苦手な仕事と下手な仕事

思考メモ

苦手な仕事と下手な仕事は違う。下手は状態なので訓練や経験によって上達できる。だけど、苦手は気持ちなので時間かけても変わらない。

苦手な仕事だけど、なんとか出来るようにと頑張るのは結構つらい。見てる方もつらい。苦手で下手だと、上達までの時間がつらいはずだ。

野球選手になりたいけど、野球が苦手なら努力はつらいものになる。果たして本当になりたいのか。どの職業でも似たようなことがある。

苦手を克服するのは、とても大変で、頭ではやるべきだと考えていても、心で感じていることと合っていないと、いつか心が折れてしまう。

下手でも苦手でなければ、人によって時間はかかっても、いつかは上達するだろう。その努力の時間も苦しくなければ、続けられるはずだ。

下手なうちは楽しくないのは同じ。けれど苦手で楽しくないなんて、たとえ修行だとしても耐えられない。苦手なまま上達することはない。

苦手なことからは逃げても構わない。頭よりも心に従った方が良いのではないか。心が先で、頭がついてくれば、時間をかけて上達できる。

それでも、もし苦手だけど、取り組みたいと思うならば、まずは苦手意識を克服することではないか。そもそも苦手と苦手意識は違うはず。

苦手意識は、苦手に感じていることだけなので、下手と違って一瞬で切り替わることもある。だから、最初は小さな成功体験から始めたい。

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