生産性の高い組織を実現するための小口化の原則
高い生産性を実現する方法は2つ。1つは時間あたりの生産量を上げること、もう1つは無駄を省いてロスを減らすことだ。 では後者の無駄を減らすためにはどうすれば良いだろうか。「無駄をなくそう!」なんて掛け…
高い生産性を実現する方法は2つ。1つは時間あたりの生産量を上げること、もう1つは無駄を省いてロスを減らすことだ。 では後者の無駄を減らすためにはどうすれば良いだろうか。「無駄をなくそう!」なんて掛け…
オフィスから少し離れた喫茶店の奥の席で二人の男、上司と部下が向かい合って座っていた。しばらくの沈黙のあと、意を決したように部下は口を開いた。 「色々じっくり考えたんですが、辞めることにしました」 そ…
先日、「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムの青木社長と対談をさせてもらったのだが、個人的にも非常に楽しい機会だった。 ソニックガーデン倉貫義人×クラシコム青木耕平対談 ・【前編】激動の時代、社…
とある企業に二人の優秀なマネージャがいた。彼らはプロジェクトを成功させて、成果を上げることで社内からも一目置かれる存在だった。 * * * 一人は軍曹タイプ。規律を重んじて、しっかりと計画立てて、滞り…
今やどんなビジネスでもITが関係している。ITを支えているのはソフトウェアだ。あらゆるものがソフトウェアで実現される時代になった。そんな事業や生活に密接に関わるソフトウェアだが、その開発について知られて…
先日ソニックガーデンが、「働きがいのある会社」ランキングで5位に入選しましたが、今度は、第3回ホワイト企業アワードにてイクボス部門を受賞しました。「働きがい」に続いて「働きやすさ」という面でも、対外…
なぜアジャイル開発が必要とされるのか アジャイル開発と呼ばれるソフトウェアの開発手法がある。少しずつ実際に動くプログラムで機能を作っていく手法だ。一度に作って終わりではなく、本当に必要な機能から作って…
先日、Great Place to Work®の開催する「働きがいのある会社」ランキングにて、私たちソニックガーデンが小規模部門で初エントリーながらベストカンパニー5位に選出して頂きました。ありがとうございました。(詳…
私たちソニックガーデンの「納品のない受託開発」は、納めて終わりの商売ではなく、月額定額の顧問として継続的に開発するサービスだ。要件定義の難しい新規事業や、継続的に改変していく業務改善といった場面での…
2017年のソニックガーデンの経営を振り返ると、セルフマネジメントでフラットな組織のままで30人の壁をなんとか越えて、この先も変わらぬポリシーでやっていくための土台づくりに取り組むことが出来た。(参考:去…
私たちソニックガーデンでは、数年前に個人評価をやめた。エンジニアの評価は短期的には難しいし、外発的動機よりも内発的動機を重視した方が圧倒的に生産性が高まるからだ。評価をやめて、経営者と社員の両方にス…
講演や取材などで「管理がない」という話をすると驚かれる。特に、リモートワークなのに管理はどうしているのか、本当にちゃんと働くのか?サボらないのか?という疑問が浮かぶのだろう。 確かに目の前にいなけれ…
「心はプログラマ、仕事は経営者」プログラマである自分が働きたいと思える会社を作りたいと思って経営をしてきた。結果として、セルフマネジメントでフラットで自己組織化された組織、最近だとホラクラシーと呼ば…
仕事におけるチームのマネジメントをしていて、サッカーの監督がとる戦術が参考になるな、と昔から感じていた。 サッカーの世界で有名な「トータルフットボール」すなわち「ポジションが流動的で、且つ全員攻撃全…
プログラミングには、論理的に考える力と抽象化して本質を捉える力が求められる。これらは、なにもプログラミングに限らず、あらゆる仕事の場面で役に立つ。むしろナレッジワーカーにとっては基礎力といっても良い…
社員一人ひとりが会社で本来の自分を曝け出すことができること、そして、それを受け入れるための「心理的安全性」、つまり他者への心遣いや共感、理解力を醸成することが、間接的にではあるが、チームの生産性を高…
2016年のソニックガーデンの経営を振り返ると、新規事業の創出、オフィスの本質、人が増えた組織のマネジメントに取り組んできた。それらの取り組みは、一般的にイメージされる「会社」とは違う、新しい会社を作る…
世の企業の多くは、既存事業で稼ぎながら、次の商売のネタを探して新規事業の立ち上げを画策している。優秀な経営者なら、いつまでも市場が変化しないとは考えていない。変化に対応するためには新規事業が必要だ。 …