内発的動機付けでの採用判断

思考メモ

採用面接の初回から私も出ることが多いのだけど、どうしても難しい方には、その場でお断りすることになる。とても心苦しいけれど、きちんと伝えている。ただ、結果は単純な合否ではない。

採用面接に向かうときの姿勢は、会社側として採用したいかどうかの視点はいったん横に置いて、応募してくださった方の人生にとってのベストな選択は何かを一緒に考えることにしている。

ベストな選択がソニックガーデンに入ることなら良いし、そうでないことがわかれば、どれだけ優秀な方でも引き留めずに、その選択を … もっと見る

採用面接の初回から私も出ることが多いのだけど、どうしても難しい方には、その場でお断りすることになる。とても心苦しいけれど、きちんと伝えている。ただ、結果は単純な合否ではない。

採用面接に向かうときの姿勢は、会社側として採用したいかどうかの視点はいったん横に置いて、応募してくださった方の人生にとってのベストな選択は何かを一緒に考えることにしている。


ベストな選択がソニックガーデンに入ることなら良いし、そうでないことがわかれば、どれだけ優秀な方でも引き留めずに、その選択を応援する。むしろ早くわかって良かったね、となる。

だから、まずは応募された方が本当に何をしたいのかを深掘りしていく。「入社したい」というのは、本質的ではないので、入社するかどうか関係なく何をしたいのかを問うところから始まる。


自分は何をしたいのか、どういう状態になりたいのか、案外と明確に言語化できてない人も多いから、色々な角度から質問してみたり、考えてもらったりして、自分自身で言葉にしてもらう。

自分がしたいことを、自分の言葉で表現するのは、人生の選択肢を考える上で、とても重要で、そこがすりあえば会社としても応援しやすくなる。内発的動機付けマネジメントの第一歩。


これは、もはや採用面接というより、コーチングみたいなものかもしれない。私たちの会社では、入社後も年に一度は、こんな感じで社員と自分がしたいことの「すりあわせ」をしている。

私たちの会社で「すりあわせ」をするときに使っているのがYWTというフレームワーク。「やったこと・わかったこと・次にやること」の、なんと日本語の頭文字。シンプルだけど強力。


なにも転職するときだけでなくても、定期的に本当に自分のしたいことを考えたり、自分が働いている会社と方向性のすりあわせしていく機会があっても良いと思うんだよな。

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