2021年のふりかえり

思考メモ

2021年を振り返っての皆さんの投稿を見ながら、自分は今年はあまり語ることないんだよな、と思いつつ書いたら長くなってしまいました。。

ソニックガーデン10周年でしたが、特に派手なことをすることなく、個人としても目立つアウトプットができた訳でもない静かな一年でした。

お陰様で会社は成長していますが、働く人が増えると、問題も増える。まるでお手玉。修行だと思って淡々と取り組んでいくのも経営かな、と。

取り組みとしては、執行役員の制度と社長室を作り経営のチーム化、子会社ラクローの独立、編集チームの立ち上げなど、社内でのことが多め。

新卒採用に本格的に取り組み始めて、私たちなりのインターンや業界貢献を考えるようになり、プログラミング合宿を始められたのは良かった。

12月半ばから始めた未経験向けのプログラミング合宿は、年末の本日まで実施してた。やる気のある若者たちが頑張ってる姿は尊いものですね。

運営自体も若手メンバーで取り組んでくれて、それ自体が良いアクティビティになって成長できたと思う。年末の最後まで頑張ってくれて感謝。

全社員リモートワークの次の段階を目指して、リアルな土地で村を作る企画も動き出したのも今年だった。実現まで数年越しの企画になりそう。

組織を作るのも、人を育てることも、事業を生み出すことも、時間がかかるけど、むしろ効率より時間かけることを考える、そんな静かな一年。

前向きに解釈するなら、次の10年に向けての大きな意思決定をして、仕込みを始めた年だったかなと。数年後に、そんな風に思えたら良いな。

過去を前向きに意味付けする

思考メモ

昨日、ふりかえりをすると自分がやってきたことに意味が見つかることがあるって書いた。これ実は、人生を良くするヒントなのかもしれない。

大変なことがあっても、喉元を過ぎてからふりかえってみると、あの出来事があって良かったと思えることがある。生存バイアスだと思うけど。

それでも、取り組まざる状況になり、それに取り組んでる最中は意味なんて考えられなかったことも、終わってから意味があったと考えられる。

確かに、昨日の皆んなの発表でも、自分からチャレンジした訳ではない仕事だったけど、やってみたら良い経験になったという話が多かったな。

意図や意味は考えて取り組まなくとも後になって気付く。気付くというより、都合の良いように意味づけをしている。いや、意味付けができる。

これができれば、どんな失敗でもポジティブに意味付けすれば、失敗とは言えなくなる。後悔するようなことでさえ意味があったと考えられる。

スティーブ・ジョブズの点と点を繋げるって話も、過去に起きたことを意味があるように繋げていくって話なのだろう。ある意味、過去の改変。

よく考えたら、自分がやってきた経営のスタイルも同じだ。未来を決め過ぎず、日々を一生懸命に過ごし、過去に意味付けをして経営してきた。

あんまり未来のことを壮大に語ったりするのは苦手なんだけど、起きた出来事をふりかえって、後から意味付けしていくことは得意なんだよな。

過去に意味ができると、未来に希望が持てるよね。来年も、日々ふりかえっていきたい。

ふりかえりで見つかる意義と感謝

思考メモ

会社の人数が少ない頃から、年末になると1年のふりかえりを一人ずつプレゼンしていくというのをしてきたのだけど、人が増えた今年もできた。

徐々に人が増えていく中で、毎年のことだけど、そろそろ限界だと思いながら続けてきたので、もはやカルチャーと言っても良いのかもしれない。

全員がプレゼンするとなると、一人5〜10分としても相当な時間になる。数年前に1日がかりになって、翌年から何人かずつのプレゼンに分けた。

ただし、もちろんリモートで実施するので、発表者の人たちは数人でやるけれど、その様子は仮想オフィスの機能を使って、社内に生放送される。

仕事をしながら聞いたり、録画もあるので時間差でも見ることもできる。録画だと倍速にして見ることができるので、そこまで大変ではなかった。

50人近くいる全員がプレゼンするのも、それを見ていくのも狂気の沙汰だなと思ったけれど、一人ずつの発表を聞けたのは、やっぱり良かった。

1年を振り返る機会があると、まあ大変なこともあったけど、頑張れて良かったよなとか、助けてくれた人たちへの感謝の気持ちも生まれたり。

ふりかえることで、その年にあった出来事に意味を見つけることもできる。むしろ、過去に起きたことに意義を見つけることで、前を向けたり。

