ソニックガーデン代表 倉貫義人のサイト

正解のない時代へのマネジメント手法の変化 〜 OKR,OODA,YWT,ザッソウ

ビジネスを取り巻く環境は、ほんの数十年前から大きく変わりました。大量生産のニーズに応えることで成長できた製造業の時代から、消費者ニーズの多様化に加え、インターネットによるビジネスモデルの変化などによって、サービスや企画で価値を生み出す時代になってきました。 かつては、労働者を集めてマニュアル化し、属人性を排除して、同じものを間違いなく大量に作ることがマネジメントでした。メソッドは多数ありましたが、どれも「正解」がある前提でした。正解に合わせたオペレーションを重視していたのです。 しかし、今や企画もマーケティングもデザインも、どれも正解などありません。試行錯誤と失敗を重ねながらも最大限に成果を出 […]

硬い組織よりも、折れない組織づくり 〜 チームのレジリエンスを高めるザッソウ

仕事が多様化して複雑になり、成果を出すために組織やマネジメントの変化が求められています。そんな時代において「チームの強さ」とは一体どのようなものでしょうか。 これまでであれば、ミスをなるべく減らすための徹底した管理や、売上や利益、営業成績や契約件数などといったわかりやすい指標が、チームの強さをあらわすものだったのかもしれません。 しかし、変化が激しく不確実性が高い現代においては、ミスや失敗をしないということはありえません。たった1つの指標に根ざした強みの設計をしてしまえば変化に対応できずに、むしろ強みだったものが一変して大きな負債になってしまうことさえあります。 本稿では、これからの時代におけ […]

雑に相談するか?考えてから相談するか?、ザッソウもう一つの意味

前回の記事では、ザッソウにまつわる質問と回答を書きました。そこではザッソウのうちの「雑談」にフォーカスしましたが、実はザッソウの言葉には、もう1つの意味があります。それは「雑に相談する」ということです。 雑談によって心理的安全性が高まったチームで結果を出すためには「雑に相談する」ことが大事です。本稿では、その「雑な相談」について考えてみます。 しっかり考えて相談するべきか、雑に相談するべきか? 「もっとしっかり考えてから相談しなさい」そんな風に指導されてきた人は少なくないですよね。一方で、そんな人も上司になって思うのは、「もっと早くに相談してくれたら良いのに」というものです。 簡単だと思って仕 […]

雑談ばかりで仕事しない人をどうするか?など、ザッソウにまつわる質問と回答

先日、雑談と相談をあわせて「ザッソウ」と呼んで浸透させることで、チーム内のコミュニケーションを円滑にするための関係づくり、最近はやりの言葉で言えば「心理的安全性」を高めようという本を出しました。 ザッソウ 結果を出すチームの習慣 ホウレンソウに代わる「雑談+相談」 おかげさまで様々なところで講演や取材の機会を頂くのですが、そこで聞かれる質問があるので、本稿では私なりの回答をしたいと思います。 雑談ばかりで仕事しない人をどうするか? 「雑談ばかりで仕事しなくても良いんですか?」そんな訳はありません。 まず大前提にあるのが、そのチームの目的はなにか、ということを確認すべきです。チームである限り、な […]

書籍『ザッソウ 結果を出すチームの習慣』の「はじめに」を全文公開

今週末(2019年8月31日)には、最新刊『ザッソウ 結果を出すチームの習慣』が発売になります。同時発売で10%オフのkindle版も予約できるようになっています。 『ホウレンソウに代わる「雑談+相談」』ということで、心理的安全性を高めてチームビルディング成功に導くザッソウ(雑談と相談)について書きました。 今回は本書の「はじめに」を全文公開します。購入の参考にしてください。 はじめに 「お話があります。お時間をください」 マネージャを経験したことのある方なら、ドキッとする言葉です。だいたいこんな深刻な感じで相談されるときは、「辞めます」といった嫌な話題だからです。 そうなってしまってはもう手 […]

新著が出ます『ザッソウ 結果を出すチームの習慣 ホウレンソウに代わる「雑談+相談」』

今年2冊目となる書籍を出すことになりました。2019年8月末に発売予定です。Kindle版も同時期に発売になる予定です。今回のテーマは「ザッソウ」です。 ザッソウとは「雑談と相談」を合わせた言葉で「雑に相談する」という意味もあります。雑談があるから相談しやすくなり、人間関係が構築されて心理的安全性が高まります。雑な状態でも相談すれば、仕事はうまく進みます。 前作「管理ゼロで成果は上がる」を読んでいただいた感想の中でも、もっとも反響の大きかったのが、この「ザッソウ」の章でした。 このことは、おそらく現代社会で働く皆さんの仕事が、以前よりも非常に複雑化していく中で、たった一人では解決することが難し […]