ソニックガーデン代表 倉貫義人のサイト

管理ゼロでもリスク対策に取り組んだ実験と結果 〜 自由と成果と堅牢さを両立した組織

私にとって会社経営は、仮説を証明するための実験だと考えている。実験なのでうまくいくこともあれば、失敗することもある。これまで毎年、私たちが取り組んできた実験と結果について考察してきた。 【2016年】会社を再発明するために試した3つの実験と結果 〜 ベテランが管理職にならなくて良い組織【2017年】「30人の壁」を越えた自己組織化の実験と結果 〜 適材適所で全員が活躍できる組織 2018年のソニックガーデンの経営を振り返ると、リスク対策など組織の堅牢さを高めることに取り組み始めた年だったように思う。本記事では2018年に取り組んだ実験と結果について記そう。 遊ぶように働いて大きな成果を出すため […]

「30人の壁」を越えた自己組織化の実験と結果 〜 適材適所で全員が活躍できる組織

2017年のソニックガーデンの経営を振り返ると、セルフマネジメントでフラットな組織のままで30人の壁をなんとか越えて、この先も変わらぬポリシーでやっていくための土台づくりに取り組むことが出来た。(参考:去年の記事) その結果、もはや一般的な会社とは根本から違う自分たちなりの形が出来てきたように思う。本記事では2017年に取り組んだ実験と結果について記そう。 内発的動機しばりのマネジメントで人数に立ち向かう 従来のセオリーに従った組織マネジメントをするならば、人数が増えて、社長ひとりでは目が行き届かなくなってくれば、部署に分けて管理職を置いて、報酬を上げて肩書きを与え、組織を分けて管理をする。そ […]

「業務ハック」で裏方の仕事がヒーローに変わる

先週の金曜日、「業務ハック」に関する初めての勉強会「業務ハック勉強会@東京」が開催された。エントリー自体は100名を軽く超えて、キャンセル待ちも多く発生するほどの規模となった。本当に多くのご参加ありがとうございました。 業務ハック勉強会に参加して感じたのは、これまで表舞台に出てこなかったような業務に携わっている人たちが登壇をして、そのノウハウを共有することが、いかに画期的なのか、ということだった。 こうして共有される機会が出来たことこそが「業務ハック」と名前を付けた意義だったのではないだろうか。この記事では、業務ハック勉強会での所感と、これまで私のブログに頂いた反応への回答を書いた。 セルフマ […]

業務改善とシステム化を一緒にやってしまう「業務ハッカー」という新しい職業

前々回の記事『理想の働き方改革より現場の業務改善を 〜 現実的で効果的な「業務ハック」のはじめ方』では、業務改善とシステム化を一緒にやってしまう「業務ハック」というコンセプトについて書いた。 そして、今週末には業務ハックの初の勉強会が開催される。おかげさまで好評なため、大阪でも開催することに。(業務ハック勉強会@東京、業務ハック勉強会@大阪) 今回の記事では、そんな「業務ハック」に取り組む職業「業務ハッカー」、すなわち業務改善とシステム化を一緒にやってしまう仕事について書いた。 業務改善とシステム化を兼業する「業務ハッカー」の土壌 「業務ハック」では、現行業務の分析と見える化を行い、ボトルネッ […]

理想の働き方改革より現場の業務改善を 〜 現実的で効果的な「業務ハック」のはじめ方

先日、サイボウズデイズという大きなイベントで登壇させて頂く機会があり、私たちがサイボウズ社のkintoneというクラウドサービスを活用して行なっている「業務ハック」という手法について紹介をしてきました。 大掛かりな経営改革や業務改善ではなく、今どきのクラウドサービスを活用することで、身近な出来ることから改善を始め、繰り返し型で業務改善していくための手法やノウハウをまとめて「業務ハック」と呼んでいます。 その際に使った資料を公開しています。そして、補足を兼ねて記事にしました。 業務改善がもたらした「定時は15時」「休み上限なし」 「働き方改革」、2017年のバズワードの一つと言っても良いだろう。 […]

