多様な価値観。1つの価値観を持った個人が集まることと捉えるのでなく、個人の中に複数の価値観を共存させると考えることが、真に豊かな人生を過ごすために必要なことではないか。経済的な豊かさだけを追い求めても働き過ぎて何かを失う。時間を大切にする価値観を持てば職場の選択肢も増えるだろう。
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20161107
今となっては電話よりメールという感覚が主流になったが、電話の方が丁寧だと思われた時代があった。同様に、話があるなら実際に会わないと、と考える人がまだ多いが、いずれ会うことの方が失礼にあたるようになるだろう。会うためには、相手にも移動を強要することになるからだ。オンラインで足りる。
20161103
テレワークのイベントに登壇するために、普段は乗らない満員電車に乗って会場に向かう矛盾。久しぶりに乗ったけれど大変だ。通勤で消費されるエネルギーを稼ぐために働いてる面があるのだとしたら、通勤を無くして、その分を働かないようにすれば良さそうなものだが。無駄に消費して、無駄に働いてる。
20161102
新しいツールを使ったり、使い方を変えてみたり、生産性の高い人は工夫してる。ちょっとした工夫の積み重ねで、大きな生産性の差が出る。工夫して作った時間を使って、さらに工夫する時間や新しいことを試す時間に当てる。そうすると指数的に生産性が向上する。稼いだ時間をどこに使うのか投資と同じ。
20161102
gmailのインタフェースをinboxに切り替えて数週間。最初は戸惑ったけど、今は便利に使えてる。少なくともgmailに戻したい気持ちはない。gmailでアーカイブを活用して、受信箱をTODOリストの代わりに使ってる人ならお勧め。リマインダが想像以上に良い。シンプルに仕事できる。
20161021-1
移動は贅沢な行為だ。そんな高コストな行為を仕事の為にするのは非常にもったいない。自動販売機の代わりに、人手で売る必要がないのは、ある意味ハードウェアのロボットによる仕事の置き換えだ。これからの時代は、ソフトウェアとインターネットによって、高コストな仕事は置き換えられていくだろう。
20161001-2
プログラミングを始めるなら、OSや開発環境の構築、なんだったらパソコンの自作から、という考えもある。確かにそれはそれで勉強になるので良いけど、まずは楽しさを覚えることが先だろう。楽しければ自ずと深みにハマる。最初の一歩のハードルは低くても良い。Cloud9は初級者にも良さそうだ。
20161001-1
たまにプログラミングする自分にはブラウザで動く開発環境のCloud9がとても重宝する。何か開発したい時、インストールや環境構築で日が暮れる、という問題を解決してくれた。ウェブだから非力なパソコンやChromebookでも使えるし、githubやFirebaseと組み合わせも楽だ。
20160926-2
どうすればプログラミングが上達するのかを考えている時間があれば、どうすれば保守性が高まるか、どうすれば読みやすくなるか、どうすればパフォーマンスが上がるか、どうすればユーザは喜んでくれるか・・・そうして、作っているプログラムに心を砕いた方が、結果的にプログラミングの上達に繋がる。
20160926-1
プログラムの設計に正解はない。良い設計とは状況に応じたバランス感覚を持って書かれたプログラムだ。バランス感覚を養うためには、良し悪しの価値観を知る必要がある。そのためには、沢山コードを書いて失敗しながら、熟練者からレビューを受けるのが手っ取り早い。自分で考えながら手を動かすこと。
20160921-2
指示命令型のマネジメントは、マネージャが仕事の中身を全て把握している必要がある。それは従来の再現性のある仕事ならば通用したが、再現性のない問題解決や新規創造を求められる仕事では通用しない。従来のマネジメントは、あらかじめ全てが想定された通りに動く手続き型プログラミングに似ている。
20160921-1
リモートワークのデメリットを聞かれることがあるが、思いつかない。私たちの場合、リモートワークが目標ではなく、仕事の効率性を高めること、楽しく働けることを合理的に追及する中での一つのスタイルでしかないからだ。トレードオフで考えずに、どうやって問題を解決するかを考える方がうまくいく。
20160918-2
アウトプットやディスカッションをせず、焦らずじっくりと本を読む。読書は、ただ知識を得られるだけでなく、インスピレーションを受ける貴重な時間。忙しくなると読書の優先順位を落としがちだが、その時間を確保することが、長い目で見ると生産性を高めることになる。これは、運動も同じことだろう。
20160918-1
書籍を出版する際に、まずは電子書籍で出してから、ある程度の売れる見込みをリサーチしてから、紙の書籍にして出せば、コストやプロセスも無駄がない気がするが、どうなんだろうか。それとも、紙の書籍から始めないと売れないのだろうか。電子書籍ありきの出版社があっても良い気もするがどうだろう。
20160916-1
知識創造企業で知られる「SECIモデル」暗黙知と形式知が、組織と個人の間で循環することで、新たな知識が創造される。インターネットの登場により、オープンソースやブログという形で個人の持つ知識や知見が表出化し、コミュニティで連結化されることで、新たな知識創造が社会全体に広がったのか。
20160915-1
企業はマーケティングとイノベーションの二つの機能からなる、とドラッカーは言った。マーケティングは計画して予測できても、イノベーションを計画することは出来ない。計画外の時間からイノベーションは生まれる。いかに経営活動の中に、無駄なように見える余裕を作ることが出来るか、それに尽きる。
20160914-1
起業するのに、身銭を切って裸一貫で始めないことに引け目を感じるとしたら、それは日本的な苦労の礼賛に通じる思い込みだ。起業が目的でなく、その先のビジョン実現こそが大事ならば、社内起業だろうが助成金だろうが、使えるものは使ってリスクを抑えハードル下げて起業した方がスマートではないか。
20160913-1
ナレッジワーカにおける多くの裁量労働の問題点はノルマがあることではないか。ノルマが厳しすぎれば、時間をかけて成果を出す過重労働にならざるを得ない。また指示命令の組織なら、仕事を断ることなど実際のところ出来ない。従来のマネジメントのまま適用しても、表面上のみせかけの裁量労働となる。