ブログは誰かの役に立つことを書きましょうと言われるが、簡単に役に立つのは知識の話だ。それも価値あるが、人生の難しい問題には、そのまま真似して役に立つような話はない。具体的な話は物語として面白いけれど、他人の人生はフィクションと変わらない。結局、受け手次第だから気にせずに書きたい。
20161222
プログラミングでは、なるべく様々なケースやパラメータを考慮することでバグの発生を防ぐことができる。ブログを書いていると、様々な反論や例外が思いつく。それらの全てに筋が通るように書けば、理路整然となって読みやすくなる。ただし記事では多少バグのような引っ掛かりがあった方が反響はある。
20161220
人からの質問や相談に答えることで、自分の中にある考えを言葉にできる。丁寧に説明しようとすれば、自分の中にある考えが整理できる。わかりやすく伝えようとすれば、簡潔な表現を思いついたりする。自分にない切り口の質問からは、新しい観点やインスピレーションを得られる。情けは人のためならず。
20161217
技術者コミュニティのマネジメント経験から、会社経営の大事なことを学んだ。コミュニティでは権力や報酬では人を動かせない。内発的動機を見つけてもらい、好きで得意なことで力を発揮してもらう。無理はしない。本人たち自身が楽しむ。でも、これって良い会社を作る基本でもあったんだって気付いた。
20161215
見知らぬ土地への旅、それもガイドなどいない旅は脳の活性化に役立つ。本を読むことは、見知らぬ世界への旅に似ている。身体は動かさなくても、想像力さえあればどこへでも行ける。即ち、読書は脳の旅だとも言える。読書もリアルな旅も、脳を活性化させる刺激になる。脳の若さは刺激によって保たれる。
20161214
『倉貫:そのボーダーを超えるとどうなるか。私たちのビジョンは、通勤がなくなる世界です。江戸時代、ご奉公のために江戸へ通った参勤交代と同じように、何十年後には「会社に通勤していた時代があったらしい」と語れるようになると思っています。』 https://t.co/kHmINODSeB
20161213
休暇中に「自由」について考えるために、森博嗣『自由をつくる 自在に生きる』を読んだ。 https://t.co/VtPMnaVkcQ 「人生の目的は自由だ」という趣旨から自由について考察が綴られている。共感できた「非合理な常識よりも、非常識な合理を採る。それが自由への道である。」
20161208
地方自治体による企業誘致やU/Iターンで企業や人を持ってこようとする活動は、日本全体の人口が減る中で人の奪い合いになってしまい不毛に見える。もっと人が流動して、それぞれの地域で交流しお金を落とす仕組み、それは旅と仕事を一体化出来れば実現できそうな気がする。自治体と議論してみたい。
20161208
アジャイルの時もリモートワークも。自分たちなら実践できている。そのための環境を作ることは頑張ってきた。しかし、まだ世の中で当たり前にはなってはいない。自分たちが出来ていれば良いという考えもあるが、社会に広げて貢献したいという思いもある。ただ押し付けはしたくない。ジレンマを感じる。
20161207
日本の労働生産性の低さと長時間労働の問題は、経済的な成長が一番だという価値観の社会から抜けれないチキンレースのように見える。高度成長期ではないのだから、改善や努力だけでの成長は限界にきているのに、右肩上がりの売上を求め、成長できたことを賞賛するから、どこか無理が起きているのでは。
20161201
講演依頼を頂くのは大変ありがたいことだけど、事前に資料の提出を求めるのはまだしも、内容の検閲を行って、社員に聴かせると自社にとって不都合になりそうな部分の修正を指示してくるのは、本当にやめて頂きたい。講演はプロパガンダの手伝いではないよね。講師を下請けの様に扱うのはどうかと思う。
20161129
上司や先達にとって、自分にしか出来ない事だと思っていたことを、部下や後輩が出来るようになったとき、自分の存在意義が揺らぐ。守りに入るか試されている。そこから他の誰にも出来ない役割を見つけ、作り出せるかどうか。そうやって新しい仕事を作って譲り続ける。それこそが先達の役割ではないか。
20161129
SuicaなどICカードで改札を通るのが当たり前になり過ぎて、昔は定期券を目視でチェックしていたなんて信じられない。改札を通る人たちの定期の日付を見るという職人技。そうした仕事もなくなった。これからも機械で出来るような仕事はなくなる。なくなってから、気付くことも多いだろう、多分。
20161127
新規事業を阻む上司のジレンマ『上長になると部下の提案も自分の責任で上に起案しなければならない。しかし、中身の理解も評価も難しい。わからないことにはリスクも取れない。そして、提案した社員だけがわかっていても会社を動かすことができない』 https://t.co/jwBLB5VVUq
20161126
内発的動機を活かす組織のつくり方。適材適所が一番の肝。好きなことよりも得意なことで貢献できるように。苦手なことは諦めて補完しあう。減点評価をしない。アメとムチを使わない。失敗しても怒らず、なぜ起きたか徹底的に考えさせる。指示はしないが期待は伝える。常識は伝えるけれど良識に任せる。
20161126
近くにいないと雑談ができない、クリエイティブな仕事もできない。そこで思考停止せず考える。創造性の本質はチームの心理的安全と個人の内発的動機で、物理的な距離は支援にはなるが真因ではない。オフィスかリモートかではなくて、心理的安全が保たれて内発的動機で働ける組織を作ることの方が大事。
20161125
まとめサイトやキュレーションが、SEOに最適化されて検索結果の上位に出てくるけれど、あまり役に立たない。どの記事も自分の体験談ではなく、ただのコピペや集めてきただけで、実体験が伴っていないから信ぴょう性もなくて。旅行の計画や美味しい店を探すときは、体験の書かれたブログが読みたい。
20161125
リモートワークを広める活動をしていると、なんでもリモートで済ませる人だと誤解されがちだが違う。遊ぶことや体験するための移動は欠かせないし、そこへの移動も楽しみで旅行も好きだ。だけど、移動する必要のない仕事のための移動は馬鹿らしい。そこは効率化して、もっと娯楽の移動を増やせば良い。