ルールと良識

社内規定について改めて考えている。これまでは、セルフマネジメントできる人だけを採用してきたので、ルールなしで運用をしてきたけれど。

これからセルフマネジメントを身につけていくような若い人の育成に取り組んでいくことを考えた時に、どうしてもルールが必要になってくる。

一人でも成果を出せるだけのスキルや経験を身につけていて、社会性をもって周りと協調しながら仕事を進められることがセルフマネジメント。

しかし、新卒のように経験が浅いなら、ある程度の乗っかれるレールがあった方が成長もしやすくなるはず。ということでルールを考えている。

ルールはマニュアルではない。これだけしていれば良いというものではなく、その中で自由に創意工夫してよい範囲を決めるようなものにする。

ルールによって生産性や成果を落とすようなものにはしない。ルールがあることで、取り組むべき仕事や問題そのものに集中できるようにする。

ルールがあるから従うのではなく、そうした方が自分も周りも良い状態になるから取り組むようにしたい。ルールより良識に従う方が本質的だ。

たとえば、勤務時間のルールに従って出社するってことより、フレックスであっても、チームワークが発揮しやすいから出社するって考えたい。

遅刻をしない・遅れるなら連絡するというのも、ルールじゃなく周りの人に心配させないため。そんな良識が身につけば、ルールはいらない。

なるべくしょうもないルールは作りたくはないし、良識を持った大人になってもらえるようにしたい。ルールだけでなくガイドが必要なのかも。

倉貫 義人
倉貫 義人
ソニックガーデン 創業者
クラシコム 取締役CTO

「納品のない受託開発」の実践者。著書多数。心はプログラマ、仕事は経営者。

新着記事をお知らせするメールマガジンを配信中です。今後の記事も読みたい方はぜひ登録ください。

→購読する
シェア ポスト
前の記事
新任のプロジェクトマネージャが身につけておきたい「イシュー」のマネジメント
次の記事
「どうあるべきか」と「どうしたいのか」