すべてに100点を目指すのでなく、80点や60点でゴールを達成しようとするのが、戦略的に考えるということだろう。100点が偉い、という学校教育で刷り込まれた日本人のアイデンティティが戦略的思考を妨げてるんじゃないだろうか。戦略的に生きるために、ゴールと捨てることを明確にすること。
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何気なくほぼ毎日TwitterとFacebookに投稿してるけど、見返してみると、すごい量が溜まってることがわかる。既にライフログ的になってる。読み返すと面白いのは、昔のアルバムを見るようなものだからかな。
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自社事業を成長させるために社内にリソースが足りない時、アウトソーシングすれば楽になるか、というとそう安易にはいかない。事業のコアとなる検討や事業判断の部分は外には出せない。ただ、外にパートナーがいてくれると、事業が間違いなく進む。外に出す狙いは大変さの回避ではない、ということだ。
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アジャイルの方面だと、よく守破離と言って、教えを守ることから入るけれど、常になんとか破ってやるという位の気構えで守ることに取り組まないと、ずっと守るばかりになってしまうのではないか。それって、ただの思考停止なのではないか。いつまで守っているつもりなのか。
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お客様との打ち合わせは、毎回全力を出す真剣勝負。ディスカッションとブレーンストーミングとデシジョンメイクを同時にする。お互いにとても疲れるけれど、このスピード感と密度の濃さが楽しい。ビジネスの成功を目指すなら、ミーティングの中に遠慮も妥協もなくて良いと思う。
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会社を次のステージに進めるためにはどうすればいいか、ずっと考えてる。うまくいってる今の事業とスタイルをベースにして、さらに新しい形に。これまでと違うことをするために、今の人材の成長と共に、新しい人材も必要だと考えている。こういう時、人の縁は焦らない方が良いんだろうな。
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ブログを書いている時って、プログラミングしてる時に感覚が似てる。頭の中でいろんな部品を組み立てながらコンピュータで表現しようと手を動かす。だから、途中で割り込みが入ると頭のキャッシュが消えてしまって勿体ないし、こんな風に別のことを始めたりするので、割り込みは生産性を阻害するね。
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属人性を気にして社員の個性をなくしつつ、新規事業が産まれないことを嘆くなんて、そりゃ新しいことが出てくるのは無理でしょう。
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新しい記事が出たら読み続けたいと思うブログがあっても、新しい記事の存在をチェック出来ないという問題を解決する方法はないものか。RSSリーダは、何度か乗り換えて、いつも溢れたりしてうまくいかず破綻してる。今こそ、RSSの再発明が必要なのではないか。
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企業や組織における風土・文化について、深く考えてるところ。組織の統制には、ルール・規約が必要だけれども、それよりも、風土・文化があり浸透していることの方が、強い組織を作ることが出来るように思える。そこにもっとリソースをかけても良いのではないか。
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自分が思っているより、自分にしか出来ない仕事というのは少ない。ほとんどが自惚れと思い込み。自分よりも出来る人に任せていけば良い。最後に残されるのは情熱のみ。だから大事。
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現実で足りないことを嘆くよりは、足りない現実の中で工夫することを考える方が、前向きで生産的。気持ちの問題、大きな違い。
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いつ必要になるかわからないようなドキュメントを作ったり、それを高いコストかけて更新し続けて苦しむというのは、高い保険料を払い続けて、日々が生活苦に陥るようなものではないか。
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品質は犠牲にしてはいけない。スピード出したり詰めこんだりしたら、そのときは喜ばれるかもしれないけど、結局はお客様のためにならない。だから”後で直す”なんてコメントで妥協してはいけないし、テストコードもさぼらない。
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今日は、社内でやってるふりかえりにオブザーバー的に参加させてもらって、とても多くの学びを得たので、またブログにしたいと思う。人は人を育てて、自らも育つ。育てることで育てられる、ということなんだと感じた。
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店頭販売など人手のかかる事業においては、労働力としての人は必要で、管理する人たちも必要だろう。しかし、ソフトウェア開発のビジネスにおいては、労働力たる人は必要なくて、コンピュータこそが労働力になる。そう考えると、管理する人たちだけでよくて、そんな人たちに管理は最小限で十分な筈だ。
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経営者なんだから、ビジョンや戦略は何度も何度も同じことを話す機会はあって良い。次の段階として、会社のビジョンや戦略を、社長だけが繰り返し話すのではなく、社員も外の人に話すようにしていけば、共有されるし浸透していくんだろう。彼らにもそういう機会を作っていかないといけないね。
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同じ話を色々な人に何度も何度も話していると、だんだん上手になってくるのがわかる。そして、その話してることが、自分自身にも刷り込まれていく感覚がある。そうすると、また次に話すときに、洗練されて上手になってくる。同じことを何度も話すのはDRYじゃないけど、それはそれで良いね。