インバウンドマーケティングの奥深さを知って、メールの存在感について目から鱗が落ちた。マーケティングなんだからブログだけでは片手落ちですね。
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アジャイルやリーンスタートアップを冠したイベントや勉強会も良いんだけど、手法ありきだとどうしても、それが正解ありきになってしまって、どうすれば身につくとか、企業にどうやって導入するとか言った話に終始してしまう点が物足りない。もっと問題から考えて答えを出そうという対話をしたい。
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小さくても動くソフトウェアがあるだけで、プロジェクトが前に進む。頭で計画だけ考えてても、いったりきたりで進まない。無駄になるかもしれないけど、あえて作ってみることで、本当の無駄をなくすことになるのかもしれない。急がば回れ。
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今の多くの会社組織が40年とか50年前の常識の上に成り立ってるとしたら、これから出来る会社は、そんな常識に従う必要はない。新しい会社を作るなら、今から40年とか50年後に常識になるような働きかたをする会社を考えた方が良いね。
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ソーシャルメディアは媒体なので、役に立つコンテンツをしっかり蓄積していくことの方が大事なんだろうな、と思ってる。そして、それよりも大事なことがありそうな気もしている。
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良い会社をつくるのか、良い社会をつくるのか、それが問題だ。ただ、良い社会をつくるために、社員がつらい思いをするような会社は、まっぴらごめんだ。まずは良い会社でありたい。その上で、どうするか。
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いかに難しい局面を作らないか、を考えることが戦略であり経営で、いかに難しい局面を乗り越えるか、を考えることが戦術であり技術で、どちらも大事だろうけど、もしちゃんと伝えて誤解を解くことで戦略的に解決できるなら、それにこしたことはない、と考えてます。
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やる気のエンジンはかかるまで待つものではなくて、始めたら自然とかかるものなのだ。まずは始めることだ。
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これからのマーケティングで大事になるのは、コンテンツとコミュニティとコワーカーの3つのCになると考えている。そのためにソーシャルメディアは重要なピースだが、あくまで手段に過ぎない。ちゃんと中身があって、正直で、顧客とファンを大事にする企業こそが正しく評価される時代になってほしい。
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何ヶ月も前に作られた仕様書でプログラムを作るのって、本当に難しいことだ。仕様を決めた本人も何故そんな仕様にしたのか、きっと忘れてる。そして作るとき仕様を決めた人とすぐに話ができないとなると、勘で作るか確認を待つかしかなくて、品質も進捗も悪くなる。流石にこんな現場はもうないか。
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自分の所属する会社やチームや地域や社会に対して、不満に思うことや気になることがあるときに、それについて陰でグチをこぼす人よりも、どうすれば良いかと思うアイデアを考えて提案できる人の方が、人生は楽しいだろうし、その提案を自ら率先して実行する方がもっと楽しい。ならば楽しんだ方が得だ。
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「アジャイル」を売ろうとしてしまうと、きっとうまくいかない。それで解決できるニーズをもったお客様のいるマーケットを探した方が良い。「アジャイル」を求めるお客様というのも気をつけた方が良い。手法はニーズじゃない。
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タイムラインというインタフェースは、インターネットをテレビ的にする発明だったのではないか。すべて見ないし、受動的。
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自分のブログでは、一般論ではなく、自分の経験を、自分の意見を、自分の言葉で、書くようにしてる。書くのに時間はかかるけど、その方がおもしろいんじゃないかな。
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ITを活用することが当たり前になってきてるから、IT企業とかIT業界とかでひとくくりにして考えると、いろいろぼやけてしまうね。
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テストもアジャイルもリーンスタートアップもインバウンドマーケティングも、誰のために、何のために、何故するのかという、そもそものところを考えないとね。
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テストと品質について考えている。それらは何がよくて何がよくないか、それは、誰が顧客で、どんなニーズに、どういう方法で解決を提供するのか、つまりどんなビジネスをするかに依存している。F1ドライバーとタクシー運転手では、求められるものが違う。そこに同じ手法は使えない。
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マネジメントとは「目的をつつがなく達成するために世話をすること」だと考えています。マネジメントだけでは何も為すことはできません。