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これまで個人的にも会社としても、ずっと取り組んできた「リモートワーク」ですが、この新しいワークスタイルは、社会一般的な通勤を前提とした働きかたに比べると、人生に大きな変化をもたらしてくれたと感じています。

個人的には満員電車に乗らなくても良くなったり、通勤時間を自分のために使うことができたり。また会社としては、地方に住む優秀な人と一緒に働けたり、リモートワーク前提のマネジメントでチームの生産性が上がったりしたことです。

さらに「働く場所」の制約がなくなったことで「働く時間」についても変化が起きました。これまで出退勤だけがオンとオフを切り替える機会だったのが、いつでも自分のタイミングでオンとオフを切り替えることができるようになったのです。

リモートワークを導入した結果、自分らしい時間の使い方を実現することができました。

日本の社会問題を解決するアイデアとしてのリモートワーク

そんなリモートワークも、今はまだ一部の企業でしか出来ていないのが現実です。今は先進的な企業や人たちが、少し奇異な目で、そして少し羨望の目で見られつつも、実験的にやっている、そんな状態です。果たして、それで良いのでしょうか。

もっと大きな視点で見ると、これからの日本は少子高齢化が進み、あと十数年もすれば人口構造のピラミッドがひっくり返ってしまうことは統計的に見ても明らかです。

下記の図は、総務省の出した「情報通信白書平成27年版」からの図表です。

労働力が減少する時代に向けて、企業としては人材の確保が課題になるのは間違いありません。これまでのように闇雲に働くよりも、より効率的な仕事の仕方が求められるし、これまで働けなかった潜在的な人材を発見しなければなりません。

私は、それを解決する一つとなるのが「リモートワーク」ではないか、と考えています。

これまで働きたくても場所や時間の制約で働けなかった人たちが、自分らしい生活を保ったまま、働くことができるようになるとしたら、とても素晴らしいことですし、人材を求める企業にとっても、嬉しいことではないでしょうか。

リモートワークから新しい働き方を考えるイベントをします

リモートワークが広まれば、これまで場所や時間のせいで、仕事か生活か諦めて働いていた人にとって、一気に選択肢が広がります。選択肢の大きさは、可能性の大きさです。誰もが自分らしく働くことができるとしたら、幸せなことだと思いませんか。

ただ、今はまだ「リモートワーク」自体がマイノリティですし、やってみるにしてもどうすればいいかわからない人も企業も多いはずです。実践者の話を聞くことも良いですが、それよりもそれぞれの立場で出来ることは何か考えてみたいと思いました。

そこで、参加した人が自分ごとで考え、参加した人同士で議論しあい、各々のありたい未来を構想すること、共通の未来を見つけること、その未来に向けた具体的なアクションを決めること、それが出来るようなイベントをやってみることにしました。

リモートワークをすることは、ただ離れた場所で働くというだけでなく、働き方そのものやマネジメントすら変えてしまうキッカケになるものです。キッカケはリモートワークですが、これからの「新しい働き方」を考えることが大きな目的になります。

そんなリモートワークを切り口に「新しい働き方」を考えるイベントとして、3/26札幌、4/9東京、4/23博多の3拠点で開催します。参加者の「自分らしい働き方」の未来を創るアクションを起こす場にしたいと思っています。ぜひ、ご参加ください。

どんな人が参加するのか?

イベントの対象はリモートワークの実践者だけではありません。もちろん、リモートワーク実践者の方々同士の交流になれば、と思っていますが、今はリモートワークをしていなくても、いずれしてみたいと考えている人にも参加して頂きたいです。

ここ数年で、フリーランスを中心とした個人で活動している人にとってのワークスタイルは大きく変わってきました。モバイル環境が整備され、ノマドに始まり、コワーキングスペースという業種が誕生したり、クラウドソーシングが広まったり、など。

ただ、その働き方の変化は、全体の一部です。多くの人は組織やチームに所属しており、そうした人たちにとってリモートワークは難しいと思われています。これから変えていく必要があるのは、組織への所属や雇用の関係におけるリモートワークです。

「新しい働き方」には、人それぞれに考える理想のワークスタイルがあって、それぞれが「自分らしい働き方」とは何か、どうすれば実現できるのかを考えるのが、このイベントです。

現場で働くエンジニアやデザイナー、チームをマネジメントする立場のディレクターや管理職、フリーランスや経営者、制度検討をしている人事担当者など、多様な立場、多様な価値観の人に集まってもらいたいと思っています。

どんなイベントなのか?

今回のイベントは、「フューチャーセッション」という形式で実施します。フューチャーセッションについて、説明ページから引用すると、こんな感じのスタイルです。

多くの社会問題は、当事者や専門家だけでは解決しにくくなっています。そんな今こそ、みんなのチカラをかけ算する時。それぞれが問題を自分ごととして考え、ありたい未来を構想することが大切です。

Future Sessionでは、多様な立場の人を参加者に迎え、問題そのものをいろんな角度で見つめることからはじめます。そして、深く、自由に対話し、みんなの「想い」の中から未来に向けた素敵な答えを紡いでいきます。

誰かに決められたことをやるのではなく、一人ひとりが主役になってアイデアを生み出し、実現させていく。社会に変革を起こすための「場 = Future Session」(OUR FUTURESより

フューチャーセッションは、リモートワークを実践している人たちの話を聞く機会でもあり、他人の意見に耳を傾け自分の価値観を確認する機会でもあり、共に未来に向かって何かアクションをおこす仲間を見つける機会でもあります。

きっと新しい気付きと知見、そして、これからの人生を変えていくためのヒントと刺激をもらえる1日になると思います。

イベントの概要・まとめ

今回、札幌・東京・福岡の3拠点で開催しますが、全て土曜日の午後を使って、同じスタイルで実施します。以下がアジェンダになります。

  • 14:00 前半:開会、フューチャーセッションのイントロと、ゲストのトーク
  • 15:15 後半:対話からアクションプランを生み出す参加型セッション
  • 17:00 参加者同士の交流会(軽食付き)
  • 18:00 終了〜お開き

ご参加、お待ちしています。よろしくお願いします。

参考

フューチャーセッションを知るための本は以下です。

フューチャーセンターをつくろう ― 対話をイノベーションにつなげる仕組み
野村 恭彦
プレジデント社
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イノベーション・ファシリテーター ― 3カ月で社会を変えるための思想と実践
野村恭彦
プレジデント社
売り上げランキング: 44,285