何かを変えられる人に共通する特徴は、1.会社や社会などの身の回りにある問題を、解決できる問題だとして認識し、2.その上で問題を解決するアイデアを見つけられて、かつ、3.そのアイデアを実現するまで実行し続けられる人だろう。どちらかといえば、1と3の問題認識と行動力が大事ではないか。
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もし失敗したとしても挑戦した結果なら讃えて良いのではないか。何もせずに評論だけしてるよりよほど凄い。しかも諦めずに続けていけるのだとしたら、失敗は経験として血肉となる。しかし、少々の失敗で諦めてやめてしまうような挑戦だったとしたら、それは最初から失敗するべくして失敗したのだろう。
522
IT業界で言われる「エンタープライズ」って何なのか、よくわからない。なんとなくわかるけど、ハッキリとはわからない。もしかして、「エンタープライズ」は、IT業界最大最古のバズワードなのでは。自称で聞いたことはないけど、誰が言うんだろう。「保守的」って言い換えても通じそうに思える。
554
新規事業の手段など、アプローチは幾らでもあるはずだが、新規事業=アイデアだと思っているうちは、手段の選択肢は格段に減る。持つべきなのは、誰の問題、社会のどんな問題を解決したいのか、という一点に尽きる。問題を捉えていれば、手段など無限に考えられる。優れた創業者は、問題を見つけてる。
501
プログラミング以外の仕事も全て、gitを使うように、やったことをコミットログ的に残していければ良いのにな。おそらく、どんなナレッジワークも工夫すれば、そうやって成果と記録を同時に残していけるはずだし、そうした方が曖昧な仕事がなくなり、良い気がする。
533
完成間際になってからソースコードの品質をチェックしても、もはや手遅れになってしまいがち。テストコードがなければリファクタリングもできないし、ヒドいソースコードを直すのは、新しく作るよりもコストがかかるものだ。だからといって仕方ないと妥協すると、誰にも直せないシステムが出来上がる。
512
ストレスの溜まる仕事をして得たお金で、ストレスを解消するためにお金を使う。そんな生き方働き方は、経済活動としては意味はあるかもしれないけれど、人間としてはちょっと辛そうだ。働く上でストレスが少ないということに、金銭的な価値以上の価値を感じられるかどうか、で選択肢は変わってくるね。
544
日本のマーケットが欧米とは違うかどうかは正直わからないけれど、そんなステレオタイプで考えることこそが欧米っぽいかな、と思うし、そんなことよりも、もっとお客様は誰かを見極めて、それぞれのお客様の困っていることの解決にフォーカスした方が良いと思う。ステレオタイプで見ると見失うかもね。
491
会社や社会において、肩書きや役職が付くから、その役割に応じた仕事をしていく、と考えるか、役割を超えた仕事をしていくことで、その仕事に応じた肩書きや役職が付く、と考えるか。後者の方が本質的。独立も同じで、独立するから仕事が出来るのではなく、一人でも仕事が出来るから独立できるのでは。
523
ふんわりと考えていたようなことを、誰かが文章なりにしたのを見つけた時に、「それ同じこと考えてたわー」というのが共感になる。一方で「そんなの前から考えてたわー」という反感になるときもある。その違いはリスペクトのあるなしかな。いずれにせよ、やっぱりちゃんと表現できる人はすごいと思う。
555
もし新規事業で、この世界にないものを作ろうとするなら、その目的とビジョンは、世の中のためになるものがいい。シードの段階からファンや顧客や応援してくれる人たちがいるのは、世のため人のための活動だからだ。自社や利己の利益のためなら協力などない。企業での新規事業が難しいのもここにある。
502
毎日ブログを書こうと思いつつ、頑張って少しずつ書いても公開まで至らず、結局はせいぜい週に1本のペースになってしまう。それでも蓄積になっていくのが、ブログの良いところ。ブログの記事は自分の代わりに考えを伝えていってくれる人がいるようなもので、書くほどに、その人が増えていくイメージ。
534
ソースコードの品質は、ビジネスの人間からすると見えないし、すぐに影響が出るものではないために、決まった期日に間に合わせることこそを最重要な課題としてしまいがちだが、それを徹底したときに、将来の過大なコストを負うことになる。納品するビジネスの場合、そのツケは発注側が負うことになる。
513
ナレッジワーカーの全員がマーケティングを行い、その経験と知見こそが、企業のコアコンピタンスになるとしたら、普段からの仕事において、自らの顧客について、自社の強みについて、考えて行動しなければいけない。それは大変なことではあるけれど、そうなるようにすることがマネジメントとも言える。
545
フリーランスや、これから独立を考えている腕の立つエンジニアたちが、「自由」な立場のままで、自分の「得意」なことで貢献できて「安定」した報酬を得つつ、「素敵」なお客様と「楽しく」仕事ができ、切磋琢磨できる「仲間」に囲まれ、将来の「安心」も得ることができる、そんな場を作っていきたい。
492
開発と運用が協力しあうDevOpsというキーワードが流行っているが、もっと大事なことは、ビジネスの人やデザインの人とも含めて協力しあうスタイルにしなければ、結局は部分最適で終わってしまう。責任の所在を求めるようになると、スピードは落ちる。本当に大事なことは、ワンチームであること。
524
「納品のない受託開発」では価値はどうやって測るのか?という質問。製造業とサービス業の違い。数値で測るかどうか。珈琲豆を買うなら、グラム数で正確に測って買う。だけど、喫茶店なら分量で測って買う訳ではない。ソフトウェア開発のビジネスをサービス業に業種を転換したことがパラダイムシフト。
556
カッコよく新規事業といっても、その基本は商売なのだから、顧客は誰か、誰のどんな問題を解決しようとしているのか、からスタートしないとうまくいかない。既存事業の縮小傾向を打破するために始めると言うのは、自社のための事業なので、すぐに儲からないとわかるとストップがかかってしまうだろう。