本やブログを書いてる時に、躊躇する気持ちが芽生えると生産性が落ちる。こんなことを書いても意味がないのでは、誰の役にも立たないのでは、誰にも読まれないのでは、炎上するのでは、非難されるのでは、という恐れがあると筆が止まりがちになる。あまり気にせず、躊躇しないことが、生産性を高める。
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リモートワークの採用で見るポイントは?という質問に対する答えは、人付き合いが好きな人、誰かとの協同作業が好きで助け合いの出来る人。これは驚かれることもあるけど、リモートワークは、会社に所属してチームで働くことが前提なので、個人主義で成果さえ出せば良い人とは、むしろ一緒に働けない。
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身体や脳に良いこと、早寝早起き、腹八分、筋トレ、ジョギング、読書などは、それ自体の良さや効果もあるだろうけど、それよりも自分が良いと思ってることをやったことで、気持ちが良くて前向きになれる。ただ、それらをするには少し気力が必要だから健康でいることが大事。健康の維持が好循環を生む。
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毎日を不安な気持ちのままでいては仕事はおぼつかない。マズロー欲求5段階の社会的欲求や安全欲求の話だ。一方、安心しているだけでは成長しない。成長のためには適度な緊張感も必要になる。今の状態で良いと現場に満足してしまうと向上心が薄れてしまう。人には安心感と緊張感の両方がある方が良い。
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「マネージャーの役割は、人を働かせることにあるのではなくて、人を働く気にさせることである。」kindleで久しぶりに「ピープルウェア」を読み返してる。もっと沢山の人に読んでほしい一冊だ。私はとても影響を受けた。こんな風に、読んだ人が他の人にも読んでほしいと思うような本を書きたい。
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この先、誰もが定年のない時代に入っていく中で、幸せに働けることは人生の幸福を考えたとき、とても重要なことだ。どんな仕事をするのか、どんな価値観の人たちと働きたいのか。会社の寿命よりも、人の寿命の方が長いとしたら、そこで築くキャリアに価値はあるのか、自分の成長に繋がっているのか。
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社内は「オープン経営」というプラクティスで、経営の考えていることや、思考の過程まで全てオープンにしている。まだ考えの甘いところや、うまくいかないこともオープンにするので、権威が失われるリスクはあるけど、経営の過程を知って誰もが自分ごとで考えられるなら取り組むだけのリターンはある。
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クラウドにせよリモートワークにせよ、必ずセキュリティを理由に抵抗する人がいる。セキュリティをないがしろにしていい訳ではないが、新しいパラダイムやテクノロジには、それにあったセキュリティ対策を考えれば良いだけだ。今さら、電話やインターネットをセキュリティを理由に使わない人はいない。
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将来は地方に帰ることを考えていても、その時が来たとき移住を実現できるかといえば、それなりの年齢になっていると転職は難しくなるし、移住のために好きな仕事を諦めるのは忍びない、だから市場価値の高い若いうちにリモートワークできる会社に移ると考える人は少なくない。現実的な選択かなと思う。
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メソドロジーとマニュアルを混同して、その通りにすれば、誰でもうまくいくと勘違いしてしまうと、うまくいかない。メソドロジーはあくまでケーススタディ位に考えておいた方が良い。ソフトウェア開発で、マニュアル通りにできる仕事などない。もし誰がやっても同じ仕事なら自動化されているはずでは。
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どれだけ大規模なシステムになるとしても、動くソースコードこそを中心に置いて、そのソースコードをの品質を徹底的に高めていくというコンセプトで、体制もプロセスも考えるのが良いのでは。ソースコードは最後に出来上がるものとするのではなく、最初からずっとソースコードはあって足していくもの。
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メンテナンスしやすいシステムを作るためには、最初はどうやって作るか、どれ位の規模から作れば良いか?という質問。保守性の高いソフトウェアが欲しければ、ソースコードの1行目から気をつける。ある程度つくってから直すことを考えるのではなく、良いソースコードのまま、ずっと維持していくこと。
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リモートワークが解決する問題を「場所」だと考えるのは、その本質を理解しきれてない。リモートワークが本当に解決するのは「時間」で、働く場所に縛られなくなると、働く時間の融通が驚くほど柔軟になる。1時間の用事のために休む必要はなくなり、時短勤務もしやすくなる。誰もが自分らしく働ける。
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人は働かずには生きていけない。生活のためだけでなくとも、社会のため人生の意義のために働く。働きかたを変えることは、生活を変えること、ひいては人生を変えることに繋がるはずだ。これから誰もがずっと働き続ける時代がくるなら、働き方の変化は、社会的な問題の解決の一つになるんじゃないかな。
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一人で考えて出てくるアイデア、誰かと話し合って出てくるアイデア。アイデアの種類が違うかも。一人で考えて出るのは、目的やビジョンのようなアイデアや、複雑な問題を解決できるアイデア。誰かと話して出るのは、目的を達成するためのアイデアや、企画を具体化するようなアイデア。交互が良さそう。
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世の全ての企業がリモートワークすべきとか出来るとも思っていない。産業革命後も伝統工芸が残ったように、必ず物理的な存在に価値のある仕事も残るだろう。だけど、リモートワークにシフトできる職業の企業は今も少なからずあり、それによって生活が豊かになる人が増えるなら、取り組めば良いのにね。
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人は経験を積んで痛い目にもあって学べば学ぶほど、挑戦に慎重になってくる。学んだことを活かしてリスクを回避ができるようになる。何も学ぶことなく同じ失敗を繰り返す人に比べれば、とてもスマートだ。ただ、それよりも学んだことを活かして、さらなる挑戦を続けていく人が一番すごいね。尊敬する。
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仕事とは苦痛なものであり、社員はサボるものなので、人はなるべく手を抜きたいし、会社側は人を働かせるために統制しなければいけないという価値観。好きなことの一つが仕事であり、働くことが自分のためでもあるなら、会社は働きやすくすることを整えさえすれば良いという価値観。どちらが好きかな。