人の思い込みを変えることは難しい。思い込みは信念とも言い換えられる。人は失敗してみなければ気付けない。しかし大きく失敗するとリカバリーできない。だから小さく失敗して思い込みを正していくことが大事だろう。自分ならそれで良いけど、誰かに小さく失敗させるというのは難しいね。
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ただ Kent Beck のXP白本第1版だけは、本当に教科書のように読み込んで憶えて、真似て実践しようとするところから始めたんだった。私の守破離の守だった。
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ユーザの声を聞くべきか、聞くべきでないか。フォードの速い馬の逸話のように、聞くべきでないという話は多くの作り手の心に刺さるようだ。ただ聞けば良いとは思わないし、かといって全く聞かなくても良いという訳でもないはずだ。難しいところだな。
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組織にとって緊急ではないが重要なことをする旗ふりは、組織のトップじゃないとなかなか出来ないと思うし、それこそがトップが担う役割分担なのかな、と思う。
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自分の得意なことは、常識を疑うこととビジョンを考えることだけど、それだけでは遠くを見えても前には進めない。うちには、そもそもを考えることと現実的な進めかたを考えてくれる副社長がいて成り立ってる。彼のCOOの肩書きは伊達じゃない。
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プログラマとして会社に入ってから初めて実務の経験を積むのは良いが、採用時にはそれに必要な論理的思考力があるかどうかは見極めるべきだ。そういう意味で、文系に比べて理系の方が、論理的思考力を鍛えられる機会は多かったはずで、その理由で理系を中心に採用するのはわかる。
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成功体験は捨てなければいけない。成功体験は変化を止める。その成功と同じ状況や環境は再現されない。世界は常に変化している。失敗からの学びの方が有益だ。
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職人に囲まれて仕事が出来ることの何と楽しいことか。お客様にもぜひソフトウェア開発の楽しさを知ってもらいたいという思いがあります。
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情熱だけで仕事してても続けられない。お金だけで仕事しててもつまらない。右手に情熱を、左手に算盤をもって、商売の仕組みを作っていける人が起業家になれるんだろうね。
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自分のアイデアをプロダクトでそのまま表現できるソフトウェアエンジニアは本当に素晴らしい。思いを持つことと、実現できる実行力、両方を持ってる人は実にいいね。再認識した夜でした。
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上司の評価のために仕事をするのではなく、お客様のビジネスのために仕事をするという意識を持つことが大事。お給料は会社から出るのではなく、お客様から頂いてるんです。
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プログラミングをしたい情熱があるなら、今すぐプログラミングすれば良いのだ。今の時代、ノートPCとネットさえあればプログラミングできる。転職なんてのはそれから考えたって遅くないですよ。
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今日はマーケティング戦略について考えてる。何度か戦略を考えることをやってると、そこにもプロセスがあることに気付く。戦略そのものの前に方針や姿勢を決めることが大事なんだよね。
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エンジニアであっても、ビジネスの文脈で生きてる限り、経営や商売の感覚をもって働ける人がやっぱり強い。専門家であることは良いが、商売の感覚がなければチームに貢献出来ない。チームでゴールを共有するというのは、そういうことだと思う。
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論理的思考力は先天的なものか後天的なものかと言えば、先天的なところもあるが、それは天才の話で、一般的なレベルであれば、素養さえあれば鍛えることは可能だと思う。これは、どの才能にも言えることだと思うが。
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経営のような正解のないようなことはどれだけ勉強しようが答えは出ない。哲学や理念を徹底的に議論しあって、自分たちの判断基準を持つことが大事なのかな、と思う。
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ビジョンやワークスタイルの目指す方向が一致する方とのコワーキングは本当に楽しい。それを永続的なビジネスにしていくのは経営者の役割として色々と考えようと思います。
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複雑で難しい仕様を理解して、難しい技術を使って実装しきれたら、やり遂げて気持ちよくなれるけど、それよりも、複雑だった仕様をシンプルな仕様にすることに努力して、簡単に実装する方が、本当はユーザにもお客様にも価値があるし、かっこいいはずだ。