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勉強か、経験か、経験してから勉強か、より効率よく身に付けられたのは、経験しながら勉強することだったと思う。経験は脳のキャパを広げるイメージ。勉強は脳に詰めていくイメージ。経験のない勉強はわかった気にはなれる。それは小説読むのと同じ。

シンプルに、シンプルに考えよう。難しい言葉や、目新しいことに振り回されないように。

なるべく例外的な事をしないように。例外はシンプルさを阻害する。個別に対応し続けることは、個別なニーズにしか、答えられなくなってしまう。

何故そのツールが必要なのか、どこまで根本的で本質的な話まで戻って問いかけるか。そもそも論を言い出すのは、コンサルの売り方であって、ツールの売り方ではないが、そもそものところは大事にしたい。矛盾してるか。

積み上げたものを捨てるようなことはしない。これからやらなければいけなくなってしまうことは、捨てる。未来に起こりうるコストを、現在に取捨選択しておくことで、起こらなかったことにする。捨てるというのは、今あるものを捨てるのではない、と思う。

イノベーションを起こすのは企業、しかも一社で、というのは、ただの思い込み、もしくは過去の常識かもしれないな。企業間での連携について、企業内の個人、企業を越えた個人の繋がりで産まれる、もしくは、その考えかたのフレームを変えることこそ次のイノベーションかもしれない。

事業戦略を考える。戦略とは何を優先して、何を捨てるかを決めることだとすれば、大切にするお客さまは誰で、どんな人からは嫌われても良いかを決めることに近いだろうか。八方美人でなく、一部の強烈なファンを掴むこと。わかっていても嫌われるのは怖い。

ビジネスをしていると、商習慣や常識に囚われてしまい過ぎることがある。業界や業種が違う新しい事業をやろうとしている時に、以前の事業での経験からの助言を受けることあるが、それは新しい事業においては的外れであることも多い。これが、既存事業を持つ会社が、新規事業に失敗する理由だと思う。

特定業務における問題を解決するものがソリューションだとして、その要素に必要なのがソフトウェアだとする。ソフトウェアの専門家は多くいるし、特定業務の専門家も多くいるが、そこを結びつけることの出来る人は少ない。どちらに可能性があるかというと、業務知識を持つ方だろう。

SIerとSaaSベンダは、ビジネスが違う。つまり業界が違う。そこを理解せずに、品質管理をそのまま使ってはうまくいかない。受注してから作るのと、シェアを取るために作るのでは、力学やポイントがまったく違う。これ経験談です。

漫画家の凄いところは、原作がある場合もあるけれど、話を創り出すところと、それを絵で表現するところを、一人でやってしまえるところだと思う。プログラマだって、そうありたいよね。

ビジネスで大事なことは顧客の創造。市場を発掘し、新たな顧客を作り出すこと。顧客の創造を考える。顧客は誰で何を求めているか、真摯に考える。

残業ゼロ、値引き無し、訪問営業しない。その事例を聞いた。この仕組みを作れたら強い。そうであっても買ってくれるお客様は、何を魅力として求めているのか。そして、合わないお客様を捨てる覚悟はあるのか。でも、本当に満足してくれるお客様にこそ、大事にしたい。そのための施策でもあるのか。

考えたいことがたくさんあるが、時間は有限だし、世界は止まって待ってはくれない。だからこそ、優先順位が大切なのだけど。

37シグナルズの本を読み返して、改めて、考えさせられている。「計画は予想にすぎない」「計画は、過去に未来の操縦をさせる」「あれがない、これがないと嘆く前に、今自分ができることは何なのかを考えてみよう。」

満たされない、足りない状態からアイデアをひねり出す方が尖ったアイデアが出るに違いない。

コアコンピタンス以外は、自分たちでしないようにする。当然だけどコアコンピタンスなんだから。少人数のスタートアップの場合、コアコンピタンスは人に依存してしまうけれど、だからこそスタートアップなのだろう。

新しい事業やサービスを始めるというときに、何かしら世の中に対して、それを通じて為し得たいという強い思いがなければ、やっぱりうまくいくわけがない。そうでなければ、しんどくなったときにがんばれないよな。思いがあるだけでうまくはいく訳ではないけど、思いがなければ続けられない。