ソフトウェアは完成しても価値はない 〜 アジャイル開発は何を解決するのか

「アジャイル開発を、お客さまに導入してもらうにはどうすればいいですか?」 そんな相談を受けることがあります。私はどんな優れた提案も相手にニーズがなければ通らないことを知っています。喉が渇いていない人に水を売ろうとしても売れないのです。そもそも提案する前に、まずはニーズに気付いてもらう必要があります。そして、そのお客さまは、本当にアジャイル開発に対するニーズがあるのでしょうか。 私の考えるアジャイル開発の本質は「アジャイル開発では当初に想定した機能を”全部”つくらない」ことだと考えています。(参考記事:アジャイル開発の本質 〜 アジャイルとウォーターフォールの違いとは) この「全てを作らないこと […]

「納品のない受託開発」ビジネスモデルをオープン化! 〜 「ソニックガーデンギルド」を開始しました

先日のブログで事例を公開した「納品のない受託開発」ですが、実際に現場で動くビジネスなので、必ずしも何も問題が起きないということはないですが、その上で前向きに一つ一つ問題をクリアしていっています。新しいことへの挑戦なので仕方ないですが、そうしたことを差し引いても、それでもやっぱり従来の開発よりも、お客様にも喜んで頂けているし、働くエンジニアもやりがいを持って働けているように感じています。 この「納品のない受託開発」をいくつも経験するにつれて、始めるまでは仮説だったお客様とエンジニアの両方の幸せを追求するこのビジネスモデルが、本当に良いものなんだと、実感を伴ってより深く感じるようになってきました。 […]

「バーチャルCTO」としてエンジニア不在のスタートアップを支援! 〜 「納品のない受託開発」事例を公開

2011年に「納品のない受託開発」を始めてから、これまで非常に沢山のお客様からご相談頂きました。本当にありがとうございます。この2年間でお客さまと一緒に実現させて頂いた事例の中から、3つの事例を紹介したいと思います。 「納品のない受託開発」では、一般的なプロジェクトのように終わりのある関係ではないので、どこまでやって事例と言うのも難しいところで、今回は既にローンチされているサービスから選びました。 この記事では、「納品のない受託開発」の3つの事例を紹介することと、そこから見えて来たニーズについて書きました。 子育てシェアサービス ー 株式会社AsMama様 AsMama様は、子育てを助け合い、 […]

アジャイル開発の本質 〜 アジャイルとウォーターフォールの違いとは

「アジャイル」という言葉が一人歩きしてしまっていて、たまに話をしていても通じないときがあります。 それくらいアジャイルという言葉が広く知られるようになったんだと思う一方で、かえって話が通じなくて、もどかしく感じることもあります。だからといって、そこで「正しいアジャイルとは」みたいな議論をしたい訳でもないのです。 広まれば広まるほど、そういった言葉の認識の齟齬が出るのは仕方ないですね。その正しい定義みたいなところを追求するのもナンセンスなので、そんなつもりはないですが、ただ自分がどう考えているかについては書いておいても良いかな、と考えました。ここは私のブログですしね。 そこで、この記事では、私の […]

会議室がない?!チームの生産性を高めるオフィスの作りかた

先日、私たちソニックガーデンはオフィスを移転しました。移転するにあたり、新しいオフィスの内装やレイアウトを検討したんですが、そのことは改めてオフィスとチームの生産性の関係について、じっくりと考える良い機会となりました。 この記事では、チーム活動における生産性とオフィスのレイアウトについて考えてみたことを書いています。 在宅勤務かオフィス勤務か ソニックガーデンでは、在宅勤務を許可していて、実際に社員の1名は地元の兵庫県の自宅でずっと在宅勤務をしています。また、ある社員は海外に行きたいということで、1年間の海外生活をしながらリモートで、通常の仕事をこなしていました。以下の記事で、その様子がわかり […]

経営戦略全史 〜 経営戦略を学ぼうという人は読んでおきたい一冊

経営者もそうでない人も、経営戦略に関する本を読んだことがある人は沢山いると思います。 私も経営者になる前からも、経営者になってからも沢山の経営戦略の本を読んできました。経営戦略を語る本は、それぞれの著者が主張する戦略を述べるものが普通です。だからこそ様々な本を読んでる訳ですが、それぞれの経営戦略につながりがあることなんて考えたこともなかったです。 この「経営戦略全史」は、そんな古今様々ある経営戦略を俯瞰的に、歴史からすべてを辿って紹介している本です。 本文中で登場した人物は延べ132名、書籍は72冊、会社は110社でした。およそ20世紀初頭からの100年を概観し、そこで出現した90個余りの経営 […]

ブログのデザインをリニューアルしました

この「Social Change!」というブログを初めて4年が経ちました。社内ベンチャーという形でSonicGardenを始めて2年、そして株式会社ソニックガーデンにして2年が経ったということで、ずいぶん長く書いてきましたが、ブログのデザインのリニューアルをしたのは初めてです。 今回のデザインのリニューアルでは、フィヨルドの町田さんにやって頂きました。これまでよりもメディアっぽく、そして、なんとなくフラットデザインな感じになっています。レスポンシブなデザインになっているので、スマートフォンからも読みやすくなったと思います。町田さん、ありがとうございました。 今回のリニューアルにあわせて、システ […]

ビジョンを叶えるために。個人でも出来る戦略を考える第1歩 〜 YWTを使った戦略の立てかたとは

以前に、KPTを使った「ふりかえり」の方法についての記事を書きました。 自律的に現場を改善できるチームをつくるための「ふりかえり」の進め方 〜 KPTと進め方のノウハウ ふりかえりを続けることで、現場も個人も改善されていくので、とても良いのですが、それだけでは望むビジョンやゴールに到達できないことがあります。少しずつ改善する努力は大切ですが、あくまでオペレーションの範囲に留まります。それは戦術の話です。 それに対し、戦略を持つということは、ビジョンに到達するための道筋を持つということです。戦略を持つことで、高い目標や大きなビジョンを達成することができるのです。この記事では、私たちソニックガーデ […]

「納品のない受託開発」とは 〜 これからの時代にあったソフトウェア受託開発のビジネスモデル

昔は技術的に出来なかった為に運用でカバーしてきた慣習が残り続けているけれども、実は今の技術で考え直すともっと無駄なく簡単に出来ることって、多くの業界で起きているように思います。 もちろん、ソフトウェアの受託開発の世界でも起きています。ソフトウェア開発を生業とする私たちの会社で考えたのは、昔ながらの商習慣によって様々な問題を引き起こしているのは「納品」ではないか、ということでした。 この記事ではソフトウェアにおける「納品」のもたらす問題と、私たちの会社で解決している方法「納品のない受託開発」について書きました。(自社のウェブサイト用に書いた原稿をブログにしただけなので、それっぽい表現になってます […]

自律的に現場を改善できるチームをつくるための「ふりかえり」の進め方 〜 KPTと進め方のノウハウ

現場のオペレーションを改善するために、最初に着手するなら何か?と聞かれたら、いつも「ふりかえり」から始めましょう、と答えています。かつてトラブルの起きているプロジェクトに入ったときも、まず始めたのは「ふりかえり」からでした。 「ふりかえり」とは、文字通り現場の活動を振り返って、改善のアクションを考えることです。反省会のようにも思えますが、すべてが終わってから反省する訳ではなく、現状分析を行って、うまく続けていくための未来を向いた活動です。 この記事では「ふりかえり」という習慣について、そして、ふりかえりを実践するにあたって、進め方とポイントについて紹介します。   ふりかえりの進め方 […]

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