さておき、一人ひとりの発表を聞いて、それぞれの成長や思いなんかも知ることができて、頼もしい気持ちになり、未来への希望も感じられた。

今日、また1年を皆んなと共にふりかえることができたのは幸せなことでした。

リアルタイムにメモをとる会議

思考メモ

新人が議事録を書くのに苦労していて、どうしたら楽に書けるようになるでしょうか、という相談。今なら録画もできるから要らないのでは、と。

議事録を楽に書くことを考えるよりも、そもそも、何のために書くのかを考えましょうか。後で揉めないためだけなら、録画でも良いでしょう。

そうでなく、話す内容を空中戦にしないように、発展的に議論できるように、「問題vs私たち」の図式にするために、メモを共有するのが有効。

それも、画面共有で同じメモを見ながら話をして、話す内容をそのままリアルタイムに構造化してまとめていくと、とても良い議論ができるはず。

リモートワークのテレビ会議になり、大型モニタなくても、全員で画面共有して話している内容を見ながら議論ができるようになったのは僥倖。

これだけで、会議の生産性は大きく上がる。会議が終わったら、そのまま話した内容をまとめたメモが残る。各自の担当のタスクも共有される。

そのメモを共有すれば、参加していない人も内容を把握することができる。なので「議事録を書く」という行為そのものを見直してみませんか。

ただし、リアルタイムに構造化してメモを取ってまとめていくのは、新人には難しい仕事ですが、これこそ身につけてもらいたい仕事ですよね。

そのために、まず先輩が目の前でやってみせるところから。真似してやって、フィードバックをもらうことで、できるようになっていくでしょう。

これはチームで仕事を進めたいときなんかは、けっこう良いやり方だと思うのだけど。


そういえば、以前にリアルタイムにメモをとる話を記事にしていた。使ってるツールが変わっているので、内容をアップデートした方が良いな。

できることを仕事にする原則

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誰にどの仕事をしてもらうのか、各自が適性を活かしパフォーマンス出せるような適材適所の配置を作り出すのは組織マネジメントの肝と言えるけれど、なかなか難しいのが現実で。

やってしまいがちなのが、能力(できること)と期待(やってほしいこと)を取り違えてしまって、期待する仕事を渡してしまうこと。だけど、できる訳ではないので成果は出ない。

もちろん中には期待を超えて成果を出せる人もいるけれど、多くの場合は当人にとって新しいことは慣れてもいないし、すぐには成果を出すことはできない。成果まで時間がかかる。

これが、能力で出世する階層組織において、有能だった人も無能になる段階まで出世するため、階層の全員が無能になってしまうという有名なピーターの法則に通じることなのかも。

似たケースで、当人にとって成長の機会にするために、チャレンジとして難しい仕事や負荷になる仕事をしてもらうことがあるけれど、これも予想通り、大抵の場合うまくいかない。

当初はチャレンジの狙いだったのに、やってみて失敗したらマイナスな評価がされてしまう。チャレンジなのだからできなくて当たり前くらいのつもりでいた方が良いのに忘れがち。

だから仕事は、あくまで当人ができることを任せる方が良いんじゃないかな。それで成長しなかったり、つまらないと思うのは当人なので、当人が自分でチューニングした方が良い。

意図されたチャレンジの機会よりも、自分でやってみようってチャレンジした方が、たとえ失敗しても痛みは少ない。だから、チャレンジできる余白は残しておいた方が良いけども。

やったことのない仕事に取り組んでもらうなら、まずは誰かのもとでやってみる経験を積んで、できるようになって、できたから任せるのが良いのだろうな。期待はしても任せない。

つい人は生存バイアスでマネジメントしがちになっちゃうけど気をつけないとね。

リモートワークにこそ必要な「ゆとり」

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少しずつ外出して人に会ったりするようになって、移動をしたり、時間調整の待ちがあったり、1日に何本もミーティングは入れられないし、存外と稼働時間がないことに気づく。

リモートワークって、うまくやれば生産性が高まる。テレビ会議だったら連続でできるし、チャットを駆使して非同期で同時並行のコミュニケーションもできる。とても効率的だ。

