プログラミング合宿(インターン)はじめます

思考メモ

学生向けインターンをソニックガーデンらしい形で提供できないかと考えた二つの企画を公開しました。

プログラミング経験がある方に向けたコードレビュー勉強会の『ジム』と、文系や未経験でも参加可能な合宿形式の『キャンプ』です。

ジムは、社内で中途採用や若手の方に実施しているスキルアップの勉強会に、採用に関係なく参加できるようにしたものです。

プログラミングを独学でやってる方にとって、ベテランからのフィードバックは、得難い経験になると思いますので、ぜひ挑戦してもらいたいで … もっと見る

学生向けインターンをソニックガーデンらしい形で提供できないかと考えた二つの企画を公開しました。

プログラミング経験がある方に向けたコードレビュー勉強会の『ジム』と、文系や未経験でも参加可能な合宿形式の『キャンプ』です。

ジムは、社内で中途採用や若手の方に実施しているスキルアップの勉強会に、採用に関係なく参加できるようにしたものです。

プログラミングを独学でやってる方にとって、ベテランからのフィードバックは、得難い経験になると思いますので、ぜひ挑戦してもらいたいです。

また、新卒での応募を頂くのですが、文系や未経験からエンジニアとして就職を希望される方が増えてきていている印象があります。

キャンプの方はそうした方々に向けて、みっちり集中的にプログラミングの基礎を身につけられる機会を提供できないかと考えました。

これは私たちとしても、新卒採用とはいえ、完全に未経験の方だとプログラマとして採用できるかどうか判断が難しいんですね。

というのも、やってないから向き不向きが自分でもわかってないんです。なので今回の合宿を経験することで、自信を持ってもらえたら嬉しいです。

年末年始を使うことになりますが、完全オンラインで場所に関係なく、学生と第二新卒に限りますが完全無料で提供します。

スクールと違って手取り足取り教えることはしませんが、仲間と共にプログラミングに取り組む貴重な経験が得られます。

ソニックガーデンに興味のある方も、そうでない方も、プログラミングを単なる仕事を越えて楽しめる方が一人でも増えると嬉しく思います。

身近に興味ありそうな方がいらっしゃれば、ぜひシェアして頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!

