チームで頼られる存在を目指す

チームに入ってすぐは、周りに相談するばかりで、良いチームほど助けてもらえるけれど、まるでお客様扱い。チーム内で人間関係を築いて相談できる相手を増やすことは大事だけど、それよりも周りの人たちから相談される存在になることの方が本質。チームとは、背中を預けられる同士の集まりでありたい。

一方的に相談したり助けたりする関係でなく、互いの強みを活かして相談しあうことで、チームとしての成果を出せる。そのために出来ることは、飲み会したり仲良くすることだけではない。チーム内で困ったことが起きたときに、声をかけてもらえるようになるには、自ら発信をして存在感を出していくこと。

例えば、チーム内で他の人には負けないと思えるような特定のスキルを身につけ、それに関するノウハウを発信して周りに知られれば、頼られるようになる。もしくは、スキルに自信がなくても、どんな仕事も前向きに受けることを伝えるだけでも、チーム内で困ったら相談しようと思ってもらえるようになる。

チームの一員だから貢献すべきと考えるより、チームの人たちから頼られる存在になれば本人にとって嬉しいし、それに応えて喜ばれると、さらに仕事も楽しくなると考える方が健全だし長続きする。自分に出来ることを探すのではなく、周りから頼ってもらえるようにする。チームワークに対する発想の転換。

倉貫 義人
倉貫 義人
ソニックガーデン 創業者
クラシコム 取締役CTO

「納品のない受託開発」の実践者。著書多数。心はプログラマ、仕事は経営者。

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