先日、Great Place to Work®の開催する「働きがいのある会社」ランキングにて、私たちソニックガーデンが小規模部門で初エントリーながらベストカンパニー5位に選出して頂きました。ありがとうございました。(詳しくはこちら)
Great Place to Work®は、「働きがい」に関する調査・分析を行い、一定の水準に達していると認められた会社や組織を各国の有力なメディアで発表する活動を世界約50カ国で実施している専門機関です。(公式サイトより)
働きがいを求めて会社をやってきた訳ではないですが、私たちの取り組みは自分たち自身、誇れるものだとは思いつつも、自分たちで言ってるだけでしかなかったので、第3者の機関から評価されたことは純粋に嬉しく思います。
こうした取り組みには、本質が好きで合理主義なプログラマの集まりであるソニックガーデンにあって、これまであまり参加してきませんでした。そんな中、時間を割いて今回の応募に取り組んでくれたメンバーには感謝しています。
近く授賞式もあるようなので、それ以降に改めて、今回の「働きがいのある会社」の受賞についてはふりかえりたいと思います。
このブログでは、ソニックガーデンという会社を経営している私、倉貫が経営をする中で気付いたことや学びなど、少し抽象化しつつ、実体験から得られた考察を書いています。
「納品のない受託開発」という少し変わったビジネスモデルの受託開発や、本社オフィスをなくしてもチームワークを重視して働く「リモートチーム」というワークスタイル、指示命令も部署も管理職もいない会社の「管理のない会社経営」、これらは私たちが実際に実践していることで、それを記事にしています。
他にも、企業内起業やスタートアップ、アジャイル開発やソフトウェア開発について、効率的な仕事術やチームビルディング、プログラマの心得、それに最近は業務改善(業務ハック)などもテーマとして扱っています。
おかげさまで個々の記事は、それなりに読んで頂けていますが、少し多岐にわたってきたこともあり、このブログの根底にあるソニックガーデンの経営について、一貫性を持ってまとめる機会があったので資料を作成しました。それを公開します。
元々、この資料はとある講演で依頼されて作ったものです。多くの講演は、「ビジネスモデル」「働き方」「経営」といった形でテーマを絞って、時間も1時間もかけずに話すのですが、このときは、2時間ふるふる喋りっぱなしでテーマは自由というオファーだったこともあり、せっかくなので集大成となるものとして作りました。
せっかくの資料なので、クローズドにして有料セミナーでもしようかと思いましたが、それよりもオープンにして多くの方に見てもらう方が、結果的に得られるものも多いのではないかと思い、公開することにしました。
とはいえ、講演用の資料なので、私自身が話して補足して伝わることもあるかと思いますので、もし講演のご依頼などあればお気軽にご相談ください。
(オープンな勉強会であれば手弁当でお話し出来ると思います)