技術は、新しい考えかたが出てきて一気に変わるのでなく、様々な発明が積み重って徐々に進化し、そして複雑になっていく。そんな中、積み上げた上でシンプルな答えを出すものがある。「あ、それで良いんだ」と思えるものが出てきたときこそ、正しい進化をしたと感じる。Railsがそうだったと思う。
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仕事を頼みたいときに、タイミングよく一緒に仕事したい相手との一番いい関係維持の方法は、逆説的だけど、継続的にほんの少しずつでも仕事を続けてもらって、定期的に話をする機会を作ることだ。テーマもなく声かけて雑談するの苦手だから、仕事の話題でも少し話す機会があると、相談もしやすくなる。
どうすれば仕事が楽しくなるのか 〜 デキる人になる仕事との向き合い方【後編】
前回の記事では、「仕事」と「作業」の違いについて書きました。今回は、その続きとして、「仕事」への向き合い方について、とくに楽しく仕事をするにはどうすればいいか、考えてみました。 仕事は人生のうちで…
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とてもシンプルで気に入っていたアプリやサービスが、時を経て利用者が増えるにつれて、機能やオプションが増えていき、シンプルさを失ってゴテゴテし、動作も遅く、バグも多いものになっていくのを沢山見てきた。エントロピーの増大は避けることは出来ないのだろうか。シンプルに保つことの難しさよ。
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自ら成長して組織の中で役割が変わるとすれば、人を育てる立場になる、ということだ。とはいえ人は勝手に育つものなので、成長する機会を与え見守り、誤った方向に育たないように支える位で丁度いい。人を育てることは自身の成長につながる。なにも偉くなることや管理職になることとイコールではない。
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経営判断をするにあたって、ただのワンマン判断でないようにするために、会社のカルチャーや価値観に頼って決めている。私たちの場合「一か八かの勝負をせず小さく試す」ということもそうだし「ドラスティックに変えずに弛まずじっくりと変える」ということもそうだ。私たちの経営に派手さは必要ない。
「仕事」と「作業」の違いは何か 〜 デキる人になる仕事との向き合い方【前編】
先日、現場で行われていたKPTのふりかえりに参加して、いくつかアドバイスしてきました。KPTについては、以前に書いたこちらの記事をご覧ください。 KPTでのふりかえりは、現場での改善を行うものですが、良いふり…
リモートワークのチームのための3つの会議シーンとツールの使いかた
在宅勤務などのリモートワークをうまく実現するポイントは、必要以上に特別な働き方だと考え過ぎないことではないかと考えていますが、それでもやはり実際にオフィスで働くのとは違う場面にでくわします。「会議」…
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健康で元気でいることが少なくとも、経営者、特にトップとしての最低限の資質ではないだろうか。リスペクトしてる経営者の人たちは皆さん、幾つになっても元気で明るい。
経営者を目指す人が最初に読むべき一冊『ザ・ビジョン〜進むべき道はみえているか』
今回の記事では、社員や仲間を集めて起業しよう、良い経営をしていきたいと考える人に読んでほしい本を紹介します。この本は、私が初めて経営に取り組み始めた頃に出会い、それから何度も読み返している一冊です。 …
ビジョンとミッションの大切さ 〜 ミッションの気付きとビジョンの見つけかた
先日、以前に私が代表を務めていたXPJUG(日本XPユーザグループ)が主催する"XP祭り"で講演依頼を頂いたので、話してきました。 当初は「なぜアジャイル開発はうまくいかないのか」という講演タイトルで話すこと…
書評:ソフトウェア職人気質〜人を育て、システム開発を成功へと導くための重要キーワード
私は、ソフトウェア開発の仕事とは何か?という点について、「プログラミング技術を活用した問題解決の仕事」と考えています。その仕事には再現性はなく、画一的なプロセスを定義するよりも、個人の力を発揮しやす…
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エンジニアの派遣で好景気という話をよく聞くが、もう少し大きな視点で見たときに、大変なリスクを孕んだ状況である感じを受ける。わからずに求められるままに人を雇って拡大してるとしたら恐ろしいし、もしわかってやってるとしたら、さらに恐ろしい。
なぜアジャイル開発はうまくいかないのか 〜 Don’t just do agile. Be agile.
私たちソニックガーデンの「納品のない受託開発」に取り組むソフトウェア開発のスタイルは、一般的に「アジャイル開発」と呼ばれるものに近いです。 しかし実際のところ、私たちは「アジャイル開発」をしような…
書評:企画は、ひと言。〜アイデアを生み出し、実現するたったひとつのコツ
私はよく「ナレッジワーカー」について話をします。マニュアル通りにする仕事は、新興国やコンピュータにとって代わられて、これから生き残る仕事は「ゼロからイチを作る仕事」や「誰かの難しい問題を解決する仕事…
リフレーミングで考える「納品のない受託開発」 〜 常識を超えるために必要な4つの姿勢とは
先日、リフレーミングをテーマにしたワークショップで話をする機会がありました。恥ずかしながら、リフレーミングという言葉はそこで初めて知りました。 リフレーミングとは、意味を変えるために、その人が持って…
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ソニックガーデンでは、コーディング規約みたいなものは用意していません。規約があると、それが基準になってしまうし、ただ守ればよくなりいつか本質を失ってしまう。書き方にはトレンドがあり、常に進歩していくもの。「今日のコードが人生最高のコード」にするために、コードレビューがあるのです。
書評:システムインテグレーション崩壊 ~これからSIerはどう生き残ればいいか?
私の書いた『「納品」をなくせばうまくいく』の発売とほぼ同時時期に発刊されたのが、本書「システムインテグレーション崩壊 ~これからSIerはどう生き残ればいいか?」です。なかなか刺激的なタイトルです。 日本…