サッカー漫画「アオアシ」にも出てくるし、色々とよく聞くのが、サッカーの基本は「止める・蹴る」ということらしい。よくわかる。
私たちソニックガーデンの流派における「止める・蹴る」にあたるものは何かなって考えた時、やっぱり「タスクばらし」だろう、と。
どんな仕事をするときも、まずは分解をして、見積もって、想定してから仕事に取り掛かること。これは、どんな仕事にも通じる基本だ。
大きいまま仕事をすると、自分にも周りにも進捗がわからない。タスクを小さくして、終えていかないと、いつまで経っても仕掛かり中。
タスクを分解するときには、必ず仕事の目的から確認すること。目的を確認しないで分解だけしても、本当の成果に繋がるか不明になる。
見積もりができるかどうか、中身が想像できないときは見積もりができない。ならば見積もりできるまで分解し、細かくステップを刻む。
最初のうちは、未熟だから細かくなってしまうけれど、それで良い。腕があがれば、一つのタスクは大きくできる。まずバラす方が大事。
タスクの粒度にこだわるのではなく、時間にこだわってタスクをばらすこと。日をまたぐほどのタスクは大きすぎる。まず30分でも良い。
タスクばらしをすると、自分自身で成長が実感できる。個人のタスクばらしができると、プロジェクトのマネジメントもできるようになる。
タスクばらしで本が1冊くらい書けそうなほど奥が深いけど、わかっていても実践の中でしか身につかない。私たちにとっての大事な基礎。
詳しくは、こちらの記事も。
「やっぱり」って言葉は、うまくいかなかったり失敗したときに、自分たちで言う分にはともかく、外野から言われると嫌な気持ちになるよね。
「やっぱりダメでしたか・・」とかって言われるとモヤモヤする。いやいや、それよりも挑戦したことを讃えてあげた方が良いんじゃないかな。
(一方で「やっぱりさすがですね!」とかって言ってもらえると、嬉しくなるけどね)
やってみたからわかることって沢山あるから、いきなり大博打は打たないようにしながら、早めにちょっとやって失敗してみた方が良いかもね。
歳をとって経験が増えると、やってみる前にわかることが増えてしまって、つい言いたくなってしまうから、よくよく気をつけていこうと思う。
(無意識に言ってしまってる気もして、反省の気持ちになってる)
なるべく小賢しくわかったふうにしてるよりも、いつまでも何かやってみてわかっていく人でありたいなー。
久しぶりにブログを書いているけど、書き始めるまでは億劫だったくせに、いったん書くと楽しくなって、ついつい文章が長くなってしまう。
伝えたいテーマを決めるまでが時間がかかる。どういった内容を盛り込むか考える、話の流れを考える。執筆自体は、さほど時間かからない。
ブログの1記事の長さは、どれくらいが適切なのか。短い方が良いのか考えた時期もあったけれど、自分の記事は長くても良いと思うように。
あくまでテーマが先にありきで、テーマにあっていれば長さは気にしない。長いので読まないという人がいたら、読んでほしい人と違うかな。
広告の付く一般的なウェブ記事だったら、たくさんの人の目に触れることを優先するかもしれないけれど、それが目的じゃなかったのだった。
それよりも、伝えたい内容を、伝えたい人にしっかりと伝わるように書くことの方が大事だ。なるべく誤解なく伝わるためなら長くても良い。
そもそも私がブログを書いて読んでほしいのは、社内の人だったり、応募してくれる人に考え方や仕事の進め方を知ってもらいたいのが一番。
だから多くの人に読んでもらうことも大事にしつつ、伝えたい相手に中身がきちんと伝わることの方が優先順位は高い。広げるよりも伝える。
そういえば、自分の場合は本を書くときもブログを書くときも、同じスタンスで書いてるので、文章が長くなっても仕方ないのかもしれない。
もちろん、読みやすく短い文章で、きちんと伝わる内容にできればベストだけれども。まだまだ精進がたりないな。
相談って、実のところ、相談できたら相手が誰であれ、問題が何であれ、ほぼ解決してるようなところはあるんだよね。結局は自分で考えてる。
それでも聞いてくれる相手がいるだけで、自分なりに説明しようと考えて話すし、筋道を立てて説明すれば、自分の中で整理することができる。
会社やチーム、いや社外でも、気軽に相談できる人がいたり、損得なしに相談できる時間があることは、問題解決の仕事においては欠かせない。
プログラムのバグなんかは、ほぼそれで解決するものだから、人形のクマにでも聞いてもらえば済むことから、「クマる」という言葉になった。
もはや相談に乗って欲しいと言わず、クマって欲しいと言う。それでも聞くだけなのに、クマの人形でなく、人間を求めるのが、人のサガかな。
人間だから、相談に乗ってるうちに面白くなって、一緒になって問題に向き合うことがある。そうやってチームになっていくのって理想だな。
指示してやってもらうのも時には大事だけど、相談して巻き込んでいく方が好みだ。指示されるより相談される方が助けたい気持ちになるよね。
相談されて巻き込んでもらえる人でいたいと思う。暇そうにしてることが大事ですね。
孤独のグルメが好きで、一人で外食するのも好きになって、旅先などで良さそうな店を見つけて開拓するのだけど。
先日の話、金沢に行った際には雨雪が降っていて、色々と歩きながら店探しが出来ず、宿の近くの店に入ることに。
とても良い店ではあったけれど、そこそこ大きな店で、全個室みたいな感じになっていて、一人で部屋に通された。
そこで食べた料理は美味しかったものの、シーンとした中で一人で黙々と食べるのは流石に寂しくなってしまった。
やっぱり、もう少しこじんまりとした店で、カウンターとかに座って、話し声が少し聞こえたりする感じが良いな。
マニュアルがしっかりしていて対応してくれるのは、一定のクオリティになるけれど、一方で少し味気なく感じる。
これからは機械的なサービスは機械に任せて、人のマニュアルにない対応にこそ贅沢さを感じるようになるのかも。
お店との一体感、心のこもったおもてなし。ソフトウェア開発をしてる私たちも、顧問サービスなので目指したい。
もちろん、お店で言えば料理の味も大事で、それにあたるプログラミングも職人として極めていくことも忘れずに。
どんな店が良いかは人それぞれだけど、私たちは小さくても常連に愛される店みたいな会社にしていきたいと思う。
・・・なんてことを考えながら食事するくらい、こないだは単なる孤独なグルメだった。
友人の仲山さん(組織のネコ本の著者)が、新年の抱負の代わりに、人生を12年周期でふりかえって今年をワクワクするというのをやっていて、面白そうなので私もやってみました。
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36年前(1986年)
・4月から小学6年、あまり記憶はない
・ファミコンで遊んでた(ドラクエが発売された年
・中学受験の受験勉強もしたが、落ちた
・翌年から、中学生に。
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24年前(1998年)
・4月から大学院2年生。
・就職活動はしたはず(あまり苦労してない)
・研究室の仲間とゲーム作って、ネットで公開した
・翌年から、社会人に。(TISに入社)
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12年前(2010年)
・社内ベンチャー2年目に。
・youRoom作って、マーケティング活動していた
・サンフランシスコ初出張、海外展開を進めた
・翌年から、経営者に。(TISからMBO実施)
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ということは、今年2022年は・・・
・ソニックガーデン12年目、新経営体制2年目に。
・何か作品を作って、広めていく活動をする?
・翌年に向けた仕込みの時期か?
・来年から、何か肩書きが変わる?
周期性ありそうですね。(今年はともかく来年が怖いけど)
新年を機に、12年周期で振り返ってみてはいかがでしょう。