ソニックガーデン代表 倉貫義人のサイト

ソフトウェア開発プロジェクトをとりまく6つの誤解〜プログラミングを経験しないとわからないこと

続きを書きました → 伝えなければ伝わらないという当たり前の話 ソフトウェア開発に関する相談を受ける中で、どうもソフトウェアというものの特性について誤解をされているな、という思いを持つことがあります。 そうした場合、聞いてみるとプログラミングの経験が無かったり、殆どプログラミングには携わったことがないという方が多いです。 ソフトウェアを開発しようとするならば、ソフトウェアという特性をよく知った上で、プロジェクトは運営した方が良いし、うまくいくはずです。そしてソフトウェアならではの特徴を知るのに、プログラミングの経験はとても重要です。 この記事では、プログラミング経験の無い方が陥ってしまいがちな […]

作る人と決める人は同じ数だけ必要な時代になった〜ソフトウェア開発における「人数等価の法則」

ソフトウェア開発の世界には、様々な法則があります。 遅れたプロジェクトに人数を追加しても、さらに遅らせることになるという「ブルックスの法則」は有名ですね。他にも、ソフトウェアの構造は、それを作った組織の構造が反映させるという「コンウェイの法則」などなど。(参考) 最近、ソフトウェア開発を通じて感じていることは、ソフトウェアの仕様を決める人の数は、ソフトウェアをプログラミングする人の数と同じだけ必要なのではないか、ということです。 そこで、この記事ではこれを「人数等価の法則」として考えてみることにしました。 balance / hans s これまで考えられてきた開発にかかる人数の感覚 ソフトウ […]

MessageLeafはじめました〜実名ソーシャル時代のインターネットに足りないチャネルを求めて

少し前から、このブログの右下あたりにヒョコッと出てくるボックスを設置しています。これは”MessageLeaf”という仕組みを使っています。 “MessageLeaf”は、このブログの作者である私と、読者の一人ひとりと1対1でコミュニケーションが出来るというもので、設置してから既にたくさんのメッセージを頂いています。 この”MessageLeaf”というサービスについて紹介します。 Love letter / Peter Hellberg 実名ソーシャル時代のインターネットに足りないチャネル Facebookのような実名の […]

スタートアップにおけるソフトウェア開発の無駄をなくす大事な3つの考えかた

資金も人も少ないスタートアップが大手企業に勝つためには、大手と同じことをしていては勝つことができません。大手にできないことをしてこそスタートアップは生き残ることが出来るはずです。もし仮に投資を受けて大手のような振る舞いをしたところで、そもそも基礎的な体力は違う訳で息切れしてしまうことは目に見えています。 大手企業とスタートアップの大きな違いは、大手企業は資金や人を沢山もちすぎているということです。それは正面から戦ったら強みになるでしょうが、新規事業においては弱点にもなりえるのです。 沢山の人や資金を動かすとしたら、必ず無駄が産まれます。長過ぎる会議や総花的な意見まとめなど大企業のオペレーション […]

チケット駆動開発で Pivotal Tracker を上手に使うための4つのポイント

ソフトウェア開発のタスクはどのように管理するのが効率的なのか。ソフトウェアという目に見えないものを作るためにはタスクの見える化は進捗状況を図る重要な指標になります。ソフトウェア開発で発生するタスクを、バグ管理システム(BTS)や課題管理システム(ITS)を活用することで、タスクの状態とワークフローを管理しようというのがチケット駆動開発です。 ANDREW BIRD TICKETS / ginnerobot チケット駆動開発については、以前に記事を書いたので、そちらを参考にしてください。  チケット駆動開発のススメ〜No ticket! No commit チケット駆動開発をうまく実践するために […]

「アジャイル開発」で解決できることは何か〜アジャイルは「速い・安い」のファストフードではない

ここ最近の「アジャイル」という言葉の使われ方に違和感を感じています。 年々システム開発のプロジェクトは、短納期化と低コスト化の流れが進んでおり、それによってリスクが増して且つ利益の出にくい状況になりつつあり、多くのシステム開発を請け負うシステムインテグレータは様々な取り組みを進めています。 そして、その一つとして期待されているのが「速い・安い」を実現する「アジャイル開発」だと言うわけです。もはや、まるでファストフードです。 Fastfood / happymealy 大手システムインテグレータが集まってアジャイル検定を始めるようです。一部引用します。 アジャイル検定の本格運用に向けた、アジャイ […]

読書メモ:リーンスタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

テレビ東京のワールドビジネスサテライトで取り上げられるなど、このところ話題になることの多い「リーンスタートアップ」について、提唱者であるエリック・リース自身によって書かれた本の翻訳版が出版されました。 リーンスタートアップとは、起業家であるエリック・リースの失敗と成功の経験をもとに、製造業におけるリーン生産方式の概念を応用して説明した、これまでにない新しい「スタートアップの手法」のことです。 リーンスタートアップそのものについては、以前に私もブログで紹介しましたので、そちらも参照ください。 リーンスタートアップとは 世の中のスタートアップの殆どが失敗しているけれど、実は成功の確率を高めるにはや […]

プログラミング初心者のうちに身につけたい3つの習慣

プログラミング技術さえ身に付けば、プログラマとして一人前と言えるでしょうか?プログラミングを始めたばかりのうちは、プログラミング言語の習得や周辺の知識を得ることばかりに目がいきがちですが、それだけでは一流のプログラマになれません。 (プログラミング言語を学びたいなら、まずこちら:写経で身につけるプログラミングの基本) プログラマとして成長するためには、プログラミング技術を学ぶだけではなく、良いソフトウェアを作るための良い習慣を身に付けることが大事になります。初心者のうちに良い習慣を身につけておけば、ただ知識を追い求めるのではなく地に足をつけた成長ができるはずです。 pka karate-pit […]

読書メモ:小さな会社のブランド戦略 「生き方」と「働き方」が一致するビジネスモデル

今回紹介するこの本は、実は私が自分で選んだのではなく、ソニックガーデンの副社長である藤原から「きっと気に入りますよ」という太鼓判とともにオススメされた本です。 本書を読み終えた今、とても共感するところがたくさんあり、確かに私の「お気に入りの一冊」になりました。この本には、私がこれまで考えて実践してきたことに近いことが言語化されて書かれていました。 そして、私もこんな本を書きたかったんだ、と少しの嫉妬と悔しさも残りました。 この本を読むことで、会社を大きくしなければいけないがために、自分のライフスタイルを犠牲にするようなワークスタイルをすることは本当に幸せなことなのか、見直すきっかけになるかもし […]

システムを育てるカイゼン型開発のススメ〜SonicGardenでカイゼン型開発を行う理由

日経SYSTEMS 2012年4月号の特集1が「システムを育てるカイゼン型開発のススメ」ということで、Part4に私も寄稿させて頂きました。ソニックガーデンが今のビジネスモデルを採用した理由について書きました。 「カイゼン型開発」という言葉は、2006年に私がブログで書いたのですが、ようやく時代が追いついてきたのかと感慨深いものがあります。そして、2012年の私たちは既にそこからさらに先に進んでいて、その答えとなる「納品のない受託開発」というビジネスモデルに辿り着いています。 実際に掲載された寄稿記事の方では割とコンパクトにまとめてもらいましたが、こちらではディレクターズカットということで元々 […]

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