適材適所の話。特に若者だと、本人がやりたいと言っていることよりも、外から見て適切だと思うことに配置する方がうまくいくことも多い。若いうちは、自分のことをわかっておらず、自分の理想と現実の自分に違いを認められない場合も多い。そこを導き、力を発揮できるようにすることも、経営の一つだ。
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20170111
働き方改革とは何か。ただ生産性を高めるだけではつまらない。働く時間を減らすことも良いが、働く時間そのものが楽しくなれば、本当の革命だ。仕事が辛い労働じゃなく、楽しい遊びになってしまえば、ワークもライフも幸せになれる。目指すのは、遊ぶように働ける人を増やす、考え方の逆転ではないか。
20170109
学べない人は、具体的な話には、それは特殊で自分には出来ないと考えるし、抽象化された話には、具体的じゃないからわからないと考える。学べる人は、具体的な話から、自分で抽象化して得られるものは何かと考えるし、抽象化された話からは、自分だったらと置き換えて考えることができる。姿勢が違う。
20170108
リモートワークなんてのはゴールじゃなくて、もっと良い働き方もしたいし、もっとお客様に喜んでもらえるサービスを提供したい。そう考えて、日々の仕事や経営を改善してきた結果が、今はリモートワークというだけだ。どんなことも地道な改善から始まる。改善の意思なく、実行もしなければ実現はない。
20170108
ナレッジワークのリモートワーク。適切なコミュニケーションやセルフマネジメントができない人は、リモートワーク出来ないと言うけれど。適切なコミュニケーションやセルフマネジメントが出来ない人は、オフィスにいても仕事ができない人ではないか。リモートワークをスケープゴートにしているだけで。
20170107
Twitterには140文字の制限があるが、日本語だとかなりの情報量を詰め込める。もはや、ブログの代わりに言いたいことを伝えるには十分のメディアだ。それでも140文字までに収めるのは簡単ではないし、英語なら絶対に無理だ。だからMediumを作ったのかもしれない。また書いてみよう。
20170103
伝わる文章を書くにはどうすれば良いか。魂を込める、なんて言うけれど、それはあまりに情緒的すぎる。少し理性的に考えるなら、時間をかける、ということだろう。どうすれば伝わるのか一生懸命に内容を考え、表現を見直し、何度も読み直して、推敲して削る。時間をかけることが魂を込めることに近い。
20161230
プログラミングはスポーツのようなもので、知識があれば出来るというものではない。繰り返しの練習が必要だし、日々やらなければ鈍る。一通り教科書を読んだからといって、思い通りには作れない。だけど、練習を重ねれば少しずつでも出来るようになる喜びも、スポーツに似ている。だから、楽しいのだ。
20161230
採用面談では応募者からの質問の時間を多く取っている。質問内容から、その人の興味や大事にしている価値観や共通点がわかる。質問がない人からは、こちらに興味がないのではないかと感じる。なにより質問できない人は、受け身で言われたことをするだけの人かもしれない。質問がない人は採用できない。
20161229
一人一人の適材適所を探すことが、いつもの経営ミーティングの主な議題。直接手を動かすのではなく、人に働いてもらうことが経営ならば、経営上の課題は結局はそこに行き着く。どうすれば活躍できるのか、きっと本人以上に本人のことを考えている。適材適所さえできれば、あとは本人が頑張ってくれる。
20161225
コミュニティは、やらなければいけないことをやる場所ではなく、やりたいことがやれる場所。それも近い価値観の仲間がいて、その実現を助けてくれる。そこに人が集まることの価値がある。それでうまくいくなら会社も同じようにすれば良い。会社だって、やりたい仕事が仲間の助けで出来る場所にしよう。
20161222
ブログで少し面倒くさいなと感じるのは、どこまでを前提とするかという点。記事単体でシェア・読まれる可能性が高く、少なからず前提を伝えなければ、読みにくかったり、珍妙な批判されたりする。本の場合は、後半になるほど、ハイコンテキストな内容でも構わない。ただし読んでもらえる人は限られる。
20161222
ブログは誰かの役に立つことを書きましょうと言われるが、簡単に役に立つのは知識の話だ。それも価値あるが、人生の難しい問題には、そのまま真似して役に立つような話はない。具体的な話は物語として面白いけれど、他人の人生はフィクションと変わらない。結局、受け手次第だから気にせずに書きたい。
20161222
プログラミングでは、なるべく様々なケースやパラメータを考慮することでバグの発生を防ぐことができる。ブログを書いていると、様々な反論や例外が思いつく。それらの全てに筋が通るように書けば、理路整然となって読みやすくなる。ただし記事では多少バグのような引っ掛かりがあった方が反響はある。
20161220
人からの質問や相談に答えることで、自分の中にある考えを言葉にできる。丁寧に説明しようとすれば、自分の中にある考えが整理できる。わかりやすく伝えようとすれば、簡潔な表現を思いついたりする。自分にない切り口の質問からは、新しい観点やインスピレーションを得られる。情けは人のためならず。
20161217
技術者コミュニティのマネジメント経験から、会社経営の大事なことを学んだ。コミュニティでは権力や報酬では人を動かせない。内発的動機を見つけてもらい、好きで得意なことで力を発揮してもらう。無理はしない。本人たち自身が楽しむ。でも、これって良い会社を作る基本でもあったんだって気付いた。
20161215
見知らぬ土地への旅、それもガイドなどいない旅は脳の活性化に役立つ。本を読むことは、見知らぬ世界への旅に似ている。身体は動かさなくても、想像力さえあればどこへでも行ける。即ち、読書は脳の旅だとも言える。読書もリアルな旅も、脳を活性化させる刺激になる。脳の若さは刺激によって保たれる。
20161214
『倉貫:そのボーダーを超えるとどうなるか。私たちのビジョンは、通勤がなくなる世界です。江戸時代、ご奉公のために江戸へ通った参勤交代と同じように、何十年後には「会社に通勤していた時代があったらしい」と語れるようになると思っています。』 https://t.co/kHmINODSeB