複数の選択肢から考える

思考メモ

何か難しい問題や決断のために考えるときの自分の癖は、複数の案を出してみて、それぞれ選択したらどうなるか思考実験をしてから決めていた。

論理的に筋道たてて考えていても、なかなか良い案が出ないときは、けっこう極端な案を出すことも多い。極端な案を出せば、案が出やすくなる。

案を出すときは、頭の中だけで考えるよりも、テキストに起こしてみる。案1、案2と書いていくことで、まだ案だからな、と思えて気軽になる。

アイデアって、ずーっと考えてたらパッと浮かぶみたいなイメージがあるけど、自分の場合は、そういったことはなくて、選択肢から選んでいる。

とはいえ普段から考えておくことはしていて、時には直感が働くこともある。あるけれど、直感だけで決めることはせずに、案の一つとしている。

複数の選択肢から、それぞれの思考実験をしきったあとに決断すれば、その選択したロジックを持つことができて、それを仮説として検証できる。

なにか考えるときは、たとえ案が1つしか思い浮かんでいなくても、まずは案1としてみると良いかもしれないな。

立場でなく視座を変える

思考メモ

立場が人を作るって言うけれど、実際のところ人を変えるのは立場ではなく視座じゃないかな。視座が変わって人が変わる様子を見た。

そして、視座は上下だけではなく、どこに眼を置くかということでもある。より広く見える視座もあれば、逆から見える視座もある。

顧客の視座を持てば、より大きな成果を出せたり、信頼してもらえたりする。顧客に向き合うのではなく、顧客と同じ目線を持つから。

上司の視座を持てば、自分に求められている仕事の意味を慮ることができる。上司の成果を上げることが自分の評価も上げることになる。

転職しようとすれば、会社の外からの視座や自分の社会での価値といった視座が得られる。実際に転職しなくても視座は変えられる。

政治家の視座を持てば、様々な政策や決断に対して、ただ批判的にいるだけでなく、社会に対しての問題意識も持つことができる。

強制的に視座を得るために、立場を変えることは手段としてあり得るけれど、必ずしも立場を変えなければ得られない訳ではない。

立場や意見の違う人と話をする。フィクションでも良いから本を読む。いつもと違う場所に旅に出る。出口さんの言う「人・本・旅」。

相手の立場になって考える、と言えば簡単だけど、実際には難しい。日々ふりかえりして身に付けていくんだろうな。

最近に読んだ本

思考メモ

オードリー・タンさんの本を読んだけど、すごく共感できたなー。「保守的なアナーキスト」とか「保守というより持守」とか、まったく同じスタンスだし、すごく的確に言語化してくれた気持ち。

https://gentosha-go.com/articles/-/33369

無政府主義とアナーキズムは、同じではありません。私が考える「アナーキスト」とは、決して政府の存在そのものに反対しているのではないのです。政府が強迫や暴力といった方法を用いて人々を命令に従わせようとする仕組みに反対する。つまり、「権力に縛られない」という立場です。

アナーキストとしての私は、どんな場面であれ、「権力や強制といったものをどのように平和的に転換させればいいのか」「皆がお互いを理解し合った新しいイデオロギーに持っていくにはどうするのがいいのか」といったことに関心を持っています。もちろん、古くさい権威主義や上から目線の命令、高圧的な態度などにはまったく興味がありません。

「保守」という言葉にはいろいろな解釈があります。「堅持するのに値する何かを守る」と解釈するのであれば、私を保守派と呼ぶのは正しいと言えます。しかし、「保守」は時に攻撃的な意味を持ちます。その意味で「他の人が新しい物事を試すことを許さない」と解釈するのであれば、私は保守派ではありません。

私は自分が守りたい伝統文化について確たる意識を持っています。そして、それを守るために多くの人を巻き込んで、なんとか実現したいと思って行動しています。「自分が守っていればいい。他人のことは知らないよ」というような傍観者的な態度でいるわけではないのです。

