セルフマネジメントのチームを作るための上司やリーダーの姿勢には、従来からのパラダイムシフトが必要が求められる。指示から提案に変えること、ルールでなく本質で評価をすること、許可を与えるのではなく信頼を与えること、会社で守り過ぎるのではなく一人になっても生きていけるように育てること。
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ワークタイムにしっかりと成果を出すために、気力と体力を充実した状態にすることが、休むことの本質だ。そうならば、ただ時間と曜日だからと杓子定規に考えず、どうすればベストなパフォーマンスを出せるのかを自分で考えて休みを取ればいいし、仕事をしたって構わない。それもセルフマネジメントだ。
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足の速さやスタイルの良さは目に見えるから、鍛えている人とそうでない人で顕著に差が出るのがわかる。実は脳も人の身体の一部なので、鍛えることも出来れば怠けることも出来る。目に見えない分、すべての人に違いは無いように見えるかもしれないけれど、しっかりと差はついてしまっているんだと思う。
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優れたソフトウェアを作るためには、その責任者が昼も夜も考え続けることが必要なように、良い会社にするには社長が同じようにする必要がある。ずっと頭のどこかで考えて気にし続けるには、その対象のことが好きでなくては出来ない。だから、社長にはその会社のことが一番好きな人がなるべきだと思う。
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会社の経営はソフトウェアを作ることに似てる。終わりがなく成長していく点や、ビジョンがなければ迷走する点、頭で考えるだけでなく実際に動いて実装しなければいけない点など、本質的に何かを作っていくことと経営は近いのではないか。コンピュータと違って、相手は人なので、難易度は高めだけれど。
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どう考えても答えの出ないことや、どうやっても実現できないことを悩むことはしない。過ぎてしまったことを悔やむこともしない。やっても変わらないことに時間を使うのは無駄だ。それよりも、この先どうすればうまくいくかを考える方が生産的だ。これは、無駄が嫌いなプログラマ的な思考かもしれない。
アジャイル開発のための新しい受託開発のビジネスモデルの考察と実践(国際論文の日本語オリジナル原稿を公開します)
先日の記事に書きましたが、香港で行われた国際学会のFSEにて論文のプレゼンテーションを行ってきました。 英語の論文を作成するにあたって、まずは日本語で論文を書いて、それを英訳したのち、改めて意訳して意…
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インプットとして、行動から体験して得た発見や、誰かと話して得た気付きと同じ位、読んだ本からのインスピレーションは、自分が人に話す内容や、会社経営の方針を考えたりする際の糧となっている。逆に考えれば、社長の読んだ本を社員と共有すれば、経営指針やビジョンの共有がより進む可能性が高い。
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このところ、積ん読の消化のためにも、自己鍛錬の一環としても、毎週一冊程度の本を読むようにしている。ビジネス書や専門書は、たかだか数千円で、自分でしなくても、その著者が取り組んだことや考えたことを追体験・追思考できると思えば、コストパフォーマンスは高い。読んだ本をうまく消化したい。
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会社を経営していくような、他の人を巻き込んだり、時流を読んだりしなければ実現できないことに比べたら、自分の身体の健康管理や鍛えることなど、自分でコントロールさえすれば実現することのなんと簡単なことだろうと思う。少なくとも、ただ決めたことをすれば良いだけだからね。習慣は変えられる。
国際会議にて「納品のない受託開発」の論文を発表してきました
先日、香港で開催されたFSE2014という国際会議へ参加してきました。 The 22nd ACM SIGSOFT International Symposium on the Foundations of Software Engineering (FSE 2014) will be held in Hong Kong between…
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4日ほどの香港でも滞在でも人間は慣れるもので、生活していけるように感じました。その世界を身近に感じられるようになるので、旅は良いね。もし住みたいところがあるなら、引越する前に旅してみると良い。同じように、働きたいところがあるなら、転職する前に旅するように、少し試せれば良いのにね。
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エンジニアがお金のことを避けて、開発だけに没頭したい気持ちはわかる。しかし、顧客への価値の見える化のひとつがお金なのであって、それを避け続けていては、顧客に喜ばれる本当の楽しさは知れないし、社内で評価されることだけを求めてしまうと、いつか会社にしがみつく社員になってしまうだろう。
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顧客への売値を社員に共有せずに、その情報格差をもって社員を支配しようとする経営術はもうやめた方が良い。顧客への価値を共有せず、時間だけで働かせるのは仕事ではなく、単なる労働だ。考えることも成長もしない。売値を聞いても経営者が価格を教えないならフェアじゃないし、信頼なんて出来ない。
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仕事の売値を知ることで、自分がどんな価値を提供しているのか考えることが出来る。価格を決めることは経営の役割だけど、知らなくて良い訳ではない。そこに踏み込んで知ろうとしなければ、いつまでも都合のいい労働力として扱われてしまう。たとえ会社員でも、自ら稼ぐ感覚がなければ、将来は危うい。
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色々なエンジニアにヒアリングして驚くのは、自分の仕事の売値が幾らなのか知らずに働いている人が多いことだ。価格は社長や営業の役割と考えている。顧客に提供する自分の仕事の価値を知らずに働くなんて。自分の給料しか見ていなければ、顧客を見て仕事をしなくなるし、自分で稼ぐ感覚も養われない。
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することが沢山あるときは「忙しい」でなく「充実してる」と言えばポジティブ。特に経営者やリーダーが「忙しい」って言うと、周りは気を使って、相談も雑談もしにくくもなる。むしろ暇そうにしてる位の方が良いんじゃないだろうか。自分だけで仕事をするのでなく、チームに仕事をしてもらうなら尚更。
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モノづくりにおけるマネジメントの基本は、リスクもゴールも、良いことも悪いことも想像することから始まる。何をどう作るか、何が起きると困るのか、想像し続ける。どれだけの観点で想像できるかは経験次第だが、想像することを意識して仕事しないと、いつまでも経験は蓄積されない。創造は想像から。