どうすれば小さな会社でも優秀な人材を採用できるのか、という話。聞いてみると、大企業と同じ土俵で、同じ採用レースに乗っている。なぜ実績があるからと大企業のマネをしちゃうのだろう。違うことをしなければ差別化はできないし、何かを思い切って捨てて特化しないと、とがった魅力は出せないのに。
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気持ちにゆとりがない時の判断はだいたい良くない。よく考えればしなかったようなミスをするのは、ゆとりのない時だ。気持ちのゆとりは、時間の余裕からうまれる。慌てているときこそ、慌てないように。まずは時間の余裕を作ることを優先する。重要な決断は、そのあとで考える。ゆとりを持つこと大事。
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キャリアは解決された問題を実行する仕事から始まる。その仕事で生涯を終える人もいる。人によっては、与えられた問題を解決することが仕事になる人もいる。マニュアル化できない仕事であり難易度は非常に高い。さらに、世の中の問題そのものを見つけることを仕事にする人が出てくる。それが起業家だ。
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難しい仕事はしたくないけど、クリエイティブな仕事はしたい。それは無理だ。何かを作り出す仕事にマニュアルはなく、難しいものだ。責任ある仕事はしたくないけど、やりがいのある仕事はしたい。それも無理だ。責任を伴うからこそ、その結果に喜ばれて、やりがいにつながる。挑戦するから成長できる。
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ソフトウェアを売る前に、作った自分たちで使うことをドッグフーディングと言うが、売るために自分たちで使う、という動機でなくて、自分たちが使いたいと思うものを作る方が好きだし、義務感や責任感でなく、自分たちが作ったものを好きで使っているのなら、ドッグフーディングとはもはや呼べないな。
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セルフマネジメントができて、一人でもやっていける人たちで構成するチーム。ならば一人でやっていけば良いかというと、そうではない。チームでいる意義は、一人で全部のことをするよりも、自分の得意なことだけに集中する役割分担ができることだ。私たちにとっての会社とは、そういうチームのことだ。
20160715-1
良いチームとは何か。ただ足並みを揃えることが良いチームの条件ではない。メンバーの一人ひとりが自分の得意な分野で力を存分に発揮し、苦手なところは互いにカバーしあうことで、大きな成果となる。それぞれが自律し、それぞれが考えベストを尽くす。背中を預けられる同士が集まった形が良いチーム。
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多くの上司の悩みの原因は、自分で採用した訳でもない部下たちをマネジメントしなければいけないことに端を発している。そして、会社を辞める殆どの理由が、上司との人間関係だという話も聞く。この上司と部下のミスマッチをなくすことが、マネジメントの多くの問題を解決する鍵なのではないだろうか。
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「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」という格言があるが、本当の指導者ならば、釣り方を簡単に教えたりしない。どうすれば飢えをしのげ、どうすれば魚が釣れるのか、それを自分の頭で考えさせるだろう。そうすれば、いずれ状況が変わっても、誰かに教わらなくても、生きていくことができる。
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マネジメントもチームビルディングも、コミュニケーションも情報共有も、そもそもチームで力を発揮するのは、いい加減にして出来るものではなくて難しいもの。それをリモートワークだから難しいと考えるのは短絡的すぎる。離れていようが離れていまいが、ちゃんと取り組まないと、うまくいかないよね。
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マネジメントもチームビルディングも、コミュニケーションも情報共有も、そもそもチームで力を発揮するのは、いい加減にして出来るものではなくて難しいもの。それをリモートワークだから難しいと考えるのは短絡的すぎる。離れていようが離れていまいが、ちゃんと取り組まないと、うまくいかないよね。
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話した方が早い。これには同意。ただし、物理的に会う必要はない。画面越しでも何ら毀損しない。何気ない会話からアイデアが産まれる。これもそうかもしれない。ただし、物理的に同じ場所にいる必要はない。チャットの中でも雑談はできる。クリエイティブな仕事なら、働き方にもクリエイティビティを。
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事業を立ち上げるためには、多少の失敗や世間の声に負けずに続けていかねばならない。始めることよりも続けていくことの方が難しい。諦めたら、そこで終わる。だから、メンバーたちの情熱の火に薪をくべ続ける人が必要で、それこそが起業家にとって最も大事な仕事となる。どんなスキルより必要な資質。
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新規事業の立ち上げには様々な困難が立ちはだかる。ときに、自分の考えたサービスのことさえも信じられなくなってしまうときがある。そんなとき共同創業者がいれば、励ましあえる。自分が信じられなくても、自分を信じてくれる人がいることのなんと心強いことか。できるなら、二人で創業するのが良い。
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単純作業でない創造的な仕事、自分の頭で考える仕事にモチベーションは欠かせない。モチベーションは誰かに高めてもらうものでなく、他人がコントロールできるものでもない。モチベーションは見つけるものだ。どんなものでも構わない。ただし、自分の内にしかないモチベーションを見つけるのは自分だ。
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社内で新規事業を興すのが困難な要因の一つは計画主導であることだ。先の読めない新規事業であるにも関わらず予算を求める。予算の確保のためには計画が必要となる。計画すること自体は悪くないが、計画書が承認されたら、次はその計画を満たすことが目的になりがちだ。誰の為、何の為の事業か見失う。
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考える力は、筋力と同じように鍛えることができる。日々、考える習慣がついているかどうかで大きな差になる。常に考えていれば、どんな急な出来事にもアドリブで対応できる。忙しい経営者の人たちの対談や取材は、事前に準備なんてしないでも成立しているのは、彼らが普段から考えているからだと思う。
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既存事業が危なくなりそうだから、体力のあるうちに新規事業といって取り組むケースは多いが、その程度でうまくいくなら、世の中は新規事業だらけだろう。まして既存事業を超えるものを、既存の余力程度で、そう簡単には興せない。かつ創業には体力だけではなく、圧倒的な情熱をもった創業者が必要だ。