特に効率厨のエンジニアたちが集まると、驚くほど効率が高まって生産性も出る。これは、会社を数字で分析すると良いことなんだけれど、なんだかスピード出過ぎで心配になる。

リモートワークと言うからワークのことだけに集中しがちなのだろう。PM理論でいうパフォーマンスばかりに目がいって、人間関係のメンテナンスが疎かになっていないか、と。

短期的な目線で見れば良いことでも、長期的に考えたら問題を育んでいるのかもしれない。生産性を高めた上で何を得るのかコンセンサスがないと、ずっと数字を追求してしまう。

無駄はなくしても良いけれど、ゆとりはなくさないようにしたい。仲間で合宿や旅行にいったり、飲み会したり、社内イベントをしてみたり。ゆとりには短期的な成果を求めない。

ゆとりでやることは非日常だ。ハレとケみたいなもので、毎日は業務のパフォーマンスを高めていき、できたゆとりを非日常に使えば、未来への種まきと人間関係の構築ができる。

ゆとりは「あそび」と言ったりもする。車もハンドルにあそびがないと反応が良すぎて事故ってしまう。リモートワークの中には、あえてあそびの時間を作ることが大事なのかも。

実現したいことは、リモートワークみたいな業務だけに焦点を当てた働き方ではなくて、リモートコミュニティみたいに離れていても仲間でいられる関係だったことを思い出した。

そもそもリモートかどうか関係なく「ゆとり」は大切だけど、リモートだと失われがちなので気をつけていかないとな。

決め方とチームビルディング

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ビジネスを進めていく限り、決めるということから避けては通れない。合ってようと間違っていようと決めることで仕事は進み、結果に繋がる。では、誰が決めるのか。

決めることには責任が伴う。責任が伴うから面白いとも言える。自分で責任もって決めることができるようになると、俄然仕事が楽しくなる。自分の仕事になるからだ。

一方、チームで仕事をする場合は、決めることがリーダーの仕事だとよく言われるけれど、この複雑さの増した時代に、一人の頭で決めることは現実的なことだろうか。

もちろんリーダーは責任者でもあるから、決めないわけにはいかないが、判断が難しいことも勇気が出ないことも多い。そんな時に、どうやって決めていけば良いのか。

当然だけど、多数決はやめておいた方が良い。誰かに決めてもらうのも、意見をそのまま取り入れるのも後悔することになりそう。やはりメンバーに相談するのだろう。

相談を通じて考え尽くして、様々な可能性を思考実験し、アイデアを出し合った結果、これしかないんじゃないかって案に落ち着くところまでいって決まることがある。

リーダーは相談をすることで、決断することの後押しとなる勇気が得られるし、メンバーにしてみれば、決めるプロセスに関われば、自分の仕事だと思えるようになる。

こうした決め方は時間はかかるかもしれないけれど、決めようとしている時間そのもので、チームとしての一体感を作ったり、価値観や哲学がすりあっていったりする。

こうした話し合いの場に、いくら知識があっても当事者意識のない人がいると、途端につまらなくなってしまうから、難しい仕事ほどチームビルディングは欠かせない。

良い関係のチームで、難しいことを決めていく対話は、それ自体が楽しかったりするんだよな。

遊ぶように働く、豊かな働き方

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「遊ぶように働く」と言って働き方を説明することがある。当人は一生懸命に働いているんだけど、他の人からみたら遊んでいるように見える位に楽しそうにしているって言葉。

