セルフマネジメントに取り組むなら
(写真キャプション)『私はロボットではありません』『新米マネージャー、最悪な未来を変える』表紙
倉貫書房は、2024年3月に出版活動をスタートしました。
第一作として刊行したのは、仕事小説『私はロボットではありません』。
“ロボット”のように働き、鬱々とした日々を過ごす、社会人3年目の西原健太が、不思議な男リッキーとの出会いを通して、「いい感じ」で働くための知恵を身につけ、実践し、次第に大きな成長を遂げていく物語です。
タスクばらし、ザッソウ、ふりかえりーー。
本の中で紹介される具体的な技術の数々は、倉貫書房の代表・倉貫義人がエンジニアとして、経営者として、大企業での働き方も、事業や会社の立ち上げも経験するなかで培ってきた、「生きた知見」がもとになっています。
「仕事が楽しくない」「いつもいっぱいいっぱいで働いている」…といった悩みを抱えている人に向けて、「自分で自分をいい感じにする」ためのセルフマネジメントのスキルを授けてくれる一冊です。
・・・と、このように書くと「ビジネス書」のように感じた方がほとんどでしょうか?
しかし、この本の特徴は、大桃洋祐さんが描きおろしてくださった装画からも感じられる温かさ、そしてエンタメ小説のかたちをとっていることです。
学びたい人も、そうでなくても、ただ楽しめるようなものになったら良いな、という思いのもと生まれた一冊だからか、読者の方からは「疲れていても読みやすかった」「ふだん本をあまりよまないけれど最後まで読み通せた」という声を多数いただきました。
仕事で忙しい日々。限られた時間のなかでの読書のきっかけとしても、楽しんでいただけたら嬉しいです。
次なる壁は、チームマネジメント。
(写真キャプション)『新米マネージャー、最悪な未来を変える』表紙
一作目の刊行からおよそ2年の時が経ち、このたび、新刊『新米マネージャー、最悪な未来を変える』を、2026年2月に刊行いたします。
会社で働いていると、新しい仕事を任されたり、部下ができたり、チームでプロジェクトに取り組むことになったり……年次があがるにつれて、働く環境も会社からのミッションも変わってくるものです。
そこで二作目は、入社8年目でマネージャーに抜擢された西原健太とチームの物語です。
前作『私はロボットではありません』はセルフマネジメントが、今作『新米マネージャー、最悪な未来を変える』はチームマネジメントがテーマとなっています。
正解のない仕事、会社からのミッション、チームメンバーとのコミュニケーションに悩む日々を過ごしていた健太は、不思議な男リッキーと再会を果たします。対話を通して、健太とチームの未来はどう変わっていくのか・・・?
今作も、「問題vs私たち」「チームのふりかえり」「4つの成長段階」……と、チームマネジメントの極意が詰まった、実用エンタメ仕事小説です。
- セルフマネジメントができるようになってきた
- チームでのコミュニケーションに難しさを感じている
- つい一人で仕事を抱え込んでしまう
- 正解がない仕事に日々取り組んでいる
こんな方に、ぜひおすすめの一冊。
お近くの書店もしくはオンラインショップにて、お求めいただければ幸いです。
(写真キャプション)大桃洋祐さんの装画が、物語を鮮やかに描きだします。
(写真キャプション)本作の登場人物たち。
(写真キャプション)読みやすく、かつ実用的なことが学べる内容です。
書誌情報
新米マネージャー、最悪な未来を変える
長瀬光弘・著
定価:2200円(税別)
判型:四六判並製
頁数:288ページ
装丁:鈴木成一デザイン室
イラストレーション:大桃洋祐
発刊:2026年2月5日
ISBN:978-4-911117-01-9
C0093
●著者プロフィール
長瀬光弘(ながせ・みつひろ)
ライター/株式会社想像プロダクション代表取締役
1987年岐阜県生まれ。印刷会社、制作会社勤務を経て、2018年よりフリーライターとして活動。2023年に株式会社想像プロダクションを設立。「美しい言葉から、楽しい想像を」をテーマに、メディア運営やコンテンツ制作、コピーライティングなどを手掛ける。株式会社ソニックガーデンの顧問ライターを務め、倉貫書房の立ち上げに参画。組織づくり、チームマネジメントなどのジャンルを得意とし、他に組織づくりメディア『DIO』の企画・制作責任者も務める。
おまけ
ひとことでセルフマネジメントといっても、そこにはいくつかの段階があると、倉貫書房の代表・倉貫義人は考えています。成長の過程に応じて乗り越える壁は変わってくるものです。
このことをもう少し具体的に知りたいという方は、ぜひ倉貫のブログをご覧ください。