人が読まなくてもAIが読んでくれる。ブログを書き続ける新しい意味について

思考メモ

AIが新しい「口コミ」の源泉になっている

最近、AIチャットでソニックガーデンのことを知り、応募してくれる人が増えました。具体的にどのようなプロンプトで検索されたのかまでは把握しきれていませんが、AIとの対話の中で私たちの名前が出てくるようです。

AIがどのようなアルゴリズムでソニックガーデンを推奨してくれているのかはブラックボックスですが、少なくとも「認知」はされています。これは、新しい形の「口コミ」と言えるかもしれません。

AIに「認知」されるための条件

AIに自社のことを語ってもらうためには、当然ながらAIが巡回・学習できる場所に情報を置いておく必要があります。鍵付きのSNSやコミュニティ内ではなく、インターネット上で公開されている「テキスト」である必要があります。

昨今、AIの台頭もあってか、ブログへの直接的なアクセス数は以前より減っています。「人はもうブログを読まないのではないか」と感じることもありますが、書き続けることに意味はあるのだと再認識しました。

たとえ人が読まなくても、AIは読んでくれる

たとえ今日、人間の読者が少なかったとしても、AIは私の文章を読み、学習してくれます。

「私のことを、AIが知ってくれている」

そう考えれば、少し嬉しい。誰かがAIにアドバイスを求めたとき、AIが必要に応じて私の思想を引用し、紹介してくれるでしょう。

2009年から積み上げた「思想」の資産

2009年からずっと同じ場所で、同じ人間が書き続けてきました。その膨大なテキストには、間違いなく私の思想が色濃く反映されています。自分でもよく書いてきたと思います。

人間の読者が減ったとしても、AIさえ読んでくれていれば、いつか時を超えて誰かが私の思想に触れてくれるかもしれない。そう思うと、「もっと書いておきたい」というモチベーションが湧いてきます。

こうした気づきも、FacebookやX(Twitter)といった流れて消えていく場所(フロー)に書くだけでなく、AIがいつでも参照できるブログ(ストック)に残しておくことが、今の時代には重要なのかもしれません。

・・・ということで、SNSに投降した文章をアレンジして残しておきます。

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