私が社外取締役をさせて頂いてる株式会社クラシコムのエンジニアチームのオンラインイベントがあります。今回のテーマは「社内受託にならないエンジニアチームのつくり方」です。
せっかくソフトウェア開発を内製するチームがいるのに、どうしても受託開発みたいになってしまうケースってありますよね。そうならないための知見や方法論を事例をもとに共有します。
クラシコムは、ECサイト「北欧、暮らしの道具店」を運営する会社で、昨年にはグロース市場へ上場しました。メディアを中心にドラマやポッドキャストまで作るユニークな会社です。
その事業を支えるのが、自社開発のシステムと、内製のエンジニアチームです。
2018年に私が参画した当時は、エンジニアほぼ1名の状態でしたが、そこから少しずつメンバーが増えて、機能も拡張し、技術的負債も減らし、アプリもリリースし、拡大する在庫に対応し、マネジメント体制も整い、セキュリティも強化し、上場に耐えうるシステムにまで成長しました。
そうしたエンジニアチームの成長を、経営者として見守りバックアップしてきた経験をもとに書いたのが、私が今年に出した書籍「人が増えても速くならない」です。
本書の冒頭でも書いてますが、「人が増えても速くならない」に書いた知見は「納品のない受託開発を提供するソニックガーデンの経営者」である倉貫ではなく、「クラシコムのエンジニア組織を支援する社外取締役」の倉貫としてアウトプットしたものです。
今回のオンラインイベントでは、そんなクラシコムのエンジニアチームのメンバーたちが登壇し、事業会社の中にあるエンジニアチームが、社内でより良い関係を築くための知見から、実体験に基づいたリアルな話をしてくれます。
10/16(月)19時〜20時半、オンラインのみです。私も登壇しますので、ぜひ見に来てください。