倉貫義人の思考メモ

遊ぶように働く、豊かな働き方

「遊ぶように働く」と言って働き方を説明することがある。当人は一生懸命に働いているんだけど、他の人からみたら遊んでいるように見える位に楽しそうにしているって言葉。

だから、仕事を遊びにしようというニュアンスで、仕事以外の趣味をしながら働くというよりは、仕事そのものが趣味みたいになっていれば良いな、と。楽しめる時間にしたい。

仕事を楽しむという話をすると、常にワクワク楽しいって勘違いされるけれど、そんなことはない。仕事だから、もちろん大変なこと、心身ともにきついことだってあるはずで。

それでも、前向きに働くことができて、良い作品を作れたり、相手に喜んでもらえたり、仕事を通じて成長ができたり、チームで力を合わせて目標を達成できたりすると楽しい。

それには目的に納得ができるか、自分で考えて試行錯誤できるか、価値を直接提供できるか、適切な難易度の高さか、チームの成果になっているか、などポイントになりそう。

そんな風に仕事をデザインできれば、自然と遊ぶように働く感じになると思う。そんな仕事になれば、仕事自体から楽しみや経験、交友など人生の喜びも得ることができるかも。

そう考えてみると「遊ぶように働く」の先にあるのは「豊かな働き方」と言っても良いのかも。「豊か」という言葉には、富の豊かさだけでなく、心の豊かさにも通じているね。

報酬が多くても、自身の健康や家族を犠牲にしたり、成長できる経験や思い出が得られなかったりすると、豊かとは言えないような気がする。物質だけが豊かさの象徴じゃない。

仕事をすることを、金銭を得るための対価としての労働だけにしてしまうのは、もったいない。それぞれ働く人たちの人生にとって得られるものが沢山あるようにしていきたいな。

簡単ではないけれど、そんな物心両面で豊かな働き方を目指していきたいんだよな。