自分のマネジメントが出来ない人にチームのマネジメントは出来ないし、自分の戦略を考えられない人にチームの戦略は考えられない。いわんや経営をや、ということ。まずは、自分のマネジメントと戦略を。
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色々な人たちと話をしていて気付くのは、やはり自分が本当にやりたいことを話してる時に人は目を輝かせてる。話の中で、そんな瞬間を引き出せたら、嬉しい。
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たとえ小さな会社であっても、経営をしていれば、毎日のように新しい問題が起きるし、外からの影響もあるし、日々それらに対処してるだけではいつかは立ちゆかなくなってしまうから、未来のために自分たちから変化することを決めて取り組んでいく。大変なことだけど、ビジョンがあるから頑張れる。
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私が新しいことに取り組めるということは、それまで私がやってたことを、スタッフやサポート、パートナーの皆さんにやって頂けるようになったからこそ。とても頼りになる。本当に感謝だと思う。
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少しずつ少しずつでも変えていかなければ、前に進めることは出来ない。少しずつ変えていくだけでも、実は中の人は、とても大変なんだよね。そして、それは毎日見てない外の人からみたら、大きな変化に見えるんだ。みんな少しずつなんだよね。
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お金を集めるための仕事をとってくる、ということは、とても大事な仕事。それが出来るようになってきた次の段階は、お金を生み出すための仕事を作る、そのためにお金をつかうという仕事。お金を使わないと、それ以上のお金を生み出すことは出来ない。新しい仕事を作り出すのが、さらに大事な仕事。
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せっかく小さな会社なんだから、社員が増えるときには、そのひとりひとりとドラマチックで思い出に残るエピソードがあって良いと思うんだよね。そう簡単には仲間になれないけど、それがいい。
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例えばスポーツなどの日本代表に選ばれた人がいて、その人がせっかく才能があるのに、ヤル気もなく努力もしないとしたら、とても勿体無いと思う。では、もし自分がそんな立場になれたのだとしたら、きっと努力するのではないか。そう、誰もが今の仕事での自分だって、そうなんだと思えば頑張れるはず。
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よく「時間がない」という人がいるけれど、本当にそうかな、と思う。様々な事情があるにせよ、少なくとも時間は、どんな有名人も、偉業を成した人も、普通の人も、24時間平等に与えられてる。時間をどう使うか、優先順位の問題だ。自分の時間をどう使うか、考えていないと、あっという間に過ぎるね。
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現場で苦労しなくてもアジャイル開発が自然と出来るようなビジネスモデルまで含めたやり方を「究極のアジャイル開発」と呼び、昔ながらのビジネスの中でも組織になんとかアジャイルを導入しようと工夫し努力するやり方を「至高のアジャイル開発」と呼ぶのはどうだろう。どちらが正しいではなく、違う。
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ソニックガーデンで働くことは、毎日が勉強会やコミュニティに参加してるようでもあり、毎日が開発合宿に行ってるようでもあり、毎日がリーンスタートアップマシーンに参加してるようでもある。そんな感じで働けますが、実は、それはそれで大変なんだと思う。
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ソニックガーデンも、もうすぐ2期目が終わり、3期目が始まるので「納品のない受託開発」の仕組みと資料の見直しをしています。仮説検証を続けたことでかなり知見も溜まりましたし、おかげさまで沢山の引き合いを頂いて、事例も色々と出来てきたので、その辺りを公開して出していきたいと思ってます。
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信頼はどうやって築いていくのか。少しずつ期待に応えていくしかない。期待を少しずつ上回る成果を出していくことで、頼む方からの信頼は蓄積していく。そして出された成果を正しく評価していくことで、頼まれる方からの信頼も蓄積していく。お互いの信頼が高まるとともに、スピード感は増していける。
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今の採用では、学歴や成績などは本当に気にしていない。今、何が出来るのか、これからどうしたいのか、の方を重視してる。だから、あまり学校でいうマジメな優等生はいない。ネット廃人とか、中卒とか、バンドしてたとか、起業してたとか、少し寄り道してきた位の方が良いかな、と思ってるので面白い。
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すべてに100点を目指すのでなく、80点や60点でゴールを達成しようとするのが、戦略的に考えるということだろう。100点が偉い、という学校教育で刷り込まれた日本人のアイデンティティが戦略的思考を妨げてるんじゃないだろうか。戦略的に生きるために、ゴールと捨てることを明確にすること。
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何気なくほぼ毎日TwitterとFacebookに投稿してるけど、見返してみると、すごい量が溜まってることがわかる。既にライフログ的になってる。読み返すと面白いのは、昔のアルバムを見るようなものだからかな。
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自社事業を成長させるために社内にリソースが足りない時、アウトソーシングすれば楽になるか、というとそう安易にはいかない。事業のコアとなる検討や事業判断の部分は外には出せない。ただ、外にパートナーがいてくれると、事業が間違いなく進む。外に出す狙いは大変さの回避ではない、ということだ。
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アジャイルの方面だと、よく守破離と言って、教えを守ることから入るけれど、常になんとか破ってやるという位の気構えで守ることに取り組まないと、ずっと守るばかりになってしまうのではないか。それって、ただの思考停止なのではないか。いつまで守っているつもりなのか。