一番何に情熱を燃やせるのか、と聞かれるとソニックガーデンでは「ソフトウェア開発」そのものですね。
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Facebookなどのソーシャルメディアが広まるほどにインターネットが人にフォーカスしたものになってきてるけど、トレンドには揺り戻しがあるので、またコンテンツの方にフォーカスするものが出てくるんじゃないかな。人とコンテンツでいったりきたり。
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ブレーンストーミングしてると、ふっと全員の頭に似たアイデアが降りてくる瞬間ってある。それって、かなりエキサイティングな経験だ。そういう場作りのポイントは、何を言っても良いリラックスした状態をいかに作れるか、かな。
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どんな施策にも、プログラムを組むかのようなロジカルな理由が必要だと考えている。直感や漢気で駆動しても良いけど、決断する時は論理的な説明が必要。それが経営・マネジメントだと思うな。
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才能の有無を嘆いても前に進めないので、時間の使いかたで差別化できる強みのつけかたを考える戦略をとるようになった。
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プレスリリースを書いてからサービスやアプリを作るのは究極のMVPかもしれない。プレスリリース出してしまって、反響があったり、記事になったりしたら、それから作り始めるとか。プレスリリース文が書けなかったら、まだコンセプトがぶれてる。
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スマフォの地図が無かった時代にどうやって客先や出張に行っていたか思い出せないし、携帯電話が無かった時代にどうやって待ち合わせしてたかも思い出せない。10年後、そうやって思い出せなくなってることって、今はなんだろう。
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最近よく聞く話。昔は少ない優秀な社員だけでやっていたのだけど、社員数が急激に増えたことで、そうでない人たちが増えてしまい、元からいた人たちがいなくなって、残念な会社になったという話。それは、個人が優秀かそうでないか、というよりも、急拡大は理念の浸透ができないことが問題だと思うな。
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小さなチームは全員が何らかのプレイヤーでなければ成り立たない。小さなチームだからこそ勝てるビジネスモデルを作ったなら、そこに大企業は攻めてこない。大企業と同じ土俵で戦わないように、マネージャーや仕切り屋のいらないビジネスモデルを構築すると良い。
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今日もたくさんWHYから考えた。行動原理の究極のWHYは「良いことしたい」ということなんだと思う。それぞれが出来る立場ですればいいね。
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リーンスタートアップの本にこうある「誰が顧客かわからなければ、何が品質なのかもわからない」。テストの世界だけで正解と理想を考えようとしても、辿り着けない。テストだけを売るビジネスは普通は無い。
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優秀なプログラマには、優秀なプログラマのままでいて欲しいので、独立して片手間で経営をするとか、個人事業主で営業もやるとか、プログラマとしての時間を減らすようなことはして欲しくない。だけど、人月や派遣の中で擦り減って欲しくはない。受け皿が足りない。
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小さなチームでゆとりのあるビジネスをするためには、時間を切り売りするのではなく、価値をお金に転換できるビジネスモデルを考えないといけない。何が強みで、どこがレバレッジが効くのか、考える。それが経営者の仕事の一つだと思う。
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大きな会社でないと世界は変えられないとか考えて、そのために会社を大きくするなんて本末転倒で、今やちょっとナンセンスではないか。オープンに発信できる時代では、一社独占じゃなく共通のビジョンをもった小さな会社が沢山あることで世界は変えられるんじゃないだろうか。
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理想とする品質と生産性を担保するためには、仕事を受け過ぎないということも考えます。急激な成長も目指してないし、無理な売上目標がある訳ではないので、満足頂けるだけの数にセーブすべきだとも考えてます。スケールが小さいんです。
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うちは人さえいれば良いというビジネスをしてないので、ソニックガーデンとしての品質と生産性を実現するために、人に本気で投資してますし、来てくれる人もそれに応えてくれる人を求めます。なので、急な採用はしてないんですね。
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大手が作ったルールの上で商売してる限り、大手に有利になってるのは間違いないのだから、小さなところは、その上で仕事するのではなく、ゲームのルールを変えないと生き残れないよね。
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大手SIerって本当に大変だろうと思うけど、今の経営陣がリタイアする位までは市場は続くと思う。が、そんなビジョンじゃ中で働くエンジニアはたまったものではないと思うんだけどな。未来につながるビジョンを描ける経営者が必要ですね。