アジャイルの本質とは何か

アジャイルの本質とは何か?を考えてみた。(個人的な見解です)

「アジャイルソフトウェア開発」ではなく、そこからエッセンスを抽出し、他領域に応用できる「アジャイル」の思想、いわば「アジャイル思考」について。

アジャイルの本質とは、将来のこと確定しないでいる姿勢です。未来を約束する契約はアジャイルの対局にあります。変化を抱擁することがアジャイルです。

今より先のことは変化し続ける前提にたてば、良いことも悪いことも起きうるし、それは避けられません。不確実であるからこそ今の姿勢が重要になります。

その姿勢とは・・・

・変化を受け入れても、自分たちの理想や自由を維持していけるだけの強さを身につけようとすること。

・先々のことを決めつけず、今の状態を肯定した上で、少しでも今より良い状態になるよう務めること。

・結果にコミットするのではなく、理想のプロセスやフォームに注目し、今できるベストを尽くすこと。

そのための実践とは・・・

・ものごとを小さくして取り組んでいく「小口化」。コントロールできる範囲に小さくする。

・実践や実態をもとに見直していく「ふりかえり」。大きな改革ではなく改善を重ねていく。

・他者とは争わずに協調していく「問題vs私たち」。奪い合うのではなく共に解決していく。

「人が増えても速くならない」に書いたことを、もう一段、抽象化することで、不確実さに立ち向かうためのアジャイル思考についての本が書けるかもしれない。

倉貫 義人

株式会社ソニックガーデン代表取締役社長。経営を通じた自身の体験と思考をログとして残しています。「こんな経営もあるんだ」と、新たな視点を得てもらえるとうれしいです。

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