ソフトウェア開発から見た「ソフトウェアをサービスするビジネス」

ソフトウェア開発から見た「ソフトウェアをサービスするビジネス」

2009/12/12に開催されたDevLOVE2009 FUSIONにて講演する機会を頂きました。

SlideShareに資料をアップしました。プレゼンテーションZenに多少影響を受けてるので、講演時の説明がないとわからない部分があるかもしれませんが、その辺りは、今後のブログで補足していきたいと思います。

今回のテーマは、同じIT業界と言っても、受託開発(SI)とサービス提供(SaaS)では、すごく大きな違いがあるということを、「ソフトウェア開発」という観点で伝えようというものでした。

まとめとしては、受託開発やパッケージは「製造業」であり「Point of Sales」の考え方を基底においてビジネスをすべきで、そこでは、1度の「納品/出荷」が顧客へ提供できる瞬間になるのに対し、ソフトウェアサービスビジネスでは「サービス業」であり「Point of Use」の考え方でビジネスをするためには、一期一会の精神でユーザが「使う瞬間」を大事にしていかなければいけない。サービスを実現するためには、常に改善/維持を繰り返す必要があり、繰り返すために、色々な要素を「小口化」して、「小口化」することで「日常にしていく」ことが大事ですよ、ということを具体例を交えて話しました。

私自身は既に毎日の業務としてのプログラミングをしていないので、この内容で、DevLOVEという場所で聞く人に価値を伝えられるか、不安だったんですが、papandaから頼まれた時に、「Fusionだから良いんですよ!」という言葉を胸に、講演してきました。

そんな訳で、今回は、蘊蓄や抽象的なことを語ることもしないし、熱いメッセージを伝えることも封印するという、ある意味、最近の私らしくない内容になっています。(でも、今回のような事例発表は、私の原点でもあります。)

淡々と、私が経営する社内ベンチャーのSonicGardenという組織について、そこで、どういった形で「ソフトウェア開発」をしていて、何に気付き何を学んだのか、事例を話しました。私のやっていることが正解かどうかなんてわかりませんが、聞いて頂いた方々の中で何かの発見に繋がれば良いな、と思っています。

資料作りには苦労しましたが、人に伝えるということをきっかけに、自分なり色々と整理することができたと思います。このような機会を与えて下さった、DevLOVEのスタッフの皆さんに感謝します。DevLOVE2009は、とても良い会だったと思います。おつかれさまでした。

倉貫 義人

株式会社ソニックガーデン代表取締役社長。経営を通じた自身の体験と思考をログとして残しています。「こんな経営もあるんだ」と、新たな視点を得てもらえるとうれしいです。

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