だから、仕事を遊びにしようというニュアンスで、仕事以外の趣味をしながら働くというよりは、仕事そのものが趣味みたいになっていれば良いな、と。楽しめる時間にしたい。

仕事を楽しむという話をすると、常にワクワク楽しいって勘違いされるけれど、そんなことはない。仕事だから、もちろん大変なこと、心身ともにきついことだってあるはずで。

それでも、前向きに働くことができて、良い作品を作れたり、相手に喜んでもらえたり、仕事を通じて成長ができたり、チームで力を合わせて目標を達成できたりすると楽しい。

それには目的に納得ができるか、自分で考えて試行錯誤できるか、価値を直接提供できるか、適切な難易度の高さか、チームの成果になっているか、などポイントになりそう。

そんな風に仕事をデザインできれば、自然と遊ぶように働く感じになると思う。そんな仕事になれば、仕事自体から楽しみや経験、交友など人生の喜びも得ることができるかも。

そう考えてみると「遊ぶように働く」の先にあるのは「豊かな働き方」と言っても良いのかも。「豊か」という言葉には、富の豊かさだけでなく、心の豊かさにも通じているね。

報酬が多くても、自身の健康や家族を犠牲にしたり、成長できる経験や思い出が得られなかったりすると、豊かとは言えないような気がする。物質だけが豊かさの象徴じゃない。

仕事をすることを、金銭を得るための対価としての労働だけにしてしまうのは、もったいない。それぞれ働く人たちの人生にとって得られるものが沢山あるようにしていきたいな。

簡単ではないけれど、そんな物心両面で豊かな働き方を目指していきたいんだよな。

経験は将来のためか、経験に意味があるのか

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先日ラジオで聞いたのだけど「良い経験をしたというけれど、それは次のための経験だったのか、それとも経験ができたこと自体が宝物だったんじゃないか」という話で、ハッとした。

つい経験って言うと、ゲームのイメージがあって、レベルアップして、次のステージに進めるためのものと思ってしまいがちだったな。

だけど、次に活かすかどうか関係なく、経験をしている、まさにその瞬間自体に価値があるという考え方って、とても素敵だと思った。

経験することで、成長や未来に目が向いてしまいがちで、それも大事だけど、そもそも経験ができていること自体を感謝したくなった。

一生懸命にやって、結果が出れば一番いいけれど、経験を得られたことも良かったことで、なにより経験できたこと自体が価値なのだ。

そう思えば、どんなことも人生の経験になるし、経験していることに価値があるなら、なんでも本気で取り組んだ方が良いじゃないか。

歳をとったせいもあるのかもしれないけれど、将来のために経験することより、経験そのものにフォーカスする考えに魅力を感じたな。

若かりし頃は、未来のために経験を積むこと、経験値を貯めてレベルアップをすることも、とても大事だったので、時期があるのかも。

いずれにせよ、どんなことでも経験できるのは貴重なことだし、どんなことも貴重な経験をしてると思えば、人生は楽しめるのかもね。

最初のバージョンは雑に仕上げる

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何か作品を生み出そうとするとき、文章でも絵でも、仕事の成果物でも、一発勝負や一筆書きで、良いものや完成品を作ろうとしてもうまくいかないんだよね。

いきなり完成度や理想の高いものを作ろうとすると、二の足どころか一歩も動けなくなってしまう。頭の中で考えるばかりで、何も進まず時間だけ過ぎて辛い。

だから、最初に作るものの完成度は極限まで下げてしまった方が良い。そのまま世に出す訳でもないので、こんなレベルで良いの?というハードルにして作る。

いったん作ってみたら、直したくなってくるので、あとは改善していけば良い。よほどの天才でもない限り、一度で完成するレベルのものは作れないと思う。

ゼロから作るよりも、既にあるものを改善していく方が楽だし、まわりの協力も得やすいし、チームで何か作るときは、叩き台があった方がやりやすくなる。

一人で作るときも、自分のための叩き台として作ってみれば良いんだな。むしろ、雑に作った方が直したいところが無限に出てくるから、やる気も続きそう。

少しずつ直していって、完成に近づける。そのとき締切がないと、ずっと直し続けたくなってしまうのが最上志向。どこかで諦めたなら、それで完成となる。

かのレオナルド・ダ・ヴィンチは「芸術に完成はなく、あるのは放棄されたものだけだ」と言ったとか。という呟きも時間がきたので放棄して完成としよう。

組織のネコとザッソウ

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組織のネコ本のトラリーマンの特徴に「経営者に理解者がいる」というのがあって、確かに自分も理解してくれる経営層の方々がいた。