https://www.sonicgarden.jp/sgcamp_sggym

リモートワークと認識のアップデート

思考メモ

リモートワークを長く続けていると日常的な仕事に困ることはないけれど、組織が大きくなっていくにつれてズレを感じるようになったこと。

たとえば、組織の人数。創業して数年は10人前後でリモートせずにオフィスに集まってた頃は、少しずつ増えていく人の数を認識できてた。

それがリモートになれば、オフィスにいる人が増えて物理的なキャパがなくなり引越しもすることもないから、人数が増えた感覚を持てない。

完全リモートにしてから2倍くらいに社員数が増えてると思うけど、リモートで働いてる … もっと見る

リモートワークを長く続けていると日常的な仕事に困ることはないけれど、組織が大きくなっていくにつれてズレを感じるようになったこと。

たとえば、組織の人数。創業して数年は10人前後でリモートせずにオフィスに集まってた頃は、少しずつ増えていく人の数を認識できてた。

それがリモートになれば、オフィスにいる人が増えて物理的なキャパがなくなり引越しもすることもないから、人数が増えた感覚を持てない。

完全リモートにしてから2倍くらいに社員数が増えてると思うけど、リモートで働いてる社員にしてみると、そんなに増えた実感はないはず。

あと社員の年齢を実感することも薄れがち。新卒で入った社員が数年して、すごく頼りになる感じになってても、いつまでも新卒扱いしがち。

リモートだと、一緒に仕事する人たちのことは認識できても、関わりがないと一切の情報が入ってこないので認識のアップデートがされない。

物理的な存在による自動的な認識のアップデートがなくなるのが、リモートワークの弱点と言える。あえて機会を作っていかないといけない。

そのためにも、リアルな合宿や飲み会をするのは良いな。全員が集まれると、組織の大きさもアップデートできるから良いけど、中々難しい。

なんとか今年は久しぶりに全社員が揃う機会を作りたい。お金や時間を使うことになるけど、コストと捉えず関係資本への投資だと考えよう。

ビジョンやミッションの共有も大事だと思うけど、コミュニティ型の組織の場合は、一緒に働く人たちを感じる機会を作ることが大事かなと。

2021年のふりかえり

思考メモ

2021年を振り返っての皆さんの投稿を見ながら、自分は今年はあまり語ることないんだよな、と思いつつ書いたら長くなってしまいました。。

ソニックガーデン10周年でしたが、特に派手なことをすることなく、個人としても目立つアウトプットができた訳でもない静かな一年でした。

お陰様で会社は成長していますが、働く人が増えると、問題も増える。まるでお手玉。修行だと思って淡々と取り組んでいくのも経営かな、と。

取り組みとしては、執行役員の制度と社長室を作り経営のチーム化、子会社ラクロ … もっと見る

2021年を振り返っての皆さんの投稿を見ながら、自分は今年はあまり語ることないんだよな、と思いつつ書いたら長くなってしまいました。。

ソニックガーデン10周年でしたが、特に派手なことをすることなく、個人としても目立つアウトプットができた訳でもない静かな一年でした。

お陰様で会社は成長していますが、働く人が増えると、問題も増える。まるでお手玉。修行だと思って淡々と取り組んでいくのも経営かな、と。

取り組みとしては、執行役員の制度と社長室を作り経営のチーム化、子会社ラクローの独立、編集チームの立ち上げなど、社内でのことが多め。

新卒採用に本格的に取り組み始めて、私たちなりのインターンや業界貢献を考えるようになり、プログラミング合宿を始められたのは良かった。

12月半ばから始めた未経験向けのプログラミング合宿は、年末の本日まで実施してた。やる気のある若者たちが頑張ってる姿は尊いものですね。

運営自体も若手メンバーで取り組んでくれて、それ自体が良いアクティビティになって成長できたと思う。年末の最後まで頑張ってくれて感謝。

全社員リモートワークの次の段階を目指して、リアルな土地で村を作る企画も動き出したのも今年だった。実現まで数年越しの企画になりそう。

組織を作るのも、人を育てることも、事業を生み出すことも、時間がかかるけど、むしろ効率より時間かけることを考える、そんな静かな一年。

前向きに解釈するなら、次の10年に向けての大きな意思決定をして、仕込みを始めた年だったかなと。数年後に、そんな風に思えたら良いな。

リモートワークにこそ必要な「ゆとり」

思考メモ

少しずつ外出して人に会ったりするようになって、移動をしたり、時間調整の待ちがあったり、1日に何本もミーティングは入れられないし、存外と稼働時間がないことに気づく。

リモートワークって、うまくやれば生産性が高まる。テレビ会議だったら連続でできるし、チャットを駆使して非同期で同時並行のコミュニケーションもできる。とても効率的だ。

特に効率厨のエンジニアたちが集まると、驚くほど効率が高まって生産性も出る。これは、会社を数字で分析すると良いことなんだけれど、なんだかスピード出過ぎ … もっと見る

少しずつ外出して人に会ったりするようになって、移動をしたり、時間調整の待ちがあったり、1日に何本もミーティングは入れられないし、存外と稼働時間がないことに気づく。

リモートワークって、うまくやれば生産性が高まる。テレビ会議だったら連続でできるし、チャットを駆使して非同期で同時並行のコミュニケーションもできる。とても効率的だ。

特に効率厨のエンジニアたちが集まると、驚くほど効率が高まって生産性も出る。これは、会社を数字で分析すると良いことなんだけれど、なんだかスピード出過ぎで心配になる。

リモートワークと言うからワークのことだけに集中しがちなのだろう。PM理論でいうパフォーマンスばかりに目がいって、人間関係のメンテナンスが疎かになっていないか、と。

短期的な目線で見れば良いことでも、長期的に考えたら問題を育んでいるのかもしれない。生産性を高めた上で何を得るのかコンセンサスがないと、ずっと数字を追求してしまう。

無駄はなくしても良いけれど、ゆとりはなくさないようにしたい。仲間で合宿や旅行にいったり、飲み会したり、社内イベントをしてみたり。ゆとりには短期的な成果を求めない。

ゆとりでやることは非日常だ。ハレとケみたいなもので、毎日は業務のパフォーマンスを高めていき、できたゆとりを非日常に使えば、未来への種まきと人間関係の構築ができる。

ゆとりは「あそび」と言ったりもする。車もハンドルにあそびがないと反応が良すぎて事故ってしまう。リモートワークの中には、あえてあそびの時間を作ることが大事なのかも。

実現したいことは、リモートワークみたいな業務だけに焦点を当てた働き方ではなくて、リモートコミュニティみたいに離れていても仲間でいられる関係だったことを思い出した。

そもそもリモートかどうか関係なく「ゆとり」は大切だけど、リモートだと失われがちなので気をつけていかないとな。

価値観を共有する目的とは

思考メモ

先日、久しぶりにソニックガーデンで合宿をしたけれど、当然ながらオンラインではあったけれども、とても良い機会になった。

普段の仕事では考えることのない経営課題について、その事業に関わる人たちが全員参加して議論する機会はあった方がいいね。

ここ最近、なんとなく品質にバラつきが出てきたことへ課題感を感じていたけど、価値観の共有不足が根っこにあった気がする。

価値観の共有という話はよく聞くが、その目的は何か。精神論や社内の話じゃなく、顧客への提供価値を高めるためだってこ … もっと見る

先日、久しぶりにソニックガーデンで合宿をしたけれど、当然ながらオンラインではあったけれども、とても良い機会になった。

普段の仕事では考えることのない経営課題について、その事業に関わる人たちが全員参加して議論する機会はあった方がいいね。

ここ最近、なんとなく品質にバラつきが出てきたことへ課題感を感じていたけど、価値観の共有不足が根っこにあった気がする。

価値観の共有という話はよく聞くが、その目的は何か。精神論や社内の話じゃなく、顧客への提供価値を高めるためだってこと。

社員が増えたことで、一定のロスが出るのは仕方ないと諦めるのではなく、高品質を維持する方法を考えたい。その一つが合宿。

合宿に参加してくれたメンバーの感想も、こういう視点を変える機会は重要だったと言ってくれてたので、定期的に開催したい。

古株にとっても意味あるし、コロナ以降に入社したメンバーは特に合宿の機会がなかったので、今後もっと積極的に開催したい。

議論の内容的には、前職の会社だったらマネージャ合宿で話すようなことを社歴に関係なく全員で話し合う様子は頼もしかった。

合宿は手間もコストもかかるけど、高品質のための価値観共有ができて、助け合いの関係性も築けるなら、コスパは高いと思う。

品質が高まればトラブルも減り、フォローのコストが不要になる。事前にコストをかけて防止するリスクマネジメントと言える。

入社後の管理にコストかけるか、入社前の採用にコストをかけるか、の話にも通じる。後者を進めれば管理ゼロに近づけられる。

あとは、やはり合宿はリアルで開催したいな。議論も楽しいけれど、加えて食事やレクリエーションなども合わせた方が楽しい。

またリアル合宿できる日がくると良いなぁ。

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