もう1冊。ウェルビーイングの本、面白かった。推しと信仰の相似は、なんとなく感じてたけど、言語化されると納得感が大きい。自分より大切なものを見つけると安定するよね。上ではなく奥というのも共感できる感覚。

僕らソニックガーデンは、何かをするために始めた会社じゃなく、一緒にいることから始めた会社なので、とても志は低いけれど、割とウェルビーイングでいられるのは、そういうことなのかも。

この本を読んで、自社で使ってる成長という言葉も表現を変えて、技能の熟達と精神の成熟と言った方がフィットしてる感じがした。上に行くというより、道の先に行くという感覚の方が近い。

移動と遊びがウェルビーイングに繋がる話も、人事異動がイノベーションに繋がる話も、まさに会社で取り組んでることにリンクしてる感じがしたのも嬉しかったな。色々とアップデートできました。

ザッソウラジオはじめました

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先日、ザッソウラジオというポッドキャストを始めました。仲山さんこと「がくちょ」と私で、ゲストをお呼びして、雑談・相談のザッソウで、ゆるくおしゃべりする番組です。第1シーズンのゲストは、篠田真貴子さんでした。

ザッソウラジオは、ゲストとの収録もとても楽しいんだけど、それを公開前に自分で聴き直すのだけど、普通に楽しんで聴いてしまった。

そもそも用事もなく話をするのに声かけるの苦手だから、こんな機会で、しかも、なんでもない感じでおしゃべりさせてもらえて幸せだなーって感じる。しかも、自分なりに学びや気付きがあるので、得しかない。

登場して頂けるゲストの皆さん、きっちりディレクションしてくれる水谷さん、軽快なジングルまで作って音声編集してくれる大島さん、一緒に始めてくれたがくちょ、みなさんのおかげで楽しくやれてます。ありがとうございます。

そんなザッソウラジオ、私たちが楽しそうにおしゃべりしてるってだけの番組ですが、けっこうな方々に聴いてもらえて、なんだったら「お便り出したい!」って声も頂いたので、調子に乗ってフォーム作りました。

ゲスト回とゲスト回の間に、がくちょと二人でザッソウする回を収録して、そちらでお便りを読ませてもらいますので、ぜひ投稿ください〜。ラジオネームもOKですよ。

毎週水曜に更新ですが、今週は編集してるので一回やすみで、また来週の水曜から次のゲストのシリーズが始まります。また豪華なゲストにきてもらって、ただの雑談・相談をします。Spotifyなどでフォローして、お楽しみにお待ちください。

#ザッソウラジオ

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セルフマネジメントできるまでマネジメント

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セルフマネジメントについて記事を書きました。セルフマネジメントの解釈が人よって違いすぎるので、自分なりに解像度を高めてみました。

私にとって、セルフマネジメントとは自由に働くための能力で、今にして思えば、それが身につくまでは時間も経験も必要だったなぁと思う。

若い頃はセルフマネジメントなんてできなかったから、会社でマネジメントされる環境で働けたことは、自分にとってありがたいことだった。

管理されたくないセルフマネジメントで自由でいたいと思っても、最初から何でも自由で放置されたら、セルフマネジメントは身につかない。

まずは適切にマネジメントされる環境に身を置いて、徐々にセルフマネジメントを身につけていくことが、実は遠回りに見えて王道だと思う。

私たちソニックガーデンでも、今までフラットで管理ゼロでやってきましたが、若い人を採用していくにあたり、この辺りを考え始めました。

来月に入社する新卒社員には第1段階から、若いプログラマで成長を望んで中途入社される方には第2段階から身につけられる環境を作ろう。

その環境は、今までのソニックガーデンとは違ってくるかもしれないけれど、セルフマネジメントで自由に働けるようになるまで支援したい。

自立して自由に働ける人を増やしていくのは経営の目的で、そんな自立した人たちがなお働きたいと思える環境を作ることは経営の使命だな。

そして、セルフマネジメントで自由を目指したら、仲山さんの『組織にいながら、自由に働く。』に出てくる「自己中心的利他」に繋がった。

記事は以下から。

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