思考メモ

複数の選択肢から考える

何か難しい問題や決断のために考えるときの自分の癖は、複数の案を出してみて、それぞれ選択したらどうなるか思考実験をしてから決めていた。

論理的に筋道たてて考えていても、なかなか良い案が出ないときは、けっこう極端な案を出すことも多い。極端な案を出せば、案が出やすくなる。

案を出すときは、頭の中だけで考えるよりも、テキストに起こしてみる。案1、案2と書いていくことで、まだ案だからな、と思えて気軽になる。

アイデアって、ずーっと考えてたらパッと浮かぶみたいなイメージがあるけど、自分の場合は、そういったことはなくて、選択肢から選んでいる。

とはいえ普段から考えておくことはしていて、時には直感が働くこともある。あるけれど、直感だけで決めることはせずに、案の一つとしている。

複数の選択肢から、それぞれの思考実験をしきったあとに決断すれば、その選択したロジックを持つことができて、それを仮説として検証できる。

なにか考えるときは、たとえ案が1つしか思い浮かんでいなくても、まずは案1としてみると良いかもしれないな。

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倉貫 義人

株式会社ソニックガーデン代表取締役社長。経営を通じた自身の体験と思考をログとして残しています。「こんな経営もあるんだ」と、新たな視点を得てもらえるとうれしいです。

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