組織の中で自由に動くためには、現場のルールや部署の枠組み、決められた役割などを、どうしても越えなければできないことがある。

アジャイルの社外活動をしたときも、社内ベンチャーを立ち上げたときも、いつも上司や経営層に理解者がいてくれたから実現できた。

どうやって理解者を見つけるのか。それが『提案より相談』という手。提案は、求めてない人にすれば、ともすれば敵を作りかねない。

だけど相談なら、話は聞いてくれるし、アドバイスもらえるかもしれないし、味方になってくれることも。相談されて悪い気はしない。

組織のネコだと自覚があり、やりたいことがあるのなら、経営層に相談してみると良いと思う。たぶん経営者の多くはネコ人材が好き。

そもそも組織のネコという既存の枠組みからはみ出るような人材は貴重で、自分の意思で仕事をしようとする人はもっと大事にしたい。

人が主体的に何かをしたい動機は、お金で買えない貴重な資源だし、自分でできないことをしようとするのだから、応援したくもなる。

今度は自分が実際に経営者になって、そう思うようになったな。ネコ人材と経営者が、もっとザッソウしあえたら嬉しいことなのかも。

ソーシャルチェンジのチーム体制にむけて

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このサイト「ソーシャルチェンジ」は、これまで倉貫のブログとして書いてきました。

ブログを書く目的は、採用や問い合わせと思われがちですが、やってきた当人にとっては、あまり意識したことはありませんでした。

シンプルに自分たちの取り組みで気づいたこと、自分たちなりに大事だと思ったことを世の中の人に伝えたかったのです。

これは、エンジニアたちの間では知見をオープンにしてシェアするカルチャーがあって、かつて私もエンジニアだったことが影響しています。

ただし、アウトプットだけすれば良いという姿勢ではなく、常に読者のことを考え、自分よがりな内容にならないよう腐心してきました。

そうして、一つ一つの記事を丁寧に、コンスタントに書いていくことで、徐々に多くの方に読んでもらい、共感してもらうことができました。

その結果として、書籍執筆の機会を頂けたり、集客や採用への好影響はあったのかもしれませんが、意識してきたのは読者への貢献でした。

それは、ソニックガーデンとしての会社のあり方から影響があります。私たちソニックガーデンでは、一気に社員数を増やすことはしません。

急成長ではなく、少しずつオーガニックに社員数が増えていくことを望んでいます。しかし、そのペースでは社会への影響は限られてきます。

私たちが「納品のない受託開発」やリモートワークに取り組むのも、管理をなくしたことも、その方がうまくいくだろうと考えたからです。

そうして取り組んだことの知見をコンテンツとして共有できれば、ソニックガーデンが独占的に巨大な企業にならなくてもスケールできます。

だけど、より多くの人たちに、より多くのことを伝えていくためには、どれだけ私一人が書いても限界があります。そこで体制を変えます。

ソーシャルチェンジは、これからチームでアウトプットしていきます。

私たちが伝えたいことは、私たちの考えに近い人たちにとって肯定されるような、自分たちもできると思えるような、希望となるものです。

遊ぶように働く人たち、幸せに働く人たちが増えると社会が良くなると信じています。そうした社会の実現に貢献できたらと考えています。

プログラミング合宿(インターン)はじめます

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学生向けインターンをソニックガーデンらしい形で提供できないかと考えた二つの企画を公開しました。

プログラミング経験がある方に向けたコードレビュー勉強会の『ジム』と、文系や未経験でも参加可能な合宿形式の『キャンプ』です。

ジムは、社内で中途採用や若手の方に実施しているスキルアップの勉強会に、採用に関係なく参加できるようにしたものです。

プログラミングを独学でやってる方にとって、ベテランからのフィードバックは、得難い経験になると思いますので、ぜひ挑戦してもらいたいです。

また、新卒での応募を頂くのですが、文系や未経験からエンジニアとして就職を希望される方が増えてきていている印象があります。

キャンプの方はそうした方々に向けて、みっちり集中的にプログラミングの基礎を身につけられる機会を提供できないかと考えました。

これは私たちとしても、新卒採用とはいえ、完全に未経験の方だとプログラマとして採用できるかどうか判断が難しいんですね。

というのも、やってないから向き不向きが自分でもわかってないんです。なので今回の合宿を経験することで、自信を持ってもらえたら嬉しいです。

年末年始を使うことになりますが、完全オンラインで場所に関係なく、学生と第二新卒に限りますが完全無料で提供します。

スクールと違って手取り足取り教えることはしませんが、仲間と共にプログラミングに取り組む貴重な経験が得られます。

ソニックガーデンに興味のある方も、そうでない方も、プログラミングを単なる仕事を越えて楽しめる方が一人でも増えると嬉しく思います。

身近に興味ありそうな方がいらっしゃれば、ぜひシェアして頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!

