絶対に正しい決断なんて誰にも出来ない。市場や環境の変化の激しい時代に、何がうまくいくか、本当にわからない。わからないならば、慎重に考えて、なるべく正しい答えを予想しようとするのではなく、素早く決めて、間違いを早めに潰していくやり方もある。少なくとも考えてるだけでは機会損失になる。
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ソニックガーデンの「納品のない受託開発」も、実際の中身はプロフェッショナルサービスで、顧問CTOを請け負っている。提供方法を徹底的に合理化して、ITで効率化することで、これまでの水準に比べ非常に安価に提供できるため、たとえ小さな会社でもCTOを持つことの出来るサービスにできた。
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採用にかなりの時間と、それに伴うコストをかけている。本当に良い人を採用するには、時間がかかる。これまで、人を採用するのに焦ってうまくいった試しがない。そうして時間とコストをかけて採用していることこそが、他の会社やお客様のところで出来ないとしたら、それが私たちの強みにもなっている。
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どんな経営をするかは、経営者の数だけあるし、正解なんて無い世界。何を目指すか、何を大事にするか、どうやるか、違ってきて当たり前。だから、自分の考えを証明するために起業するんだろう。ただ、全員が起業家や経営者になる必要はないので、似た価値観の人達と一緒に働く選択をしたらいいと思う。
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プログラミングの腕を上げるために効果的なのは、熟練者によるコードレビューを受けることだ。一人きりでコードを書き続けるよりも、早く上達する筈。やってみてからフィードバックをもらうことが教訓に繋がる。であれば同様に、仕事の進め方もレビューを受けた方が成長できる。それがワークレビュー。
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サラリーマンから独立する時、辞めてから営業しようと考えてたら大火傷してしまう。営業が実を結ぶのは、相手のあることなので、時間がかかる。その期間、会社にいれば給料は出るけど、独立してたら収入はなくなる。独立する気なら、辞める前から大変でも昼に働いて、夜に営業活動する位した方がいい。
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事業の中で難しい問題を考えるとき、殆どの問題が数学のようにただ一つの正解があるなんてことはなくて、いくつも選択肢があって、どれを選ぶかを決断して進めてみて、それで結果が出るかどうかしかない。経験を積むと、選択肢の幅が広がるし、筋の悪い選択肢には気付ける。それでも正解はわからない。
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昔からのコンサルタントとかのプロフェッショナルサービスもそのうちの一つで、やり方次第では、これまでは大企業でしか頼めなかったようなコンサルティングを、もっと多くの小さな会社や困っている人たちにも提供できるようになるかもしれない。そうして、あちこちでジャイアントキリング起こしたい。
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社内コミュニケーションで起きる問題は、大きな組織になればなるほど顕在化してくる。それは同じ社内であっても知らない人とは助けあうのは難しいから。たとえ大企業であっても、小さなチームのように、お互いのことを助けあいたいと思えるようにすることが、私たちの考える社内SNSの目指すところ。
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いい質問や鋭い質問など、質問スキルは大事。いいエピソードを引き出すのは、いい質問。本質的な議論のためには、鋭い質問。質問力を高めることで、コミュニケーションをより円滑にすることが出来そうだ。ポイントは、より原点に近づくwhyを聞くことと、近い未来のための具体的な話を聞くことかな。
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権限移譲について調べていたら見つけた言葉が松下幸之助さんの「任せて任さず」。確かにそのとおりだ。ただ、そのさじ加減が難しい。
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何か新しいことを始めると、決まって「それはこういう場面で使えない」「どこどこだと難しい」と言ってくる人たちがいる。新しく始めたばかりの事業で、これまでと同じ全てのニーズを完璧に応えられる訳ないし、応える必要はないと思う。まずはニッチなところからでも実績を作り広げていくことが大事。
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毎日毎日、決めても決めても新しく決めることが出てくる。小さな決断で訓練していくことで、段々と大きな決断が出来るようになってくる感じがする。決断する、という仕事にも訓練が必要だということだろうな。
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昔ながらのやり方で、無駄も多いけど、その分それなりのお金を頂いてやってる業界って、まだまだ沢山あって、そういうところに、ITを活用して合理的にビジネスを設計することで、ユーザにとってこれまでよりも安価でスピーディに得られて、提供者にとっては効率的で利益も出るような事業はできそう。
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競合よりも価格や機能で選ばれるような商品にすると、価格や機能で簡単に乗り換えられてしまう。そんな消耗戦は大手の戦略。コンセプトやビジョンに共感してもらって選んでもらえると、長くお付き合いしてもらえる。マス向きではないし、シェアも小さいかもしれないけれど、小さな会社には十分で幸せ。
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社内向けのブログ書いた。やはり喋って話をするより、文章に起こす方が時間がかかるので大変だ。人数が少なければ、ビジョンや戦略、考えを伝えるのにコストはかからなかった。人数が増えてくると、全員が揃うことがなかなか難しいので、同じ話でも何回もするし、文章でも補完していかないといけない。
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戦略の立てかた。戦略は半年に一度位の単位で見直すのが良さそう。最初にその期間にやってきたことを思い返し、仮説がどうだったか考える。次にそこから学んだことは何かと考える。そうして次の期間にやってみる仮説を考える。その為にボンヤリとでもその先のどうなりたいかビジョンがなければ難しい。
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性善説なマネジメントで大丈夫かと言われるが、誰でも信用してる訳ではなくて、寧ろ簡単に人のことは信用してないから、採用にも受注にも相当に慎重を重ねるし、信用できると思ったとしても、人の気持ちだけに頼るのは恐いので、様々な仕組みを作るのが経営だと考えているので、そんな性善説でもない。