ソニックガーデン代表 倉貫義人のサイト

会社を再発明するために試した3つの実験と結果 〜 ベテランが管理職にならなくて良い組織

2016年のソニックガーデンの経営を振り返ると、新規事業の創出、オフィスの本質、人が増えた組織のマネジメントに取り組んできた。それらの取り組みは、一般的にイメージされる「会社」とは違う、新しい会社を作るための実験だったように思う。 1)稼がない「部活」から新規事業の創出 1つ目は、遊びで始めた部活から新規事業が生まれたことだ。 仕事中にできた「ゆとりの時間」で、社内の仲間と一緒に好きな活動をすることを、社内では「部活」と呼んでいる。自分の給料分くらいの仕事さえしてくれれば、それ以外は自由時間となって好きなプログラミングをしても良いという制度だ。 以前は、その活動を「新規事業」と呼んでいたが、せ […]

Joy,Inc.(ジョイ・インク)役職も部署もない全員主役のマネジメント

ちゃんと日の目を見られて、楽しんで使ってもらえて、意図した人びとに広く普及するものをデザインし、作り上げること。それが喜びである。 翻訳レビューに協力したので頂いた本を読んだ。本書は、メンロー・イノベーション社の創業者でありCEOのリチャード・シェリダンによって書かれたもので、「良い組織」を作りたいと考えている経営者やマネージャに読んでもらいたい本だ。 「良い組織」とは何か。本書では、「喜びに満ちた」という表現をしている。喜びに満ちた職場を作れば、社員たちは活力に満ち、楽しく働き、生産性だって高くなる。 この表現を読んで、私たちが目指していたのも「喜び」だったと気付かされた。 私たちソニックガ […]

「モノより思い出」所有か経験か価値観の変化

先週は1週間の休暇を頂いて旅行に行ってきた。休暇と言いつつも、少しずつ仕事をしていた。私は経営者なので、仕事も休みも関係ないと言えば関係ないし、インターネットとパソコンさえあれば、いや最近だとスマホさえあれば仕事の大半は済ませることができる。 それでも、休暇は休暇であり、旅行に行くことが出来る。仕事をしながら旅をする、旅をしながら仕事ができるのは、個人的には嬉しい。休暇中に仕事のことを考えるなんて不幸なことだと思う人もいるかもしれないが、そもそも仕事が好きでストレスがないのだから問題はない。 むしろ、せめて休暇中だけでも解放されたいと思うような仕事をしていることの方が不幸なことではないだろうか […]