ソニックガーデン代表 倉貫義人のブログ

ソフトウェアにビジョンはあるか?〜フィードバックにどう応えるか

ソフトウェアを開発していくにあたり、ユーザからのフィードバックは非常に重要です。自分たちの作っているものをより良く修正していくための重要なインプットになります。ユーザからのフィードバックを想定しないで、最初に計画した通りのものを作ったところで、独りよがりになってうまくいく訳がありません。リーンスタートアップでは、早い段階で市場に出して、ユーザからのフィードバックを受けつつ改修していくスタイルを薦めています。うまくフィードバックをもらいつつユーザを増やしていくことができれば、市場と提供者で良い関係を構築していくことが出来ます。 では、フィードバックをもらえるようになったとして、ユーザに対して、ど […]

リーンスタートアップで小さく始めよう

リーンスタートアップ”Lean Startup”という言葉を最近知りました。SonicGardenでは、アジャイル・Ruby・クラウドを実践してきましたが、開発だけをしている訳ではなくて、スタッフ一丸となってマーケティングも経営もしていたりして、それらを包括した言葉ってないのかな、と思っていたのですが、どうも「リーンスタートアップ」がうまくフィットしていると気付きました。 とはいえ、リーンスタートアップを学んだ上で実践している訳ではなくて、日々の試行錯誤の中で得たスタイルが、たまたまリーンスタートアップになっているということだけなので、正解かどうかはわからないので、自分 […]

ゼロから作りたい症候群

ここ数年で、クラウドのプラットフォームが広まることで、従来のSIビジネスの市場が影響を受けるということが起きてます。 そこで多くの大手SIerが採った戦略は、自社でIaaSのようなクラウド環境を作るといったものです。自社が持つデータセンターに仮想化のエッセンスを加えて「クラウド」の冠を付けて売るというもので、あまり目新しさはありません。 ground hero / pierre*peetah 今、それでは付加価値が薄いということで、PaaSに手を出そうとしているところもあるかと思います。ゼロから作って徐々に上にのせていくという戦略です。 こういう戦略は、非常にお金を持った大手企業で、かつエンジ […]

仕事をするのにオフィスはいるのか?

ちかく今のオフィスを出ていく時期がせまっているので、移転先のオフィスを探して契約するか、それとも全員がノマドと在宅にしてしまうか、考えてみました。 「仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)」という本が注目されたように、確かにインターネットやデバイスの進化によって、オフィスを持たなくても仕事をすることが出来るようになってきました。 筆者の会社(SonicGarden)でも、ノマドワークは実践しています。自分たちで使っているツールは、Google AppsやDropbox、youRoomにPivotalTracker、githubなど、すべてクラウドで提供されたものを使っていますので、ノー […]

アート・オブ・コミュニティ ―「貢献したい気持ち」を繋げて成果を導くには

翻訳者の渋川さんから献本頂きました。ありがとうございます。 最近は、FacebookやTwitterのおかげもあって、企業の枠を超えた勉強会やコミュニティが沢山産まれています。コミュニティに参加するには、特に難しいことはありません。一方で、コミュニティを作り出し、運営していくことは、そう簡単ではありません。 私も、アジャイルに関するコミュニティの運営に携わったりしましたが、そこには明文化こそされていませんが、どうすれば良いかノウハウがあったように思います。この本では、そうした暗黙知として伝えられてきたコミュニティの運営に関する知見が書かれています。 この本で書かれているコミュニティ運営の根底に […]

技術者からベンチャー企業経営者へ

先日、とあるお客様のところで、講演をさせて頂く機会を頂きました。 普段の講演では、アジャイルやRuby、クラウドといった技術についての話のご依頼は多いのですが、今回は、異業種ということで、あまり専門的な話をしないことにしました。 ただ、ふと考えてみると、まだ私にそれほど偉そうに話せる実績はないので、自分が辿ってきたキャリアと、その中で起きた出来事や考えたことなどをお話することにしました。 「技術」について話をするのではなく、「自分」について話すのはとても緊張もしましたし、その資料を作るにあたっても、「人生の振り返り」をしないといけなくて、自分自身にとって貴重な体験になりました。 こうしてふりか […]