アジャイル開発に取り組むエンジニアの姿勢を5つまとめてみました。その5つとは、1. 当事者意識を持つ、2. 保守性を重視する、3. 単位を⼩さくする、4. なるべく作り込まない、5. 守備範囲を広げる、です。どれも、そう簡単ではないけれど、大事なことです。
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継続は力なり、とはよく言ったもので、なんでも続けることで成果は出てくる。少しずつでもやっていれば、後々になると、大きな差になる。少しもやってなければゼロのままだ。だけど、なんだって続けることは、そう簡単ではない。新規事業や企画なども同じではないか。
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毎日ブログを書こうと思いつつ、頑張って少しずつ書いても公開まで至らず、結局はせいぜい週に1本のペースになってしまう。それでも蓄積になっていくのが、ブログの良いところ。ブログの記事は自分の代わりに考えを伝えていってくれる人がいるようなもので、書くほどに、その人が増えていくイメージ。
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「納品のない受託開発」の話をすると、きまって、「それはお客様とは信頼関係がないと駄目ですね?」と聞いてくる人がいるのだけど、それはその通りなんだけれど、そもそもどんな商売だって、お客様と信頼関係がないとうまくいかないのではないだろうか。少なくとも、楽しい仕事にはならないだろうね。
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ブログ書くとき、500から600文字くらいまで書き進めると、乗ってきてどんどん書けるのだけれど、そこまでいくのに時間がかかってしまう。もっと日々書いて、日常の習慣にしていって、その感覚までの閾値を下げたい。これは他のことでも同じように感じる。どれだけ進み出すまでの敷居を下げるか。
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問題について語るより、解決方法について議論したい。解決する意思なく、起きている問題について話をすることだけはつらい。それはただの愚痴だ。己の身に起きた問題を呪っても逃げても前には進まない。前向きに生きる覚悟を決めて、どうすれば解決するかを考えるようにすれば、人生はより楽しくなる。
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結果を出すためには、それに見合うだけの実力が必要だ。実力もなく結果が出せる程、世の中は甘くない。実力をつけるためには、それに見合うだけの努力をしなければいけない。努力とは結局は積み重ねた時間だ。毎日少しずつでも時間をかけていくしかない。無為に過ごして得られるものなどありはしない。
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経営ポリシーは価値観やカルチャーなので、何が正しくて何が間違っているか、ではなくて、いろいろな考えがあって良い。経営者や会社によって違うはずだし、だからこそ沢山ある中で自分にあう会社も見つかるはず。経営ポリシーは、結局は経営をする人たちの性格や生き方を反映したものになるんだろう。
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ソニックガーデンの経営ポリシーのひとつは、一か八かをしないということ。身の丈にあわない賭けはしないので、身の丈にあった成長しかしないけれど、嫌な仕事でもやって急激に成長することよりも、今の楽しい仕事を長く続けることを大事にしているので、それで良いと考えてる。サステナビリティ重視。
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経営の戦略を考える上で、会社の価値観がはっきりしていれば、判断に迷うことは少なくなる。沢山のアイデアはあっても、そこから価値観から鑑みれば選べる選択肢は限られてくる。都度の判断のスピードを上げるには、ブレない価値観を持つことが重要なんだな。
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今日は一日ずっと経営ミーティング。社員のキャリアパスについて、曖昧だった部分をロジカルにはっきりさせて、採用から新卒、中堅、その先まで一通り考えた。そうやって、来期からの4期目に入るための準備をするのが、このクォータでの経営の仕事。現場を任せて経営に専念させてもらえて助かります。
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何かを変えられる人に共通する特徴は、1.会社や社会などの身の回りにある問題を、解決できる問題だとして認識し、2.その上で問題を解決するアイデアを見つけられて、かつ、3.そのアイデアを実現するまで実行し続けられる人だろう。どちらかといえば、1と3の問題認識と行動力が大事ではないか。
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ストレスの溜まる仕事をして得たお金で、ストレスを解消するためにお金を使う。そんな生き方働き方は、経済活動としては意味はあるかもしれないけれど、人間としてはちょっと辛そうだ。働く上でストレスが少ないということに、金銭的な価値以上の価値を感じられるかどうか、で選択肢は変わってくるね。
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ナレッジワーカーの全員がマーケティングを行い、その経験と知見こそが、企業のコアコンピタンスになるとしたら、普段からの仕事において、自らの顧客について、自社の強みについて、考えて行動しなければいけない。それは大変なことではあるけれど、そうなるようにすることがマネジメントとも言える。
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「事業の目的は顧客の創造である」これもドラッカー。マーケティングこそが事業の本質であり、本来アウトソースはできないし、それをするとお金を出すだけの投資家のようになってしまう。企業が自ら経験し蓄積べき知見とは、そのマーケティングの活動であり、それこそがコアコンピタンスになってゆく。
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新規事業で地球を救いたい、なんて突飛なことを言う人がいても良いけど、なぜあなたがするのか、なぜあなたが出来るのか、という意味付けがとても大事だ。根拠がなければ、居酒屋での妄想と変わらない。そのために何をしてきたのか、これから何をするのか。解決したい問題は自分の人生に近い方が良い。
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新規事業で誰の問題を解決しようとしているのか、とても重要。正解はないが、失敗は幾つか見てきた。エンジニアにありがちなのが、自分の問題を選ぶこと。救えるのが自分だけなら、最も楽な手段で満足して妥協してしまう。営業にありがちなのが、今、目の前にいる顧客だけの問題を選ぶ。それは受託だ。
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新規事業の手段など、アプローチは幾らでもあるはずだが、新規事業=アイデアだと思っているうちは、手段の選択肢は格段に減る。持つべきなのは、誰の問題、社会のどんな問題を解決したいのか、という一点に尽きる。問題を捉えていれば、手段など無限に考えられる。優れた創業者は、問題を見つけてる。