https://www.sonicgarden.jp/sgcamp_sggym

セルフマネジメントとチームワーク

思考メモ

ソニックガーデンでは、セルフマネジメントで仕事をしてもらうことで、管理職を置かなくても良い組織を志向している。

もちろん、まだセルフマネジメントが身についてない若い方や、社歴の浅い方にはサポートつけて育成期間を置いている。

慣れていない人たちが、わりと陥りがちなのが「セルフマネジメントできる=自分一人で仕事ができる」と考えること。

そんな風に考えてしまうと、周りに頼ることは未熟さの表れだと感じて、一人で抱え込んでしまって成果が出せなくなる。

周りに頼ることができないのは、まだ目線が自分の感情や評価に向いていて、成果を出すことに向いてないからだと思う。

「マネジメント」とは「いい感じにすること」であり、大事なのは成果を出すことで、一人でなんとかすることじゃない。

そこで発想を変えて、成果を出すことが仕事だと考えてみる。自分は完璧でなくても、誰かの助けで成果を出せればよい。

現代の仕事は、境界も曖昧で、正解もなくて、一人で成果を出すのは、とても難しい。だから、チームで仕事をするのだ。

チームで仕事をするのは、手数を増やす以上の意義がある。それぞれが責任を持ちつつも、互いのことを活かし合いたい。

全員がセルフマネジメントで、周りを活かして各自の成果を出していけば、周りからはチームワークが良いと見えるはず。

そんなチームでありたいんだよな。

ふりかえりと言語化

思考メモ

ソニックガーデンでは「ふりかえり」を大切にしていて、もはや文化といっても良い位に、何をしても終わったあとは、当たり前に取り組んでいるんだけど、何が大事って言語化かなと思ってる。

反省会にしないので、良かったことも思い返すけれど、ただ肯定だけして終わるともったいない。どう考えて、なぜうまくいったのか、思考プロセスを言語化しておけば、他に応用ができるはず。

ふりかえりで言語化する過程で、自分のことを冷静に客観視することになって、ある意味で他人事として見えるようになれば、素直に改善することができる。壁打ち役は、客観視の手伝いをしよう。

言語化して書き出してみると、頭の中だけで考えてたことが具体化されていく。難しい問題も、具体化して考えるとシンプルな話だったり。ちなみにビジュアルにするのも、言語化の一つだと思う。

もちろん直感や感覚も大事だけれど、その裏付けを言語化できると、周りの理解も得られて、言語化を続けた結果、共通認識のできたチームになれば、直感や感覚でもチームワークが成立する。

慣れてないと言語化は難しい。ふりかえりに慣れないうちは、やったことは出せるけど、考えたことは出せない。言語化は運動に近いので、練習が必要だけど練習さえすればできるようになる。

ソニックガーデンでは失敗をしても責められることはない。その代わり、ふりかえりで徹底的に言語化が求められる。これは結構大変なこと。もしかしたら、怒られて謝る方が楽かもしれない。

成長に欠かせない経験も、ただ経験を積むだけよりも、ふりかえりで自分で言語化してみれば、経験からの取れ高が高くなる。決断・判断の思考プロセスを言語化するから、血肉になっていく。

