ソニックガーデン代表 倉貫義人のサイト

リモートワークをどう管理するのか? 〜 クリエイティブな仕事のマネジメント7つの観点

リモートワークについて講演をすると必ず出てくるのが「社員がオフィスに来てないと管理できない」「オフィスにいないとサボってないか心配」という話。これは果たして本当にそうなのだろうか。 実はこれはリモートワークに限った話ではない。現代の仕事の多くは頭を使う仕事であり、オフィスにいても見ていたからといって仕事しているかどうかはわからない。それもコンピュータで成果物を作るとなると尚更。 頭を使ったクリエイティブな仕事のマネジメントを成功させるためには、これまでとは観点を変えなければいけない。本稿では、クリエイティブな仕事やリモートワークでのマネジメントの観点について考える。 「人」ではなく「タスク」を […]

旅をするように働く人たちでチームワークはどうするのか 〜 居るだけでいい「場(ba)」を具現化した仮想オフィス

先日、以下のような内容をSNSでつぶやいたところ、大きな反響をいただいた。 スペインからロンドンに約1ヶ月いってる新卒2年目、マルタからハンガリーに2ヶ月いく3年目、オーストラリア一周やシベリア鉄道から働いた人もいる。副社長ですらハワイに1ヶ月ほど滞在してた。 休職する訳でもなく、ほぼ普段通りにコミュニケーションできている。仮想オフィスのおかげで、どこからでも(論理)出社できるので、もはやリモートワーク=在宅勤務という概念すら崩れてしまった。なにげに結構すごいんじゃないか。 https://www.facebook.com/kuranuki/posts/10212082200004737 本稿 […]

リモートワークのデメリットは?に対する回答

講演やパネルディスカッションでよく出る質問が「リモートワークのデメリットは何か?」というものだ。これは割と困る質問でもある。 なぜなら今となっては私たちにとってデメリットは見つからないからだ。いや、そもそもデメリットがどうとか以前に、ただ働きやすさや採用を進めた結果、今の本社オフィスなし全社員リモートワークという形になっただけだからだ。 とはいえ、これまで課題がなかったわけではない。本稿では私たちが取り組んで解決してきたリモートワークの課題を紹介しよう。 雑談が消えた、アンフォーマルな情報共有がされない 在宅勤務をしている社員とは雑談をする機会がなくなる。オフィスにいれば、廊下やロビーですれ違 […]

リモートワークの定義レベル5と、障壁の越え方

前回の記事では、私たちソニックガーデンがどういった経緯を経て、物理オフィスをなくした完全なリモートワークまで辿ってきたのか紹介した。 そこから見えてくるのは、リモートワークには段階があるということだ。それをレベル分けすれば、わかりやすく目指す指標ができるのではないかと考えた。 本稿では、自動運転の世界で考えられている定義とレベルを参考に、リモートワークのレベルについて考えてみた。 自動運転のレベル 昨今、自動運転が非常に注目されている。実用的なレベルになりつつも、まだ時期尚早という見方もあって話題にあがることが多い。 おそらく近い将来に、現代のオートマ車とミッション車の比率のように、自動運転の […]

物理オフィスがない完全リモートワークまでの10年間の道のり

私たちソニックガーデンには、本社オフィスがない。全員がリモートワーク、在宅勤務なので、物理的に出社するためのオフィスをなくしてしまった。 今は、テレビ会議とバーチャルオフィスを組み合わせて普段は仕事をしている。 リモートワークに取り組む際に、私たちのやり方をそのまま真似をするとうまくいかないかもしれない。なぜなら、私たちも一気に今の状態になったわけではないので、私たちと同じように段階を踏んで進めていくのが良いのではないだろうか。 本記事では、私たちが物理オフィスのない完全リモートワークに至るまでに取り組んできた試行錯誤の変遷をふりかえってみよう。 ステップ0.昔ながらのオフィス(2008年頃) […]

リモート入社式に見る「オンラインが先」の発想 〜 リモートワークを成功させるシンプルな法則

先日、私たちソニックガーデンでも新入社員を迎える入社式を行った。全社員がリモートワークで全国各地に散らばっているため、必然的に入社式もリモートで行った。 リモートワークが難しいという話の多くは、リモートワーク側をリアルのオマケとして扱うからだと私は考えている。解消するには、リモートワーク側をメインで考えて、リアルが補完関係にあるとすれば良い。 そうして行き着いた一つが「リモート入社式」だ。本稿では、リモート入社式をどのように実現したのか、それを支える「オンラインが先にある」という考え方について書いた。 リモートにはびこる疎外感や寂しさの原因 昨年までも入社式は行ってきたが、オフィスがあった時代 […]

テレビ会議を劇的に円滑にする簡単なノウハウ

リモートワークをする人たちだけに限らず、今や多くの場面でテレビ会議を活用する人が増えてきたように思う。時代の流れなのか数年前に比べて、抵抗を示す人たちが減り、もっとうまく活用したい機運も高まっている。 テレビ会議を活用すれば、生産性は圧倒的に向上するし、働き方も一変する。移動時間ゼロで、誰とでもミーティング出来るのだから、電話がなかった時代が想像できないように、テレビ会議に慣れると無かった時代を思い出せなくなる。 一方で、まだ上手に活用できていない人たちも多い。うまくいかなくて苦手意識を持っていたり、やってみたいけど心理的なハードルがあったり。テレビ会議を活用しないのは、人生を損しているので、 […]

リモートワークは難しくない 〜 フリーアドレスの延長にあるフリーオフィスその先へ

「リモートワーク」というだけで特別な働き方、新しいマネジメントが必要で、これまでの管理職からすると忌諱すべきムーブメント、そんな風に思う人もいるだろう。もしくは、リモートワークになれば、きらめくような自由な働き方が約束されていると思う人もいるかもしれない。 いずれにせよ、それまでの働き方とは大きく違うものだと考えて、そこに至るには大きなハードルがあると思いがちだ。しかし、私たちの取り組んでいる「リモートチーム」という働き方は、それほど難しいものではない。それまでの会社の働き方を変えずに実現することができる。 リモートワークなんて、歯を食いしばってやるもんじゃない。もっと当たり前に、もっと気軽に […]

リモートワークを許可していない会社は怠慢か? 〜 複雑化する仕事には多様化する働き方を

先日、愛媛松山で開催された、「JAWS Festa中四国2017」に参加して、パネルディスカッションに登壇して来ました。 クラウドに関するコミュニティのイベントだけど、今回のパネルディスカッションでは、リモートワークや複業という最近の話題になっている多様化する働き方をテーマにしたものでした。一緒に登壇して頂いた皆さん、ありがとうございました。 「○」と「×」で回答してコメントしていく形だったので、本記事では私の回答とコメントについて、少し補足しつつ書いておきます。(パネルディスカッションでは、リモートワークと副(複)業と並べてましたが、わかりやすさのために今回の記事では、リモートワークにフォー […]

一般的なテレワークのイメージと、リモートチームの6つの違い

働き方に注目される時勢のおかげで、私たちが昔からやっていたリモートワーク、それも、チームワークを重視するリモートワークである「リモートチーム」について話をする機会が非常に増えた。とてもありがたいことだ。 ただ私たちの場合は、働き方だけに注目して取り組んできた訳ではなくて、生産性を高めることや無駄なことをなくすことを追求した結果として、今のスタイルになっている。だから、一般の人のイメージするようなテレワークとは大きく違っている。 一般的なテレワークに対するイメージと、私たちが取り組んでいるリモートチームの実態について、その違いを明確にしておかないと、いくら伝えても伝わらないと感じることがあったの […]

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