リモートワークを許可していない会社は怠慢か? 〜 複雑化する仕事には多様化する働き方を

先日、愛媛松山で開催された、「JAWS Festa中四国2017」に参加して、パネルディスカッションに登壇して来ました。 クラウドに関するコミュニティのイベントだけど、今回のパネルディスカッションでは、リモートワークや複業という最近の話題になっている多様化する働き方をテーマにしたものでした。一緒に登壇して頂いた皆さん、ありがとうございました。 「○」と「×」で回答してコメントしていく形だったので、本記事では私の回答とコメントについて、少し補足しつつ書いておきます。(パネルディスカッションでは、リモートワークと副(複)業と並べてましたが、わかりやすさのために今回の記事では、リモートワークにフォー […]

一般的なテレワークのイメージと、リモートチームの6つの違い

働き方に注目される時勢のおかげで、私たちが昔からやっていたリモートワーク、それも、チームワークを重視するリモートワークである「リモートチーム」について話をする機会が非常に増えた。とてもありがたいことだ。 ただ私たちの場合は、働き方だけに注目して取り組んできた訳ではなくて、生産性を高めることや無駄なことをなくすことを追求した結果として、今のスタイルになっている。だから、一般の人のイメージするようなテレワークとは大きく違っている。 一般的なテレワークに対するイメージと、私たちが取り組んでいるリモートチームの実態について、その違いを明確にしておかないと、いくら伝えても伝わらないと感じることがあったの […]

中学生でもわかるシステム開発と新しい働き方

先日、宮古島に行く機会があり、ちょうどそのタイミングで、下地中学校にて中学3年生の生徒たちに講話をする機会を頂きました。 話すテーマは「新しい働き方」について。そこで、私たちソニックガーデンで実践している内容を伝えることにしました。ただし中学生でもわかるように内容をアレンジして、以下の資料を用意しました。 講演後に、資料だけSNSでシェアしましたが、多くの方に評価を頂けたので、もしかすると「新しい働き方」を伝える際は、これくらいのところからイメージを変えていく必要があるのかもしれません。 この資料を通じて伝えたかったことは2つ。働き方というのは時代にあわせて変わっていくもので、今、中学生の君た […]

会社を再発明するために試した3つの実験と結果 〜 ベテランが管理職にならなくて良い組織

2016年のソニックガーデンの経営を振り返ると、新規事業の創出、オフィスの本質、人が増えた組織のマネジメントに取り組んできた。それらの取り組みは、一般的にイメージされる「会社」とは違う、新しい会社を作るための実験だったように思う。 1)稼がない「部活」から新規事業の創出 1つ目は、遊びで始めた部活から新規事業が生まれたことだ。 仕事中にできた「ゆとりの時間」で、社内の仲間と一緒に好きな活動をすることを、社内では「部活」と呼んでいる。自分の給料分くらいの仕事さえしてくれれば、それ以外は自由時間となって好きなプログラミングをしても良いという制度だ。 以前は、その活動を「新規事業」と呼んでいたが、せ […]

【未来日記】通勤を忘れた世界

先日、山口県萩市でもリモートワークジャーニーが開催されました。そこで、未来を想像して日記を書いてシェアをする「リモートワーク未来日記」というワークショップが行われました。本記事では、私の考えた未来日記に少しアレンジを加えて紹介します。(未来日記なので勿論フィクションです。) 通勤のない世界 天気の良かったその日、いつものように家で仕事をしても良かったけれど、僕たちは外で仕事をしようと出かけることにした。呼び出した自動運転の車に乗り込んで、彼女が持っていた端末を操作すると車は静かに走り出した。 「こういうの昔の人は”通勤”って言ったんでしょう?」 「いや、違うんじゃないか […]

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