・・・という、言語化の重要性がたくさん出てくるアオアシって漫画を読み返してて思ったことでした。

価値観を共有する目的とは

思考メモ

先日、久しぶりにソニックガーデンで合宿をしたけれど、当然ながらオンラインではあったけれども、とても良い機会になった。

普段の仕事では考えることのない経営課題について、その事業に関わる人たちが全員参加して議論する機会はあった方がいいね。

ここ最近、なんとなく品質にバラつきが出てきたことへ課題感を感じていたけど、価値観の共有不足が根っこにあった気がする。

価値観の共有という話はよく聞くが、その目的は何か。精神論や社内の話じゃなく、顧客への提供価値を高めるためだってこと。

社員が増えたことで、一定のロスが出るのは仕方ないと諦めるのではなく、高品質を維持する方法を考えたい。その一つが合宿。

合宿に参加してくれたメンバーの感想も、こういう視点を変える機会は重要だったと言ってくれてたので、定期的に開催したい。

古株にとっても意味あるし、コロナ以降に入社したメンバーは特に合宿の機会がなかったので、今後もっと積極的に開催したい。

議論の内容的には、前職の会社だったらマネージャ合宿で話すようなことを社歴に関係なく全員で話し合う様子は頼もしかった。

合宿は手間もコストもかかるけど、高品質のための価値観共有ができて、助け合いの関係性も築けるなら、コスパは高いと思う。

品質が高まればトラブルも減り、フォローのコストが不要になる。事前にコストをかけて防止するリスクマネジメントと言える。

入社後の管理にコストかけるか、入社前の採用にコストをかけるか、の話にも通じる。後者を進めれば管理ゼロに近づけられる。

あとは、やはり合宿はリアルで開催したいな。議論も楽しいけれど、加えて食事やレクリエーションなども合わせた方が楽しい。

またリアル合宿できる日がくると良いなぁ。

作って遊ぶハッカソン

思考メモ

先週の金曜日、ハッカソンの表彰式にコメンテーターで参加したんだけど、とてもとても楽しかった。参加者の皆がアイデア出しあって、プログラミングして、プレゼンするイベントだった。

今回のテーマは「明日がちょっと楽しくなるサービス」ってことで、総勢9組のファイナリストたちのプレゼンを見せてもらったけど、どれも本気で楽しんでたのが伝わって、本当よかった。

アイデアを出すのも良いんだけど、それを形にできるってプログラマは本当にいいよね。今回のハッカソンは、テーマの発表から48時間で作り上げるルールだけど、どれも完成度が高かった。

視聴者全員の投票で最優秀賞が決まったのは、新卒1年目?の3人による若いチームだったけど、アイデアも天才的で、ちゃんと開発できてた。実装の荒さは、ハッカソンではどうでもいい。

まぁ今回のハッカソンでは賞はおまけで、ハッカソンに参加して作ること自体を楽しめればよくて、それに関しては参加者全員がもれなく作ることを楽しんでくれてたようで、嬉しかったな。

ちなみに、今回のハッカソンはソニックガーデン社内限定じゃなく、誰でも参加できるオープンなハッカソン。作って遊ぶことを目的とした「作って遊ぶハッカソン」、略して「ツクアソ」。

僕らにとってハッカソンといえば、なにか問題を解決したり、イノベーションを生み出したりするではなくて、ただひたすらに本気でモノづくりに取り組む、作ることそのものが目的だった。

なんか、そんなハッカソンがあっても良いよねってことで仲間たちと実行委員会を立ち上げて、ソニックガーデンとしては協賛させてもらった。そのツクアソの第1回が開催されたのでした。

いやぁ、思った以上に面白かった。社外の人ともボーダレスにハッカソンするのは楽しいね。第2回も、冬か春には開催したいと思っているので、我こそはという方はぜひ参加してください!

https://tsukuaso.com/

思考メモ

昨日は久しぶりに「納品のない受託開発」をテーマにして講演する機会があった。ビジネスモデルの解説から、背景や考え方まで。

今は現場に出て開発も営業もしてはないけれど、この事業に対する思いはあり、その思いの原点を講演で話すことで再確認できた。

「納品のない受託開発」を提唱したのは早くも10年前になるけど、当時は反響はあったものの、割と批判的なコメントも多かった。

当時はまだ実績もない状態だったから仕方ないけど、無理だと思われてたし、できたら良いですねー、みたいなトーンだった。

それが10年続けられて、100社以上のお客様にサービスを提供できて、まだまだとはいえ、それなりに実績ができて良かったなぁ。

だけど、出発点だったシステム開発におけるビジネスモデルの構造上の問題や、エンジニアのキャリアや働き方の問題はまだある。

納品のない受託開発だけが正解だとは思わないけど、そうした問題に対する一つの答えにはなれているんじゃないかな、と思う。

だから、納品のない受託開発で、より多くのお客様のニーズにお応えしたいし、より多くのプログラマが幸せになれるなら嬉しい。

最近リモートワークについて頼まれることが多かったけど、納品のない受託開発について、知ってもらえる機会を作っていきたい。

こちらが講演資料です。

対応できるお客様のニーズも多様化し、扱ってる技術要素も多様化しましたね。顧問プログラマは引き続き募集しています。仲間と切磋琢磨して技術を高めていきたい方には良い環境だと思います。

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