YWTを使った「すりあわせ」の方法 〜 自律的に働く組織マネジメントのカギ

「管理ゼロで成果はあがる」という本を去年だしてから、管理職やマネージャの方から何度か聞かれることがある。それは「どうやって管理しないで、社員を働かせることができるのか?」というものだ。 そこは本を読んでもらいたいところだが、その中でもカギになるポイントが幾つかある。たとえば「ザッソウ」というキーワード。雑談と相談をあわせてしまうことでホウレンソウよりも柔軟にチームを把握できる。 そして、もう一つのキーワードが「YWT」だ。YWTをつかった「すりあわせ」をすることで、指示命令や管理をなくしても成果のあがる自律的な組織にしていくことができる。本稿では、YWTについて解説する。 「働かせる」から「働 […]

ホラクラシーはスケールできるのか 〜 小さな会社から自律型の会社へ

私たちの会社、ソニックガーデンでは「管理のない会社経営」として、セルフマネジメントができる人材で構成されたフラットなチームの在り方を模索してきました。これは最近だと「ホラクラシー」と呼ばれる経営スタイルに近いものです。 そして今、これまで信頼関係やカルチャーを維持する手段として使ってきた「小さな会社」という表現を見直そうと考えています。かといって大きな会社を目指そうというわけでもありません。 この記事では私たちの考えている組織のあり方について書きました。 自分たちがやってみせて世の中にやれることを実証していく 「小さい会社」であることを重視していると言えば、どれ位の人数のことかとよく聞かれます […]

自律型のリモートチームがチームワークの質を高めるためにやってきた3つの取り組み

私たちが提供している「納品のない受託開発」というサービスでは、お客さまの「顧問プログラマ」という形で、顧問税理士や顧問弁護士のようにずっとパートナーとして、ビジネスの成長を技術から支える仕事をしています。 そして、リモートワークを推奨していたり、セルフマネジメントを主体とした「管理のない会社経営」を標榜していることもあって、私たちソニックガーデンは一匹狼の集まりのように誤解されることもありますが、決してそんなことはありません。 顧問弁護士や顧問税理士のような「顧問プログラマ」という仕事と働きかた 「管理」をなくせばうまくいく〜自律型組織をつくる新しいマネジメントのスタイル 実際のところ私たちの […]

「管理」をなくせばうまくいく〜自律型組織をつくる新しいマネジメントのスタイル

先日、日本プロジェクトマネジメント協会の関西で開催された勉強会にて、私たちソニックガーデンが実践しているマネジメントのスタイルについて講演する機会を頂きました。ありがとうございました。 テーマは自由で良いというオファーだったので、少人数の会だったこともあり、思い切っていつもの「納品のない受託開発」のネタではなく、自分たちが実践している経営について話をすることにしました。 まだまだ経営者としては経験も浅いのですが、少なくとも私たちの信じる経営のスタイルでこれまで4年、社内ベンチャー時代からすると6年やってきたので、その内容をふりかえってみることにしました。 その時の資料が以下になります。講演タイ […]

自律的に動ける人を育てるためにワークレビュー(ふりかえり)でメンターが気をつけていること

私たちソニックガーデンは「セルフマネジメントな人材とフラットな組織」を目指しています。そのために私たちが人材育成で行っているのが、徒弟制度であり、メンターによる弟子の「ふりかえり」を通じた指導です。 一般的な「ふりかえり」と違うのはチーム全体でするのではなく、弟子にふりかえりをさせて、その結果をレビューします。そのため「仕事の仕方」をレビューするということで「ワークレビュー」と呼んだりもします。 自律的に現場を改善できるチームをつくるための「ふりかえり」の進め方 〜 KPTと進め方のノウハウ 上記にあるように以前にも「ふりかえり」の進め方について書きました。今回のこの記事では、ふりかえりをレビ […]

自律的に現場を改善できるチームをつくるための「ふりかえり」の進め方 〜 KPTと進め方のノウハウ

現場のオペレーションを改善するために、最初に着手するなら何か?と聞かれたら、いつも「ふりかえり」から始めましょう、と答えています。かつてトラブルの起きているプロジェクトに入ったときも、まず始めたのは「ふりかえり」からでした。 「ふりかえり」とは、文字通り現場の活動を振り返って、改善のアクションを考えることです。反省会のようにも思えますが、すべてが終わってから反省する訳ではなく、現状分析を行って、うまく続けていくための未来を向いた活動です。 この記事では「ふりかえり」という習慣について、そして、ふりかえりを実践するにあたって、進め方とポイントについて紹介します。   ふりかえりの進め方 […]

リモートワーク時代を生き抜くためのセルフマネジメントのスキルと思考法(その3)「オープンマインド」「自己認識」「自分軸で決断」

セルフマネジメントは、リモートワークの際だけに限らず、通常の仕事を推進していく上でも欠かすことのできないものです。そして、セルフマネジメントのスキルと思考法は訓練次第で身につけることができるものです。 前回の第2回では「着信主義でコミュニケーション」「ザッソウ」「小口化」といったコミュニケーションに関するものを解説しました。 セルフマネジメントは一人で仕事ができれば良いという訳ではありません。周りとうまく協調していくことも、セルフマネジメントには求められるのです。 第3回では、そうした周囲との関係性構築や、チームワークに貢献するためのセルフマネジメントのスキルと思考法について解説します。 オー […]

「管理」と「マネジメント」の違い〜管理という手段で成果はあがらない

「管理ゼロで成果はあがる」は、私にとって経営者になってから単著で3冊目の本となります。今回の本は、アクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)というスタイルの読書会にむけて原稿ゲラを提供していることもあって、全国で読書会を開催してもらえています。私もいくつか参加させてもらいました。 そこで気付くのは、多くの人が「管理」と「マネジメント」を混同して使っているということです。そもそも、管理とマネジメントは違うものなのです。その違いをはっきりさせておくことで、より多くの人がマネジメントをうまく出来るようになるはずです。 本稿では、管理とマネジメントの違いについて。マネジメントの本質を掴むための方法を書 […]

再現性に基づいた成果をあげるフレームワーク「管理ゼロで成果はあがる」講演資料(抜粋版)

先日の要求開発アライアンスでの出版記念講演で使った講演資料を公開します。見やすいように抜粋版として画像にしてみました。その際のTwitterでのまとめはこちら。 自己紹介はサッと飛ばして・・・以下が本編。 「管理ゼロにしましょう!」とは書いてない。「マネジメントの本質について考えましょう」と書いてある。マネジメントを突き詰めることで結果として管理ゼロでも大丈夫になるのです。では、そのために何をするのか? これだけの盛りだくさんな実践できる取り組みを紹介している。どんなチームでも個人でも、できることがあるはず。この中から抜粋していくつかの章を要約して紹介します。 ここからは、第2部の自律性を高め […]

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