『自分で掴んだ答えは一生忘れない』

思考メモ

アオアシ最新刊を読んでからの、アオアシ本を読みます!サブタイトルが良いですね。アオアシは育成に携わる人は読んで欲しい。

最近、私としては若手プログラマの育成に携わり、改めて感じることが、『自分で掴んだ答えは一生忘れない』という劇中の言葉。

たとえば仕事に対するスタンス。上司から言われた仕事だと思って取り組んでいる限り、そこから得られるものは限りなく少ない。

面白くなさそうな仕事であったり、一見キャリアに繋がらなそうな仕事であったり、そうした自分の望む仕事じゃないこともある。

そうした時にさえ、自分の仕事だと考えられれば、どうすればより成果が出せるのか、学べることはないか、前向きに取り組める。

どんな仕事でも、テーマを持って頭を使って一生懸命に取り組めば、何かしら得られるものはある。それが次のチャンスに繋がる。

こうしたことを、どれだけ説明しても、懸命に伝えても、人は変わりはしない。人は知識を教えられるだけでは変わることはない。

だけど、自分で考え、気付き、自分なりの覚悟を持つことができれば、その人の仕事ぶりは大きく変わる。周りからの目も変わる。

前向きな人には仕事を任せられる。仕事は任せられるようになると面白くなる。任せてもらえるためには、自分で気付くしかない。

面白い仕事が与えられないと不平をもらしているからと、育成を担うマネージャは、面白いと思う仕事を渡そうとしてはいけない。

そんなことをすれば、その先も誰かに与えられる環境でしか生きていけなくなる。与えられるだけの人は、ずっと不満を言うはず。

だから、自分で気付いてもらうしかない。マネージャは真摯に成果を求め続けることしかできない。葛藤から気付くのは自分だけ。

『自分で掴んだ答えは一生忘れない』

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