機能を作っていく手法だ。一度に作って終わりではなく、本当に必要な機能から作っていくために、小さく繰り返しながら開発しようというコンセプトだ。 アジャイル開発の登場以前のソフトウェア開発といったら、最初に作るべき機能の要件を全て決めて、一度に最終的に作るプログラムの設計をして、一斉にコンピュータにプログラムを打ち込んで、最終的に人海戦術で動作テストをする作り方だった。 ソフトウェアが、巨大で高価なコンピュータというハードウェアに付属する「おまけ」だった時代は、それでも良かった […]

「納品のない受託開発」から「管理のない会社経営」まで(ソニックガーデンまとめ資料公開)

先日、Great Place to Work®の開催する「働きがいのある会社」ランキングにて、私たちソニックガーデンが小規模部門で初エントリーながらベストカンパニー5位に選出して頂きました。ありがとうございました。(詳しくはこちら) Great Place to Work®は、「働きがい」に関する調査・分析を行い、一定の水準に達していると認められた会社や組織を各国の有力なメディアで発表する活動を世界約50カ国で実施している専門機関です。(公式サイトより) 働きがいを求めて会社をやってきた訳ではないですが、私たちの取り組みは自分たち自身、誇れるものだとは思いつつも、自分たちで言ってるだけでしかな […]

働き方の前に見直すべき会社を構成する因果関係

私たちソニックガーデンの「納品のない受託開発」は、納めて終わりの商売ではなく、月額定額の顧問として継続的に開発するサービスだ。要件定義の難しい新規事業や、継続的に改変していく業務改善といった場面でのニーズに対応している。 この少し変わったビジネスモデル以外に、社員30名強ほどの会社にしては注目して頂けている点は、その働き方なのだろう。在宅勤務は当然として、一昨年には本社オフィスを撤廃し、全社員リモートワークにしたことは大きな働き方の変化だった。 一般的なテレワークのイメージと、リモートチームの6つの違い 社員が増えたので物理的なオフィスをやめました しかし、私たちにとって大事なことは、こうした […]

「30人の壁」を越えた自己組織化の実験と結果 〜 適材適所で全員が活躍できる組織

2017年のソニックガーデンの経営を振り返ると、セルフマネジメントでフラットな組織のままで30人の壁をなんとか越えて、この先も変わらぬポリシーでやっていくための土台づくりに取り組むことが出来た。(参考:去年の記事) その結果、もはや一般的な会社とは根本から違う自分たちなりの形が出来てきたように思う。本記事では2017年に取り組んだ実験と結果について記そう。 内発的動機しばりのマネジメントで人数に立ち向かう 従来のセオリーに従った組織マネジメントをするならば、人数が増えて、社長ひとりでは目が行き届かなくなってくれば、部署に分けて管理職を置いて、報酬を上げて肩書きを与え、組織を分けて管理をする。そ […]

個人評価をなくした会社の1on1面談の仕方「すりあわせ」

私たちソニックガーデンでは、数年前に個人評価をやめた。エンジニアの評価は短期的には難しいし、外発的動機よりも内発的動機を重視した方が圧倒的に生産性が高まるからだ。評価をやめて、経営者と社員の両方にストレスのない状態になった。 ちゃんと働くのか。その辺りは、これらの記事に詳しい。売上目標をなくしてもうまくいく? 〜 案件よりも人を優先する経営哲学、数字や営業が苦手なプログラマだから辿り着いた「エクストリーム経営」 だから、私たちの会社では評価面談がない。その代わりに「すりあわせ」という取り組みを実践している。この記事では、評価をしない会社ソニックガーデンで取り組んでいる、社長との1on1面談「す […]

セルフマネジメントで自己組織化されたチームは、どうマネジメントするのか

講演や取材などで「管理がない」という話をすると驚かれる。特に、リモートワークなのに管理はどうしているのか、本当にちゃんと働くのか?サボらないのか?という疑問が浮かぶのだろう。 確かに目の前にいなければ、働いているのかどうかわからないから心配になるのだろう。しかし、オフィスにいたとしても、本当に働いているのかどうか、管理できているのだろうか。椅子に座ってコンピュータに向かっていれば仕事をしている・・・とは限らないだろう。一生懸命にウェブサーフィンしているかもしれない。 結局は、コンピュータを使った仕事が普及してから、ちゃんと働いているのかどうか逐一みて回ることなど現実的ではなくなったのではないか […]

数字や営業が苦手なプログラマだから辿り着いた「エクストリーム経営」

「心はプログラマ、仕事は経営者」プログラマである自分が働きたいと思える会社を作りたいと思って経営をしてきた。結果として、セルフマネジメントでフラットで自己組織化された組織、最近だとホラクラシーと呼ばれるような経営をしている。 いい会社だと言ってもらえることもあって誇らしく思うのだが、果たして本当に良い会社かどうかはわからない。価値観に合致するプログラマにとっては良いかもしれないけれど、合わない人や他の職種の人にとっては全然ダメな会社かもしれない。 よく取材などでも聞かれるが、今の経営スタイルは、たいそう立派な理念や理想があって実現した訳ではなく、プログラマである自分自身が苦手なことをせずに済む […]

マネジメントが学べるサッカー漫画まとめ

仕事におけるチームのマネジメントをしていて、サッカーの監督がとる戦術が参考になるな、と昔から感じていた。 サッカーの世界で有名な「トータルフットボール」すなわち「ポジションが流動的で、且つ全員攻撃全員守備」(by Wikipedia)という戦術は、各々が自分で考えて働かないと成果の出ないアジャイル開発プロジェクトのマネジメントで参考になった。 サッカーを題材にした漫画はいくつもあるが、その中でもマネジメントをする立場の人にとって参考になるのは、優れた監督が登場する漫画だ。今回の記事では、マネジメントの参考になると感じた私の愛読する3つのサッカー漫画を紹介しよう。 アオアシ 「アオアシ」は、名門 […]

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